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"カタチ"から入るのもいいじゃない。

私たちの多くは、何か新しいことを始めるとき、多かれ少なかれ“カタチ”から入る傾向があります。

例えば、この夏注目を集めた高級ブランドであるアニヤ・ハインドマーチの「エコバッグ」。日本に限らず、発売された国々で数量限定のバッグをわれ先にと買い求めるお客の姿が見られました。ある報道番組では、そうしたお客の姿に「そもそもエコロジーという考えに反する」という指摘がされていました。イタタタ・・・。

でも、少し視点を変えてみれば、“カタチ”から入ろうとミーハーだろうと、結果としてマイバッグで買い物をする人が増えれば、喜ばしいことではないでしょうか。
実際、マイバッグが推奨され始めたのはずいぶん前のことですが、今ひとつ普及が進みませんでした。その理由としては、「デザイン性に欠ける」とか「特定のスーパー名が入っていて使いづらい」といった、見た目に関するものが少なくなかったように思います。エコバッグだからといって必ずしもシンプルである必要はなく、「これをマイバッグにしたい!」と思わせる商品が、企業のコラボレーションによってもっと登場しても良いのではないか、と思います。

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見た目という点で、例をもう一つ。

スターバックス・コーヒーが日本に進出し始めた頃、アメリカンな雰囲気漂うカップを手にさっそうと街を歩く姿が、妙に「カッコよく」映ったものです。しかし、もし、スターバックスのコーヒーがレジ袋に入れて渡されていたら、果たしてここまで普及したでしょうか。実際に持ち帰り用に使われているのは紙バッグですが、ドリンクだけならばやはり手に持って歩く人が多いように感じます。はじまりは憧れでも、包装なしで持ち歩くことが定着したのだと思います。

エコ活動を始めるには、何らかの動機づけが必要です。その動機が「エコロージーマインド」そのものではなくても、結構。“カタチ”から入っただけにせよ、それが定着すればしめたもの。次のエコ活動への動機につながるかもしれないのですから。


 

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