IPCC第4次評価報告書の発表とENEX2007東京
2月3日(土)に各新聞でも大きく取り上げられましたが、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第1作業部会(気候システム及び気候変化の自然科学的根拠評価の担当)がパリで開催され、地球温暖化の実態と今後の見通しについて最新の見解が取りまとめられました。今回で第4回目となる報告書では、単に地球温暖化が起こっていることを断定するだけではなく、それが「私達人間の活動に起因する温室効果ガスの増加が原因である」とほぼ断定されています。2001年の第3次報告書の中では、「可能性が高い」という表現にとどまっていましたから、さらに踏み込んだ指摘がされたことになります。
今回の取りまとめの中で新たに出された予測がいくつかあります。その主なものは、
① 2030年までは社会シナリオによらず、10年あたり0.2℃の気温上昇
② 北極海の夏の氷が21世紀後半までにほぼ完全に消滅する可能性
③ 大気中のCO2濃度上昇により海の酸性化の進行
などですが、どれも人類だけではなく、地球上の多くの生物に深刻な影響を与えるものばかりです。世界各国の多くの研究者が3年をかけて取りまとめたこの報告は、地球温暖化の議論に科学的根拠を与えるものとして、私たち一人ひとりも極めて重たいものとして受け止めなければならないと思います。
IPCCの発表に合わせるように、2月は「省エネルギー月間」として様々な関連行事が行われますが、板硝子協会も1月31日から2月2日にかけて、東京ビックサイトで開催されたENEX2007展にガラスの森移動展示車を出展しました。事務局発表によると、3日間の来場者は昨年度を10,000人以上も上回って50,000人を超え、省エネルギーや地球温暖化問題に対する関心の高まりを改めて感じました。
今回は、同じく出展していた樹脂サッシ普及促進委員会(J-Mado)さんと部分的なコラボレーションを行い、ガラスの森では樹脂サッシとエコガラスを組み合わせた小型のカットサンプルを用意してエコガラスの窓枠への納まりを見せる一方、J-Madoさんでは、展示ブースのパネルに「エコガラス」と大きく表示し、樹脂窓枠とエコガラスの組み合わせによる最高性能の窓をアピールしました。


ガラスの森は今回も盛況で、3日間で約1,900人にのぼる方がエコガラスを体感し、説明を聞いてくださいました。昨年9月末に「省エネルギー教室」でエコっ手を使った授業を受けた神奈川県平塚市の小学生さん達も課外授業で訪れ、今度はエコボールでエコガラスの断熱性能を体感してくれました。生徒の皆さんは以前に体感したエコっ手のことをよく覚えていてくれました、嬉しいですね。


今回のエコレディは写真の3人。皆さんこれまでの展示会でガラスの森をお手伝いした経験があるので、説明や誘導もとてもスムースに進みました。「笑顔はもちろん、ユニフォームも可愛い!」と来場者のおじさんたち?に評判です。

