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2006年09月24日

ぱたぱたブースが熊本でデビューしました

 先週開催された「モーニング娘。“熱っちぃ地球を冷ますんだっ。”文化祭2006in横浜」は2日間で37,000人の入場者がありましたが、そのうちの1割に当る3,700人もの方々が「ガラスの森」移動展示車にエコガラスを体感しに訪れてくれました。ファミリー層を中心とした長蛇の列ができ、車に積まれたエコっ手やエコボールもさすがにオーバーヒート気味でしたが、なんとか踏ん張りました。お父さん・お母さんだけでなく、お子さん達もエコガラスの存在を覚えてくれたら嬉しいですね(^-^)

さて、まだその余韻もさめない一週間後、今度は「ぱたぱたブース」が熊本市でデビューしましたので、今日はその様子をご紹介します。

 熊本県を中心にLOHAS(ロハス-Lifestyles of Health and Sustainability)な暮らしを提案し、環境や健康、省エネルギーに配慮した住宅を専門に手がけるビルダーE社の社長さんから、「我々はエコガラスを標準採用しているのですが、これから住宅を建てようと検討されているお客様に、その素晴らしさを是非ツールを使って体感していただきたいのです。」ということで、「ぱたぱたブース」貸し出しのご依頼がありました。

 展示の場所はビルダーさんがしばしば行う「完成建物見学会」の会場で、お施主様に引渡し間近のE社が手がけた住宅の中です。まだ外溝工事が進行中でしたが建物は内装まですっかり完成しており、将来はそのお宅の奥様の居室になるところに「ぱたぱたブース」が設置されました。もともとはコンベンションセンターなどの広い展示会場での使用を想定して設計したツールですので、ご依頼はお受けしたものの「初めての貸し出しでもあるし大丈夫かな…」と気をもみましたが、何とか上手くお部屋の中に収まりました。

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 当日はお天気に恵まれて朝から次々とお客様が訪れ、E社の社員やお手伝いに来たガラス販売会社の営業担当者の方々が、エコっ手とエコボールを使いながら、エコガラスの優れた遮熱・断熱性能を手際よく説明していました。E社さんのように、環境に配慮したエコガラスを使う住宅を積極的にお客様にご提案されるビルダーさんが、これから全国にどんどんと増えていってくれるとよいですね。

見学会がスムースに流れていく様子を確認して私は会場を後にしましたが、その帰り道、空港へ向かうためのバスターミナルに行く途中で、市の中心部にある熊本城のすぐそばまで行ってみました。戦国武将の加藤清正が築城し、明治維新後に起こった西南の役では西郷隆盛率いる薩摩軍の激しい攻撃にも持ちこたえた名城です。来年は築城400年記念の年にあたるとのことで、現在復元作業が進行中です。往時をしのぶ「武者返し」と呼ばれる美しい曲線を描く立派な石垣は目を見張るものがありました。

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2006年09月18日

地球温暖化防止イベント・モーニング娘。“熱っちぃ地球を冷ますんだっ。”文化祭2006in横浜

板硝子協会では、9月16日(土)、17日(日)の2日間、「地球温暖化防止イベント・モーニング娘。“熱っちぃ地球を冷ますんだっ。”文化祭2006in横浜」に、エコガラスの説明をする為に、「ガラスの森」移動体感車を出動させました。

モーニング娘。と、ハロープロジェクトの人気はすざましく、たくさんの方が会場にきていました。もちろん、エコガラスの体感もたくさんの方に、体感していただきました。ありがとうございました。

「ガラスの森」移動体感車では、省エネに利く「エコガラス」の2つの機能を体感していただきました。

1つ目は、「冷えにくいエコガラス!」
①エコガラス②ペアガラス、③1枚ガラスを、同じように冷やして、表面の温度がどの位違うかを触り比べてもらいました。冷たさが伝わらなければ、冬場、室外の冷えびえ感が部屋の中に伝わらないので、部屋が冷えにくい。よって、暖房の頻度を下げることができます。これが省エネになります。

2つ目は、「ソーラコントロール」
60%の太陽の日射熱をカットするエコガラスは、夏場の太陽の日差しをカットします。最近は、自動車でも使われていますが、日差しをカットすれば、夏場は、部屋が暑くなるのを防ぎます。だから、冷房の頻度を下げることができ、省エネになるのです。

全てを説明できる時間がなく残念でしたが、エコガラスは、結露防止や紫外線カットという機能も持ち合わせた省エネガラスなのです。

この会場では、モーニング娘。、エコモニ。、美勇伝、Berryz工房、矢口真里さん、℃-uteと、たくさんのアイドルが、地球温暖化を止めたいという一心で、集まった皆さんに呼びかけていました。ウルトラマンや、アンパンマンも一生懸命でした。
呼びかけの内容は、地球温暖化の原因である、二酸化炭素(Co2)の事から、二酸化炭素(Co2)を削減するために何をしたらいいのか会場に集まった皆さんに説明していました。

クイズ形式をとり、皆で考えようといった企画や、ドラマ仕立ての企画は、どれも分かりやすいすばらしいもでのでした。海面上昇や、異常気象といった生々しい話は、まだ、日本では、あまり実感はありませんが、我々は、本気で取り組む問題だと再認識しました。海外では、世界遺産が海に沈むとか、島が無くなるという話は良く聞きますし、日本でもすごい雨が降ったり、海水の温度上昇が原因で、台風が多いですよね。

会場に集まった方は、若い世代も方も多く、とても意識の高い方が多かったような気がします。一人一人が勉強して、少しずつ努力すれば、必ず熱っちい地球を冷ます事ができる。そう信じて、これからもエコガラスの認知活動をしていきたいと思った2日間でした。

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2006年09月15日

旭山動物園 ― 日本で最も北にありながら最も活気のある動物園(その2)

 今回は後半です。旭山動物園の名前を一躍有名にしたオランウータン、シロクマ、そしてアザラシの展示の様子をご紹介しましょう(^‐^)

 園の一番奥の一角にあるのが「おらんうーたん館」です。建物の外には高い2本のポールが間隔をあけて立っていて、その上は太いロープでつながれています。普段は屋内にいるオランウータンが、エサを与える「もぐもぐタイム」になると、屋外へ出てこのロープを上手に伝って移動する姿が見られるのです。この様子を一目見ようと集まった大勢の観客の頭上を、悠々として渡っていくオランウータンの姿は圧巻です。渡り終えると「どうだおまえら、見たか!」と言わんばかりの表情で観客の方を見るオランウータンです。

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 一番人気の「ほっきょくぐま館」は、「ぺんぎん館」や「もうじゅう館」とは中央通路をはさんで反対側に位置します。ここではプールを泳ぐ巨大なシロクマをガラス越しに見ることができるだけでなく、<シールズアイ>という地面に突き出した小さな透明半球の内側から、地上を歩くシロクマの姿を間近に見ることもできるのです。この「氷の隙間から呼吸をしようとして顔を出したアザラシの気分」を味わえる<シールズアイ=seal’s eye>の側に、シロクマがやってくるかは運次第。残念ながら私は離れた場所にいる姿が見られただけでした。

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 「ほっきょくぐま館」と並んで人の列が絶えないのが「あざらし館」です。地上にあるプールでは気持ち良さそうに泳いでいますが、これはよその動物園にもあるありふれた光景。面白い仕掛けはそのプールの下の建物にあります。建物中央にある大きなアクリル筒の中を、アザラシが時折潜って上ったり下ったりするところが見られます。筒の周囲に出できた人垣はその瞬間を今か今かと待つ観客です。アザラシが筒の中を通ると、おおーっ!と歓声があがります。

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 旭山動物園はパンダやコアラなど、特別に珍しい動物がいるわけではなく、ましてや便利な場所にあるわけでもありません。でもたくさんの入場者があるのです。動物や施設に大金をかけなくても、園長以下職員のやる気と努力が常識にとらわれない展示アイデアや工夫を生み出し、動物園ビジネスモデルの成功パターンを作り上げたのだと思いました。
 
 最後におすすめのお土産をご紹介します。元動物園職員の絵本作家あべ弘士さんのかわいいシロクマの絵が箱に描いてある「白くまシュー」。ミルクの風味のクリームが絶品です
(^о^)


2006年09月13日

旭山動物園 ― 日本で最も北にありながら最も活気のある動物園(その1)

 「ガラスの森童話賞」最優秀賞を受賞された山本鍛(やまもと きたえ)さんにお会いするために北海道旭川市にいきました。この町は日本の最低気温記録を持つ都市ですが、ここにある市営の旭山動物園は、日本だけでなく中国や韓国でもそのユニークな動物の展示手法で知られており、この数年特に多くの観光客が訪れるようになりました。

 平成6年に野生のキタキツネが媒介する「エキノコックス」にゴリラが感染して死亡するという悲しい事件が起こり、園は一時閉鎖されて入場者は20万人にまで落ち込み、このまま閉鎖かとまで言われたのですが、その後、園長以下職員の努力によって奇跡の復活を遂げ、昨年の入場者は200万人を超えるまでになりました。この話は最近テレビドラマ化もされていますのでご存知の方も多いでしょう。その旭山動物園の様子をエコブログの読者の方々に、オリジナルの写真を添えて2回に分けてご紹介いたしましょう(^-^)

 1回目はペンギン、猛獣類を中心とした園内の様子です。正門を入るとまず園内の地図が目に入ります。思ったほど広くはないのですが、山腹に沿って作られているために、奥に行くに従って上り坂になっていくのがわかります。

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 フラミンゴや白鳥のいるケージを過ぎるとそこは「ぺんぎん館」です。プールの下に透明なチューブがあり、頭の上や横をペンギン達が砲弾のような速さで泳ぐ姿が見られます。ペンギンは泳ぐときに羽の隙間から細かい気泡がでているのがよく見えました。

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 「ぺんぎん館」の隣は「もうじゅう館」です。ここのユニークな展示手法は珍しい「ユキヒョウ」の姿を、金網越しに真下から見られるところです。触ってはいけないのですが、飛び上がれば手が届きそうです。ネコ科の猛獣達は夜行性のせいなのか、昼間はみんなごろりと横になって眠っていますね。

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 北海道の猛獣といえばはずせないのは「ヒグマ」です。大きな体、日光に照らされて金色に輝く背中の毛並みは見事です。ガラス越しに真近で顔を見ることができました。この動物園の魅力の一つは、どの動物もすごく近くで見ることができるということだと思います。

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 最近オープンしたという「チンパンジーの館」はその先にあります。今日のチンパンくんはあまりご機嫌がよくないご様子。遊具を引っ張ったり、金網をたたいて歩いたりしてさかんにお客さんを威嚇していました。

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 ここまできて正門を振り返ってみると、山肌にそって切り開かれた土地につくられた動物園だということがよくわかります。

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 次回はこの動物園の目玉である「あざらし館」、「ほっきょくぐま館」、「おらんうーたん館」の様子をご紹介します(^о^)


2006年09月07日

Tokyo MidTown Project

 建築仕上学会主催の見学会に参加して、六本木の防衛庁跡地で建設中の「東京ミッドタウンプロジェクト」建設現場に行ってきました。プロジェクトの計画面積は約10万㎡、54階建の高層棟を核にして、オフィス、ホテル、住宅、美術館、レストランやショップなどの商業施設、公園が集まるかなり大きなプロジェクトです。もともとあった緑地も上手に生かした再開発で計画面積の約40%が緑地として整備され、「東京の中心部にありながらも自然に囲まれた街区の創造」というのが一つのコンセプトになっています。既にほとんど外部が完成した建物の姿は、六本木の交差点からも見ることができます。

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 建設会社の方から一通りの説明を受けたあと、エレベーターに乗ってまず高層棟の42階に上がりました。雨混じりの曇天でしたが、窓からは東京湾を背にした東京タワーをはじめ、皇居、新宿新都心など東京の街全体が360度見渡せ、すぐ側には高さを競うようにして六本木ヒルズタワーがそびえています。3,000㎡以上あるフロアは、一区画500㎡単位で賃貸することを想定した柱のない広々とした空間です。

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 プロジェクトの5つの建物に囲まれるように作られた空間には、「六本木」の地名を表しているという高さ25mの6本の樹木のような柱に支えられた、巨大な白いガラスのキャノピー(屋根)があります。下に立って見上げるとその大きさに圧倒されそうになりました。

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 小さなキッチンがあり、シンプルな内装仕上げの住宅棟にも入ってみました。ここは帰国を控えた外国人の家族が出国までの間、一時的に滞在するためのサービスアパートメントとなるとのこと。一戸40㎡程度で家賃は60万円/月程度だそうです。

 東京ミッドタウンのグランド・オープニングは来年の3月末ですが、3年近いプロジェクト建設もいよいよ追い込みに入り、今は全体で5千人もの人が作業に従事しているとのことです。来年の今ごろには「ヒルズ族」ならぬ「ミッドタウン族」があらわれるのでしょうか・・・

 それでエコガラスは使われているのかって? はい、残念ながら窓ガラスは殆どが海外製品でしたが、エントランス付近の低層棟の1階部分には、しっかりと大きなエコガラスが使われていました。


2006年09月03日

二百十日の到来 ― 9月になりました

 9月1日は暦でいうところの二百十日です。二百十日は、立春から数えて二百十日目ということで、この時期は台風シーズンと重なります。日本ではこの時期が稲の開花時期にあたりますが、台風による強風で稲の花が散らされたりすると、その年は不作になるため、米作農家の方々にとってはひときわ天候が気になる時期でもあります。

野分して 盥に雨を 聞く夜かな (松尾芭蕉)

 芭蕉の詠んだこの「野分」は二百十日前後に吹く強風のことで、いわゆる台風のことだと中学生の頃に習いましたが、野原の草を分けるように強い風が吹く有様から、昔の人は野分と呼んだのでしょう。

 有楽町駅のすぐそばにある東京国際フォーラムは10年余り前に建てられた建物で、中が全部吹き抜けの上、外壁が上から下まで透明なガラス張りのその姿は周囲に異彩をはなっていますが、残念ながらエコガラスは使用されていません。その代わりというわけではないでしょうが、足元のイベントスペースには40本余りの大きな欅(ケヤキ)の木が植えられています。9月2日は土曜日なので休みでしたが、仕事を片付けるために昼過ぎからオフィスに出たところ、このスペースに屋台に改造された自動車が10台余りも出て、ジャズ演奏のイベントが行われていました。

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 普段の土日はオフィス街なのでそんなに人はいないのですが、今日はたくさんの人がいて、木の下に出されたテーブルに座って、屋台自動車で販売される料理を食べたり、ビールを飲んだりしながらイベントを楽しんでいます。そんな人達の間を縫ってオフィスに行き、一人デスクに座り黙々と仕事を片付けていたら、いつのまにか6時を過ぎました。

帰りにイベントスペースを横目で見るとそのあたりはまだ明るくて、プログラムはさらに夜遅くまで続くようです。木立に囲まれたイベントスペースを見るにつけ、「あの大きな東京国際フォーラムの建物のガラスが、もしも全部エコガラスだったならば、さらに環境にやさしい空間になるのに。」と思わずにはいられませんでした。


 

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