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住宅拝見

土日にかけて、建築家の設計した住宅を見せていただく機会がありました。こうした建築家の設計した住宅が増えてきているのは、ひとつは建築家や設計事務所が身近な存在になってきたことが挙げられます。いつでもインターネットや一般の住宅雑誌で情報を取ることができ、その人の作ったものを住宅展示場のように実際に見ることも気軽にできます。

一つ目は私より10歳若い上垣内伸一氏。母校の千葉大学の非常勤講師もされている新進気鋭の作家です。知り合いなので時々、オープンハウスのご案内をいただきます。ということで、埼玉県越谷市の同じ敷地に建つ2棟の住宅へ。お披露目のことをオープンハウスといいます。施主の方のご理解がなければできないことですが、宣伝媒体を持たない建築家にとっては一番のプレゼンテーションの機会です。

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外観。外は閉じ、中には開放された中庭。


オープンハウスは見る側もそれなりに作法があり、当然これから新居として住む前の状態ですので、手袋やスリッパで汚さないように配慮が必要です。これから住宅を建てようとする人や建築を学ぶ若い人たちで、賑わっていました。

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ガラスにより内外の区別がつかない不思議な空間。

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室内から中庭を見る。


二つ目は井口浩(フィフス・ワールド・アーキテクツ)氏の作品。日経アーキテクチュア6/23号に掲載されているガラス下見板張り外壁を見せていただきに熱海に行ってきました。
住宅の壁をエネルギー取得装置としたソーラーウォールの試みです。
井口氏はNPOミレニアムシティも主宰され、千葉にエコビレッジを建設されるなど精力的に活動をされている建築家で、サスティナブルな都市=森林=農地を目指しているそうです。

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ところどころには透光断熱材を用いた透光壁(うっすら光が入る)が設けられている。


圧巻はオーシャンビューのフルオープン開口部を持つリビング。初島を望む素晴らしい風景を見せていただきました。別荘ではなく通勤可能な熱海に住宅としてお住まいで、休日には一日海を眺めていても飽きそうもないです。

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まさにオーシャンビュー


でも、熱海はすごいところに建物が建っているのですね。やっぱり台風のときは恐ろしいと、御主人はおっしゃっていました。

建築家との出会いはエコロジーな考えを持つ設計者を探していたお施主様が偶然作品を目にして、それから1年あまりの間、プランを煮詰めてやっと着工し完成したそうです。住宅とは買うものではなく、自分に合う殻を作り上げるものだと考えてしましました。



 

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