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北の海からの悲鳴

先日、札幌ドームで開催された「洞爺湖サミット記念 環境総合展2008」ではいろいろな催し物をやっていました。札幌商工会議所の省エネリフォームのブースをお手伝いしていましたが、「さかなくんの講演がありまーす。」との場内アナウンスに惹かれてちびっ子に混じって聞いてしまいました。

タレントの「さかなくん」の人気ってすごいんですね。ちびっ子が大声で呼ぶとステージに登場して、「ひーぃ」とか「ひゃーっ」とか言いながら、まず魚の名前当てクイズです。
さすが、北海道の子供達は魚通です。目の位置で見分ける、左ひらめに右カレイは知っていましたが、私たちが干物や切り身でしかなじみのない「ほっけ」や「たら」などの北海の魚達をつぎつぎ当てていくのに、ビックリ!
また、さかなくんのイラストを交えた解説の面白さに引き込まれてしまいました。

次は知床の海を撮り続けている、関 勝則氏(写真家&ダイバー)との対談でした。流氷が接岸する厳しい知床にも地球温暖化の影響が明らかに現れていると言っていました。
流氷がシャーベットのような小さな氷から大きく成長してびっしりとオホーツク海を埋め尽くす様子を美しい写真で見せてもらいました。春先になると流氷の色が変ってきます。これは藻の一種が太陽の光を受けて増殖するためで、この植物プランクトンが流氷の下にできる。それをオキアミなどの動物プランクトンが食べ、それを魚が・・・という食物連鎖のはじまりが流氷の下で行なわれているそうです。流氷って、海のゆりかごでもあったんですね。

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今後、温暖化で流氷が少なくなったり、接岸しなくなると予想されています。
美しい写真の下に自然の連鎖とそれが途切れたときの怖さが、流氷の悲鳴として聞こえてきました。

ところでこの催し物は3日間で延べ83,742人だったそうです。すごい人出でしたね。



 

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