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春を追いかけて新潟へ・・・ 日本の自然の美しさをあらためて感じました

 先週末、全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)の関東甲信越地区の総会に出席するために、初めて新潟県へ行く機会がありました。東京ではもう桜が散ってしまいましたが、新潟はこれから桜が満開というところ。ようやく春の訪れがきたという時期でした。

 信濃川や阿賀野川に囲まれた新潟市から新発田市にかけての地域は、特に豊かな水に恵まれた場所であり、美しい自然もたくさん残されています。そんな場所を訪ねてみましたので、いつものように写真を交えてご紹介します。

 まずは新潟市北区の東にある福島潟です。ここは新井郷川につながっていて、周辺一帯が自然公園として整備されています。たくさんの野鳥や珍しい湿生植物が自生し、「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選ばれている福島潟では、今菜の花が真っ盛りです。

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 菜の花の畑に入ってみると、蜂蜜に似たような、なんとも言えない甘い香りがします。

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 公園の周囲には桜の並木が整備されています。ここの桜はまだ満開ではなく、近くに寄ってみるとまだ蕾の花があり、7~8分咲きというところです。

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 次は白鳥で有名な瓢湖(ひょうこ)です。毎年冬になると遠くシベリアから3,000~5,000羽もの白鳥がこの小さな湖に渡ってきて、3月末くらいまでを過ごします。ここの白鳥は、国の天然記念物に指定されています。

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 白鳥が北へ帰るときは、1週間くらいのうちに一斉にV字型の編隊を組んで飛び去っていくそうです。でも中には怪我をしたりして、北へ帰ることができない白鳥もいるとのことで、この日も数羽の姿が見られました。湖岸に作られた人工の潟にかたまって、羽根の手入れをしていますが、何となく寂しそうに見えます。

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 瓢湖の湖岸には桜の並木が遊歩道に沿って整備されており、こちらの花は満開です。木々の背が高くないので、その下を通ると、まるで桜の花のトンネルの中を歩いているように感じます。

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 残った白鳥の一羽が、滑るように湖面を泳いでいます。この白鳥は足を怪我して今年は北に帰ることができなかった一羽で、よく見ると可哀想に、片方の足の先が欠けてしまっているようです。

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 近くで見ると羽根が真っ白でとても美しく、かわいらしい目をしています。指定された餌を買えば餌付けができますが、撒くと鴨達も我先にと一斉に近寄ってきます。

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 子供達が、北へ帰れなかったこのかわいそうな白鳥に餌を食べさせてやろうと、一生懸命手を伸ばしていました。

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 さて、実は、瓢湖のある阿賀野市水原(すいばら)地区は、私の氏族が400~500年ほど前に発祥した場所なのです。今まで一度も訪れたことはなく、今回仕事で偶然近くまで来ることができました。私の祖父の兄弟は水原生まれだそうで、そのゆかりの場所を、帰がけに探しながら訪ねてみました。

 瓢湖の隣の駐車場の一角には、大叔父がここの白鳥の渡来を広く紹介したという縁で、中村正爾氏の詩に、木田みさお氏とともに叔母が作曲した「白鳥の三部曲」の碑があります。

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 新潟市内の沼垂(ぬったり)にある楽運寺は、寛永10年開山した浄土真宗の古刹です。地震や戦災にもあわなかったとのことで、本堂内部は昔のままの造りです。

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 ここには祖父兄弟が再建した墓石があります。てっぺんの小さな石は古いものですが、その下を造り替えたのがわかります。場所がわからなかったのですが、住職の奥様が案内してくださいましたので、蝋燭を灯して線香をあげました。

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 私の祖父は若いときにキリスト教に帰依したので、ここに眠っていませんが、住職さんにご挨拶をし、過去帳を見ながら今は亡き大叔父達の話をきくことができました。

最後に訪ねたのは新潟護国神社です。

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 ここは戊辰戦争の官軍戦死者から始まり、その後の大戦で亡くなった新潟出身の方々を奉った神社なのですが、この遊歩道の脇に大叔父(祖父の次弟)の顕彰碑がありました。新潟でのスポーツ振興に尽くしたということで、ゆかりの方々が建立してくださったと聞いています。

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 新潟は初めてきたのですが、色々と訪ねたせいか本当になんとなくですが、知らない場所ではないような気がしました。

(朝から半日自動車を運転し、全ての私のゆかりの場所を探してご案内してくださり、楽運寺では蝋燭とお線香まで分けて頂いた、全硝連専務理事・新潟県板硝子商工組合連合会会長の湯浅様、また、一緒にお付き合いをいただきました、全硝連副会長・東京都板硝子商工協同組合理事長の永島様、本当に有り難うございました。この場を借りまして、改めて御礼申し上げます。)


 

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