4月21日(金)の東京新聞朝刊の「Trend Focus」という特集記事で、エコガラス・プロジェクトがとても大きく取り上げられました。今後の活動展開で皆様があちこちで目にすることになる、エコガラスのすばらしい遮熱効果を楽しく体感できるツール「エコッ手」がカラー写真で出ています。見逃したかたは中日新聞社のサイトにも掲載されていますので是非ご覧になってみてください(^-^)
翌4月22日(土)は「アースデイ」でした。アースデイって何なのか、恥ずかしながら私は知らなかったのですが、板硝子協会のある丸の内では、アースデイウイークとして4月15日から23日まで様々なイベントが開催され、六本木ヒルズ界隈でおなじみの人力車「ベロタクシー」も登場して希望者を無料で乗せてくれていました。あらためてこの活動を調べてみると、1970年米国ウイスコンシン州選出のG・ネルソン議員が、4月22日を「アースデイである」と宣言したことに始まる今年36年目を迎える市民運動で、現在世界187ヶ国余りで展開されている世界最大の環境イベントなのです。地球に感謝し、そして美しい地球を守る意識を世界中で共有する日、これがアースデイの理念です。
ところで、今年初めにNASA(米航空宇宙局)ゴダード宇宙研究所の世界の気温データを研究するグループは、2005年の地球表面の年間平均気温が過去100年間で最高を記録したと発表しています。アースデイの始まった1970年代の半ば以降、地球はおよそ摂氏0.6℃近く上昇しており、過去100年では摂氏0.8℃上昇しています。しかも、ゴダード研のJ・ハンセン所長によると、「過去100年の内、最も暖かい年の5番目までがここ8年間に集中している。」というのです。また、この研究データの注目すべき点は北極地域の気温が大幅に上昇しているところです。主要都市から遠く離れている北半球の高緯度地域の温暖化は、決して都市部における特定した地域の汚染の影響ではないことを示していると考えられるのです。
一方、NCAR(米国立大気研究センター)が、最近IPCC(気候変動に関する政府間パネル)により構築された21世紀の温室効果ガス排出量見積をもとに新たに行ったシミュレーションによると、2100年までに北半球の永久凍土層―北半球陸地の約1/4に含まれる少なくとも過去2年間摂氏0℃以下のままだった土壌―の約90%がとけてしまうだろうという結果が出ています。永久凍土の融解は北極海への大量の水の流入による海水面の上昇だけではなく、世界の土壌中に蓄積されるCO2の30%以上を保有している永久凍土から、化石燃料による排出をはるかに上回る大規模なCO2やメタンガスが排出されるということです。「愛・地球博」で展示されて話題となったマンモスの頭部発見も、この永久凍土融解の進行が関係しているのでしょうか。
アースデイの理念を受けて活動をしているような人たちが存在する一方で、私達ほとんどの人は日々の仕事や生活に追われて、まだなかなか地球温暖化問題を真剣に受けとめるところまではきていないのが現実ではないかと思います。私もこのエコガラス・キャンペーンにかかわることをきっかけに、NASAやNCARのレポートを読むような機会を持ちました。
美しく、そしてかけがえのない私達の地球を守るために、自ら何ができるのか、何から始められるのか・・・。遅ればせながらですが板硝子協会も「チームマイナス6%」に参加しました。