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オフィスビルや商業施設でも使用量が増えるエコガラス

 5月23日(金)に放送されたNHK(総合)「首都圏ネットワーク」の、「シリーズ温暖化 エコガラスで温暖化防止」という特集で、エコガラスについて放映されました。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/net/

 取材を受けた様子は5月1日のエコブログでご紹介をしましたが、放映された内容は、赤坂にある有名老舗ホテルがエコガラスで改装した事例や、そのガラスを製造して納入した板硝子協会会員会社に、別途行った取材を組み合わせた構成になっていました。

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 エコガラスは住宅分野での普及が先行していますが、ここ数年、特に大型のオフィスビルやホテルなどの商業施設では新築のみならず、改装にも使用される事例が目立って増えてきています。でもそれはなぜでしょうか?

 ビルや商業施設は規模が大きくなればなるほど、空調ばかりでなく照明用エネルギーの使用量が大きくなります。また、一般の方はあまり気づいていませんが、これらの建築物の空調機器は寒冷地を除くと、実際は一年を通じて暖房よりも冷房装置として働いている期間がほとんどなのです。「太陽の光は入れても熱は入れない」というエコガラスの機能は、そのような建築物の省エネルギーに大きな効果をもたらすのです。

 板硝子協会では、東京理科大学 井上研究室のご協力で、OA化が進んだ最近の建築物の使用状況に即したシミュレーションを行い、昼間の太陽光と、エコガラスの組み合わせによる省エネルギー効果の検証結果を取りまとめた冊子や、その内容をわかりやすく取りまとめ、さらに遮熱フィルムとの比較データも加えたパンフレットを作成しています。これらは建築設計の専門家向けのものですが、ご興味があれば是非ご一読いただければと思います。

「建築物の昼光利用による省エネルギー効果」(2007年3月刊行 研究報告書)
http://www.itakyo.or.jp/kankou/
kenchiku13.html

「デザインも省エネ性能も!」(2007年11月発行 パンフレット)
http://www.itakyo.or.jp/kankou/
pdf/kenchiku14_2.pdf

 また、NHKの取材先となった赤坂のホテルの事例については、IBEC((財)建築環境・省エネルギー機構)の機関誌に、私が寄稿した文章が掲載されていますのでこちらも合わせてご参考までにご紹介しておきます。

IBEC No.162「特集 建築物の省エネルギー改修」(2007年9月発行)
http://www.ibec.or.jp/tosyo/book01/162.htm

 これから大型ビルや商業施設を計画・建築する会社は、省エネ法の改正強化という規制からだけでなく、「環境に配慮した建築物を提供しているか」という企業の社会的姿勢や責任が問われ、また、入居するテナントの側も、そのような物件を選択しているかどうかが、「環境配慮という社会的責任を果たしているか」の一つの尺度にされていくのではないでしょうか。


 

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