地球温暖化防止対策に日本人の集団行動気質は利用できる?
ルポライターの早坂隆が書いた「世界の日本人ジョーク集」(中公新書ラクレ)という本が売れています。世界の国々で楽しまれている?日本や日本人をネタにしたジョークや小噺がその背景とともに紹介されている本ですが、読んでいて思わず大笑いするもの、苦笑するものなど、とにかく外国人の目には日本や日本人がどのように映っているかの片鱗をうかがうことができます。
日本人が外国や外国人をネタにしたジョークを使うのは一般的ではありませんが、欧米ではしばしば耳にします。人種や民族によってその行動や性格の差を比較して笑いのモチーフにするいわゆる「ethnic joke」というものです。米国では特にポーランド系アメリカ人に対して、変わっているとか間が抜けている人の代表のように言うことがあります。例えば「切れた電球を替えるのには五人のポーランド人が必用だ。何故ならやつらは一人が椅子に乗って電球を持ち、残りの四人が椅子を回すから。」というような具合です。インドでもシーク教徒(頭にターバンを巻いている人たちです)は「サダジー」と呼ばれて、ウソつきとか間抜けの代表のように扱ったジョークや小噺があります。もっとも、いずれの場合も旅行などではなく、暫くその国に住んで暮らしていないとなかなか実際に聞いたりする機会はないのかもしれませんが。
ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。船長は速やかに船から脱出して海に飛び込むように指示をするために外国人客達にこういった。
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ!」
イギリス人には「飛び込こめばあなたは紳士ですよ!」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています!」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ!」
フランス人には「飛び込まないでください!」
日本人には「みんな飛び込んでいますよ!」

これはこの本に収録されていたものですが、日本人の集団行動を皮肉ってよくあらわしており思わず声を出して笑ってしまいました。
ところで私達の地球温暖化防止への取り組みはどうでしょう。やはり日本人にとってはこのジョークのように「みんな取り組んでいますよ!」ともっと言えるような状況を作り出すことが、さらに推進させていくためには一番効果的なのでしょうか?
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