チャレンジ・エコめし!(5)
ある晩、夕食の後テレビを見ながらくつろいでいたときのこと。ふいに夫が「引退後は、田舎で野菜づくりをしたいなぁ」と言いました。がむしゃらに働いてきたご褒美として、空気の澄んだ田舎に住まいを構え、自分の手で美味しい野菜をつくる。それも一つの“男の浪漫”かもしれません。
眠りにつきながら、以前、八ヶ岳に畑を持つ知り合いに誘われ、同僚と“じゃがいもの収穫合宿”に行ったときのことを思い出しました。午前4時に起きて作業したこと、無農薬栽培のため、見たこともない虫がたくさんいたこと、1時間もしないうちに、運動不足の体が悲鳴を上げたこと。
そう、素人が引退後に簡単にできるほど、野菜づくりは甘くない・・・!
翌日、せめて旬の野菜で美味しいものをつくってあげようと、エコガラスサイトの【きれいエコな暮らし】の「賢人の食卓」で紹介されている「新じゃがとルッコラのサラダ」にチャレンジしました。
「素材がどうなりたいかを聴く」という賢人の言葉のとおり、素材の味が最大限に引き出されるシンプルな味付けで、つくり方も簡単です。ルッコラの緑とラディッシュの赤が加わって、彩りよく仕上がりました。

普段は、マヨネーズを使ったポテトサラダが多いのですが、ホクホクとした新じゃがをしっかり味わえるこのサラダは、本当に美味しく、まさに旬の味でした。
食事をしながら私は、知り合いの家で合宿の晩にいただいた、蒸したてのじゃがいもや野菜の揚げびたし、天ぷらの味を思い出していました。野菜づくりは確かに厳しい。でも、例え私のような小さな経験でもあれば分かるのは、自家栽培の野菜がいかに美味しいか、ということです。
今回のサラダを自分の手で育てたじゃがいもでつくったら、どんな味になるのか。そんな想像をすると、にわかに「夫の夢を応援してみようかな!」という気がしてくるのでした。












































