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猛暑が招いた12月の紅葉

 12月9日(日)、日比谷公園の銀杏の大木は見事に色づき、その下は黄色い絨毯をしきつめたように輝いています。銀杏の独特の香りが漂ってくるなと思っていたら、やはり実を拾い集めている人を見かけました。

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 街にクリスマス・ツリーが姿をあらわし、イルミネーションも華やかになっていますが、一方で、今年は11月が盛りと思う紅葉をまだみることができます。街路樹の銀杏の葉が黄色くなるのは冬の訪れを感じさせますが、私にとっての紅葉は冬ではなく秋の訪れを感じさせるものなのですが・・・。

 今年の夏は猛暑で、しかもなかなか涼しくならなかったことが、紅葉を遅らせる原因となったようです。東京で朝晩涼しくなったと感じるようになったのは、11月も半ばを過ぎてからでした。楓などの落葉樹が紅葉するには、夏の暑さはもちろんですが、そのあとの冷え込みが必要です。しかし、じわじわとではなく急に寒くなると、十分に紅葉しないうちに一気に葉が枯れ落ちてしまいます。

 例年なら紅葉などとっくに終わっていると思う日比谷公園ですが、今まさに見ごろです。

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 しかし、よく見ると、赤くなった楓の葉に混じって、まだ緑色の葉も見ることができます。この光景も地球温暖化進行の一つの証拠なのではないのか、と思わずにはいられません。

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 ポスト京都議定書の行方を占う、インドネシア・バリ島で開催中の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)は、日本を含む先進国に対して地球温暖化ガスの排出量を、2020年までに1990年比25~40%削減する数値目標策定を検討するという議長案をまとめましたが、先進国に偏重して過大な負担を求めるものとして、日本はこれを拒否する考えとのことです。

 一方、一般消費者の既存住宅の省エネ改修促進に大きなインセンティブになると期待され、板硝子協会を始めとする団体がここ数年、導入に向けて強く働きかけてきた「既存住宅の省エネ改修促進税制(投資減税)」については、経済産業省・国土交通省・環境省からの創設要望を受け、与党税制調査会も前向きに検討して押しており、いよいよ大詰めをむかえていますが、財政難や制度設計上の問題を理由に、財務省・総務省は消極的とのことです。

 先進国だけに依存しようとする地球温暖化ガスの削減は、だれが考えても無理があります。でも、他の先進国と比べてまだ手をつけていないところ、特に既存住宅の構造の省エネ化にわが国は取り組む必要があるでしょうし、その上でないと発展途上国に対する発言に対しての重みが出ないのではないでしょうか。

 新たな減税措置を設けることは、税収が伸びない現状ではそれに見合った財源の確保(リストラクチャリング)が必要になります。来年度にひかえた洞爺湖サミットで、「日本はここまでやったのだ」と胸をはって他の先進国を地球温暖化問題でリードするために、ここは是非とも知恵を絞って、「既存住宅の省エネ改修促進税制(投資減税)」創設を実現させて欲しいと思います。美しい四季を持つ日本を、後世に残していくために。

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