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2008年07月31日

納涼祭

7月29日、「ガラスの森」は横浜の旭硝子中央研究所に出動しました。納涼祭のイベントとしてエコガラスを体感してもらうと言う遠山所長の発案です。出店の並ぶ道路に、「ガラスの森」も仲間入りです。この日は家族連れで研究所に入ることができるとあって、浴衣姿の奥様や子供さんで賑わいました。

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当日、関東地方は激しい雷雨に見舞われ、この付近も一時停電騒ぎがあり開催さえ危ぶまれましたが、何とか復旧して提灯にも灯が点り雰囲気を盛り上げでいました。出店も所員の手作り感あふれる食べ物屋さんが並び、店の名前が「崖の下の殿?(崖の上のポニョのパクリ)」などへんてこな名前などもありました。

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ガラス会社の社員と言っても、もちろん全員がエコガラスに詳しいわけでもなく、触る機会もない人もいるので、皆さん興味を持って体験装置のエコボールやジオラマに触れていただきました。ありがとうございました。また、皆さん住宅を建てる機会にはエコガラスをよろしくお願いいたします。

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2008年07月29日

クライマーズ・ハイ

このごろたまに映画を見ます。ある人から新聞記者の仕事がわかる映画だと聞いていたので見ても良いかな、の程度でした。日曜日の夕方であったのでほぼ満員でしたが、このごろの映画館は良くできていて、人の頭も気にならないし、ちょうど良い小さめのホールでまるで自分のうちでDVDを見ているような錯覚に陥るな、とか眠ってしまいそうだ、と思っているうちに映画が始まりました。

それからは、居眠りする暇もなく2時間半が経過して映画が終わりました。何で泣くところなのかなと思うところで2回ほど泣きました。隣の人も同じところでハンカチをだしたので、なんだか安心しましたが、久しぶりに良い映画を観た余韻が残っているまま、映画館を後にしました。

「日航機事故の報道」をテーマにした映画ですが、報道とはこんなに命がけでやっているものだという実感がよく伝わってきました。そして、真実(ノンフィクション)と創作(フィクション)の違いやその区別をするために努力を惜しまず真実の確認を怠ってはいけないというジャーナリズムの真髄を感じました。

私はものづくりを長くやってきたので、現業と虚業とか「ハード」と「ソフト」の区別をしてしまいます。メディアに大きく依存する現代社会に、ともすれば真実や現物が見えなくなることは、人を踊らせたり迷わせる原因にもなりかねないと思います。
ただ、感動やそのものがいかに素晴らしいか伝えるために、いかに多くの人が係っているかも知っています。この映画を見てメッセージを伝えることがいかに大変で大切か、と思いました。

でも、クライマーズ・ハイという表題とこのような境地どこでつながるのかまだイメージがなかなか一致しません。原作でも買って読んでみましょう。

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2008年07月25日

ビルダーズ&リモデラーズ ショー

7/23、24の2日間、東京ビッグサイトで開催のビルダーズ&リモデラーズ ショー2008に「ガラスの森」展示車を出展してきました。この展示会は「日本のNAHB」を目指す、というリフォーム産業新聞社の主催でセミナーを充実していると強調しています。

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立ち見も出たタマホーム・玉木社長のセミナー


「NAHB」とは全米ホームビルダーズ協会の略で年一回アメリカの南部の都市で開かれます。アメリカでは国土が広いので、ハウスメーカーも建材流通も日本とは違っていて、○○ハウスなど全国で有名な大手ハウスメーカーなどはありません。ガラスやグラスウールなど一部の工業製品が全国で流通しているに過ぎません。ではなぜこんな全国展示会が開かれるのでしょうか。

それは、情報交換の場でもあるからです。会期中多くのセミナーが開かれ、近くの現場見学会など盛りだくさんなイベントで西はカリフォルニアや東のボストンから来たビルダーさん達が交流していました。私が言った時の開催地はヒューストンでしたが、家族のためにはNASAなど観光スポットも配慮されています。

建材が全国流通しているのは日本特有の状況です。窓でも屋根のシングルやスレート瓦にしてもその地域のものです。昔日本でもそうだったように瓦にしても、その土地の土で作った瓦があり、その地域の屋根の美しさが際立っていましたが、今はどこでも同じ建材です。ヨーロッパの街並みが美しいのはその土地の土の色で作られた瓦とか壁が作り出しているといっても過言ではないと思います。日本でも三州瓦で代表される三河地方など特色のある色の瓦が少なくなっているのは残念なことです。

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おっと道がそれましたが、入場者数はちょっと期待はずれで一日5,500人くらいでしたが、プロ向けと銘打っているため質問が結構多く長く私たちのブースに留まって頂きました。「『エコガラス』って何だ!Low-E複層ガラスのことです。そうかそういってくれればわかるよ。」と、逆転?現象もプロの方ならではですが、「エコガラス」の名前をもっと知っていただかないと、と苦笑してしまいました。各社の説明員の方、ご苦労様でした。

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説明員の方、ご苦労様でした



2008年07月24日

おお、暑い!

全国的に梅雨が明け、ニュース番組の気象情報のコーナーでは、連日各地の猛暑の様子が伝えられています。毎日、怖いもの見たさにも似た気持ちでおそるおそる最高気温を聞いては、へこたれそうな気分を味わっています。

去る22日は、二十四節気の一つ「大暑」でした。暑さが最も厳しい時期という意味ですが、まさに猛暑日でした。この日全国で最高気温が最も高かったのは、兵庫県豊岡市。なんと37.4℃まで上がったそうです。

人間の体温でいえば、微熱がある状態。まだまだ体力に自信があるつもりでも、「こまめな水分補給で、熱中症の予防を!」という気象予報士の呼びかけには、素直に従った方がよさそうです。

冬場は、「雪が少ない」「水たまりに氷が張らなくなった」と、温暖化の進行をしみじみ実感することが多いですが、夏は、体全体で暑さをダイレクトに受ける分、“しみじみ”どころか恐ろしささえ感じてしまいます。本当に、昔の暑さとは比較になりませんよね。

私が記憶している子ども時代の夏休みは-。
朝はラジオ体操に行き、涼しい午前中のうちに宿題を済ませ、
午後は友だちとプール、そして扇風機で涼みながらの昼寝。
日焼けした私の顔に、母が冷たい化粧水をたっぷり含ませたコットンをのせてくれると、ひんやりと気持ちよくて、すぐに眠ってしまったものです。

ところが今では、午前中から30℃を超えてしまうありさまですから、扇風機だけで昼寝なんて、きっと厳しいでしょう。

それでも、子どもの頃よく見た“涼しさの演出”は、取り入れてみてもよいかと思います。窓辺に風鈴を飾れば、換気のとき涼やかな音色が楽しめるでしょうし、「緑のカーテン」と呼ばれるツル性の植物を育てるのも風流です。例えば、ヘチマでつくる昔ながらのタワシは、洗剤なしでも汚れがよく落ちるため、エコに二重に役立つのだとか。

同じ22日、気象庁が発表した「異常天候早期警戒情報」によると、27日から来月5日までの間は、平年と比べて気温がかなり高くなる予想とのこと。へこたれずに夏を楽しめるよう、わが家の“涼しさの演出方法”を練ってみようと思います。

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2008年07月22日

NGO

板硝子協会のとなりにある新有楽町ビルの1階に「さえずり館」という一角がある。昼休みにちょっと寄ってみたら、環境NGOの活動が展示してあった。国際環境NGO“FoE JAPAN”という団体で、Friends of Earthの略。FoE internationalは全世界70ヶ国に100万人のサポーターを持ち、国連にも正式登録されている組織だと、書いてあった。

昨日は、温暖化に関わる先進国と途上国の格差の現状と先進国の責任について考え、低炭素社会に移行してゆく仕組み作りの必要性と市民キャンペーンについて、欧州の事例から提案があった。なんだか、難しいセミナーだなと思ったが、ナチュラルな店(?)の雰囲気とポスターがわかりやすかったので、申し込んで聴講した。

はじめは「オンダンカクサ(温暖化+格差の造語)」という題で、先進国の都合に温暖化ガスをほとんど出していいない途上国の環境が振り回されている、との訴えと現地のレポートを聞いた。国全体のCO2排出量と一人当たりの排出量の区別をすることが、急激に先進国の仲間入りを果たそうとする中国やインドの問題も含め重要だと、説明していた。

次にイギリスが世界で初めて政府に温室効果ガスの削減を義務付けた「気候変動法案」の事例を説明してくれた。これがこのNGO「FoE」のキャンペーン活動によって生まれたビデオが放映され、市民運動から生まれた政府の削減義務法案がまさに、政府が責任を取るべき2020年の削減数値や2050年の目標を示している。洞爺湖サミットの腰砕けの数値目標とは大違いである。

すべて女性がこのセミナーを運営していたが、なかなか骨のある組織であり活動だと感じた。

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2008年07月17日

おもてなし

北海道洞爺湖サミットが閉幕して1週間。政府は各課題について一定の成果を上げたとしていますが、漁業団体による一斉休漁など厳しい現実を目の当たりにすると、実際に何かが“動き出す”期待を持ってよいものかどうか、考えてしまいますね。

今月に入って、私の住む地域のスーパーでは、一斉にレジ袋の有料化が始まりました。それまでは、エコバッグ持参のお客さんは少数派でしたが、半月経った今では、ほとんどの人が当然のようにエコバッグを使っています。お使いに来たお父さんらしき男性客を除いて(笑)。

旅行などで海外のスーパーやコンビニを使うと実感するのですが、もともと日本は少々サービスが行き過ぎています。家に帰ればあるのに、使い捨てのお箸やスプーンを入れてくれたり、飲み物1本でもレジ袋に入れてくれようとしたり。アメリカなどでは頼まなければあり得ないことですが、それを「サービスが悪い」と感じるとしたら、その感覚は日本人独特のものでしょう。「必要がないから、しない」それだけのこと。

では、現在の過剰なサービスはどこから来たのでしょう。一つに、“おもてなしの精神”があるのでは、と思います。本来は、心遣いや思いやりをもって歓待する精神をいうのだと思いますが、商業性が強くなるにつれ、ある意味偏って発展してしまったように感じます。

洞爺湖サミットでも、日本流のもてなしが話題になりました。取材に訪れた国内外の記者に配られた「プレスキット」の品数が多すぎるうえ、過剰包装だったというのです。国内メーカー製の腕時計まで付いた内容に、外国の記者は「日本らしくていいじゃない」と笑ったそうです。

一方、キットを用意した外務省は、「日本のおもてなし精神を忘れたくない」と品数を絞りきれなかったとのこと。“おもてなし精神”というよりも、“見栄、メンツ”のような気がするのは、ひねくれた見方でしょうか・・・。

“おもてなしの精神”は、本来とても美しく、日本人として誇りに思い、大切に守っていきたいものです。ただし、節度をわきまえないと気品が薄れ、華美になってしまう。“心”をどう表現するか。上品に巧みに表現できる人になりたいと思うのです。

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2008年07月16日

バウハウス

大変な暑さになった日でしたが、久しぶりに日曜日に上野の森に行ってみました。夕方近くでしたので美術館の長い行列はなくなっていましたが、相変わらず賑やかでした。
お目当ては、東京芸術大学大学美術館で7月21日まで開催の「バウハウス・デッサウ展」です。

途中、猛暑となった上野の森の中に点在する建物を見ながら、やはり木立の効果は素晴らしいものだと感心しながらぶらぶら歩いて行きました。同じ東京芸術大学の施設で復元修理された「奏楽堂」も公開されています。日曜にはコンサートなども催されているようです。

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「バウハウス・デッサウ展」のオレンジ色の看板が見えてきました。
入り口で音声ガイドを借りて入場です。音声ガイドは谷原章介さんの声でナレーションでした。大変な混雑でした。建築やデザインを志す学生さんが多いのでしょう。若者が大変多かったです。中には同年配のかたも・・・

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ところで、バウハウスとは何だったのでしょうか。20世紀の初頭にドイツで興った芸術運動で「バウ」は「建築」の意味でハウスをつけて建築学校とでもいう意味です。家具や建物のあらゆるもののモダンデザインのスタートとなった大きなムーブメントとしてとらえられています。次の写真を見てください。何だ普通の建物じゃないか、と思われるでしょうが、これができたのは、戦前も1920年代だと聞いたら、ビックリするでしょう。

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これが、シンプル イズ ベスト、Less is More を追求するモダンデザインの始まりだったのです。この対極にあるのが装飾主義としてのアールヌーボーなどでしょうか。世紀末からの大きな芸術活動の足跡を堪能してきました。あと少しですのでお見逃しなく。

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2008年07月11日

読者の声

三井不動産のPR誌「こんにちは」はその特集の素晴らしさで不動産購入の予定もないのに毎月読ませていただいている雑誌です。勿論、後半には分譲マンションや戸建住宅の情報が満載ですが、それらの建設場所の街の紹介やおいしいお店情報などがいっぱいで楽しめます。

その5月号に「住まいのエコは、マドから変る」というテーマでエコガラスが取り上げられています。「ペアガラスがサングラスをかけた」とか、「あなたの代わりにガラスが植樹」といったこちらが「上手い!!」と言ってしまうコピーが並んでいます。「結露」「断熱」「紫外線」「防暑」といった性能の解説も充実して思わずうーんとうなってしまいました。

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今月の配本が来まして、家のポストから取り出しめくってみると「読者通信」の欄に、このエコガラスの読者の感想が載っていました。「エコガラスを今まで知りませんでした。エコガラスはまさに地球に優しくて、まさに「エコ」ですね。」と高崎市のゆりゆりさんからの投書です。

うれしい感想とともにまだまだ知らない人が多いのだと感じました。複層ガラスと区別して、さらに性能の良いLow-E複層ガラスのことをエコガラスと言っているんですよ、と本に向かって思わずつぶやいてしまいました。できれば星☆マークのことも触れてほしかったですね。

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2008年07月10日

ライトダウン

7月7日の七夕に環境省が推進している「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」が全国一斉に行なわれ、20時から22時の間、東京では六本木ヒルズ・東京ミッドタウンや東京タワー、大阪では通天閣などで照明が消されました。

ちょうど、この日から開催された北海道洞爺湖サミットとも連動したイベントとして先月の夏至の6月21日のキャンドルナイトに続く環境イベントとして定着してくればよいと思います。北海道の大倉山ジャンプ場では、ライトダウンとキャンドルの演出で素晴らしく幻想的な映像がテレビで映し出されていました。

私も思い立って、車を飛ばして横浜みなとみらい21が見渡せる橋の上に行ってみました。前日の新聞ではグリーンライトで浮かびあがる東京タワーの写真が載っていたので、てっきりグリーンにライトアップされた横浜ベイブリッジとか鶴見つばさ橋を想像していましたが、あたりを見回すとただの暗闇。

おかしいなと思い路肩に車を止めたとたんに警備の覆面ワゴン車から「そこの運転手さん、直ちに移動しなさい!」とスピーカーで警告され、驚いてそれでも撮ったのがこの写真です。横浜みなとみらい21の方向のはずです。

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横浜市内では、コンビニや百貨店など約1,800ヶ所でも消灯が行われたそうで、同市の試算では、市内のライトダウン効果で4,200人が一日に使う電力量27,000キロワット時を削減できたそうです。そうそう、わが家でもサミットを記念して電球を電球型蛍光灯に取り替えました。

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この場所は横浜港の花火でも人気のスポットで、テレビ取材のクルーも機材を片付けているところでした。確かにライトダウンは華やかさの対極にありますが、星(織姫・彦星?)も少し見えてほんとうに暗い夜空の七夕でした。


2008年07月04日

それでは正解です

このごろクイズ番組が氾濫しています。テレビをつけるとクイズ番組が産んだ「おバカ」タレントや「秀才」タレントが大活躍です。と思っていたら、協会にテレビ局から依頼があり、なんと私が新任だから、という理由で「それでは正解を“板硝子協会”の方に聞いてみましょう」という振りで、正解を言う羽目になってしまいました。

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その問題は・・・、おっとまだ放送されていないのでこれ以上は言えませんが、番組は、来週か再来週の水曜日20時から放映される「クイズ雑学王」(テレビ朝日系列)のようです。結構、切羽詰っているようでした。逆に何かガラスにちなんだおもしろい問題はないですか?などと聞かれてしまいました。うっかり言えばまた出演ですよ。

これまでにもいろいろと協会へテレビの番組への情報提供や出演要請があったようで、皆さん担当別に対応していたようです。特に最近ではこのエコブログでおなじみの師尾さんのNHKのニュースやテレビ東京のワールドビジネスサテライトでの省エネ特集=エコガラスとしての出演がありました。

私もいずれはそのような番組に貢献することもあるのかと思っていましたが、ブラウン管デビュー(古い!今は液晶/プラズマディスプレイデビューでしょうか?)がクイズ番組とは、とほほ・・・です。これも、協会の活動のうちということで。

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2008年07月03日

北の海からの悲鳴

先日、札幌ドームで開催された「洞爺湖サミット記念 環境総合展2008」ではいろいろな催し物をやっていました。札幌商工会議所の省エネリフォームのブースをお手伝いしていましたが、「さかなくんの講演がありまーす。」との場内アナウンスに惹かれてちびっ子に混じって聞いてしまいました。

タレントの「さかなくん」の人気ってすごいんですね。ちびっ子が大声で呼ぶとステージに登場して、「ひーぃ」とか「ひゃーっ」とか言いながら、まず魚の名前当てクイズです。
さすが、北海道の子供達は魚通です。目の位置で見分ける、左ひらめに右カレイは知っていましたが、私たちが干物や切り身でしかなじみのない「ほっけ」や「たら」などの北海の魚達をつぎつぎ当てていくのに、ビックリ!
また、さかなくんのイラストを交えた解説の面白さに引き込まれてしまいました。

次は知床の海を撮り続けている、関 勝則氏(写真家&ダイバー)との対談でした。流氷が接岸する厳しい知床にも地球温暖化の影響が明らかに現れていると言っていました。
流氷がシャーベットのような小さな氷から大きく成長してびっしりとオホーツク海を埋め尽くす様子を美しい写真で見せてもらいました。春先になると流氷の色が変ってきます。これは藻の一種が太陽の光を受けて増殖するためで、この植物プランクトンが流氷の下にできる。それをオキアミなどの動物プランクトンが食べ、それを魚が・・・という食物連鎖のはじまりが流氷の下で行なわれているそうです。流氷って、海のゆりかごでもあったんですね。

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今後、温暖化で流氷が少なくなったり、接岸しなくなると予想されています。
美しい写真の下に自然の連鎖とそれが途切れたときの怖さが、流氷の悲鳴として聞こえてきました。

ところでこの催し物は3日間で延べ83,742人だったそうです。すごい人出でしたね。



2008年07月02日

「無理なく、知らぬ間に」がスマート!

7月に入り、梅雨シーズンもそろそろ折り返しでしょうか。外出の予定が立てられず、週末も自宅で過ごすことが多かった梅雨の前半ですが、それほど退屈はしませんでした。プロ野球やJリーグ、競泳やバレーボールなど、テレビ観戦を楽しめるスポーツがたくさんあったからです。

普段はなかなか気付きませんが、実は、スポーツの試合でも照明などで多くのエネルギーが消費され、CO2が排出されているのだそうです。日本野球機構の取り組み「Green Baseball Project(試合時間マイナス6%)」を先日初めて知り、そのことに気付きました。

このプロジェクトは、過去10年間のセ・パ公式戦の平均試合時間〈3時間18分〉を、6%(12分)短縮し、電力消費量を減らすことでCO2排出量を削減しよう、というものです。具体的な施策としては、攻守交代や投手交代にかける時間を制限したり、打者が打席でいたずらに時間を使うことを禁じたりしているとのこと。

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6月30日現在、426試合の平均試合時間は、3時間9分。目標の3時間6分まであとわずかです。シーズン全体として目標を達成できれば、約209トンものCO2が削減できるそうです。試合数はまだ半分以上残っていますから、期待できそうですね。

この取り組みの良いところは、「無理なくできること」を実践している点、「観客の知らぬ間に」時間を短縮できている点だと思います。選手や運営サイドは慣れるまで多少苦労したかもしれませんが、決して無理をしているようには見えませんし、観客も、本来見られるものをカットされているわけではないでしょう。

現実的な目標を立て、できることを確実に実践し、結果を出す。CO2排出量の削減という、見た目に実感しにくい課題に取り組むからこそ、単なる理想論ではなく、確実に達成できる施策を実行することが大切なのではないでしょうか。

家庭での取り組みも同じことで、現実にできることを一つひとつ確実に行っていきたいものです。中でも、エコガラスを使うことは、まさに「無理なく」「知らぬ間に」できる地球環境への貢献です。初期費用はかかりますが、取り付けた日から確実に省エネ効果を発揮します。

いずれ、わたしたち一人ひとりが、「無理をして」CO2排出量削減に取り組まなければならないときが来るかもしれません。今、スマートな実践者になることは、将来への対応力を養うことにもなると思うのです。


 

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