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虫たちの春

3月5日、今年1度目のソメイヨシノの開花予想(北陸~九州)が気象庁から発表されました。今年は、東日本・西日本ともに2月の気温が平年より低かったため、桜の開花は平年並みか遅い見込みとのことです。関東地方では、早いところで3月27日に開花が予想されています。今から楽しみですね。

気象庁の発表以外にも、桜の開花予想、開花状況については実にさまざまな情報があります。桜の名所や観光地ごとの予想から、花見をし損ねた人向けの情報まで。わたしたち日本人にとって、桜がいかに特別で、いかに愛されているかがわかりますね。

その国・地域の人々に昔から大切にされてきたものほど、呼び名や表現が豊富にあるといいますが、「開花」「○分咲き」「満開」「満開過ぎ」などの表現があるように、芽吹きから“ちらほら”と散るまで、淡い春の情景をしっかり味わいたいと思う心は、本当に美しいものだと思います。

さて、この日は、二十四節気の一つ「啓蟄」でもありました。冬ごもりの虫たちが暖かさに誘われて地中から這い出る頃、という意味だそうです。虫は苦手ですが・・・この場面を想像してみると、何だかかわいらしいですね。しかし、よほどしっかり観察していないとわかりません。もちろん必要性もあったのでしょうが、こういう節気をつくるとは、昔の人は風流ですよね。

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今のわたしたちの生活に、草花や生き物の動向が取り入れられることはほとんどありません。蚊の襲撃に夏の訪れを悟ることはあっても、虫たちの季節の営みに目をやる機会も時間もありません。風流なセンスは、もはや現代人には必要ないのでしょうか・・・?

本来持っていたにせよ、後から身に付けたにせよ、使わなければすたれてしまうように、特に必要に迫られない中では、季節を感じ取るセンサーも退化してしまいそうで怖いです。情報に反応するだけの鈍感な人間にはなりたくない・・・。

あふれる情報の中で、急かされるように春の訪れを「知らされて」いるあなたも、ここらで一息、自分の五感で季節の移り変わりを感じ取ってみる時間をつくってみませんか?



 

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