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2008年11月29日

ガラス技術シンポジウム

11月27日(木)に開催されました、ガラス技術シンポジウムの講演を聴きに行ってきました。場所は東北大学の青葉記念会館です。仙台駅からバスに乗って工学部キャンパス中央で下車すると、杜の都・仙台の青葉城址の丘の上の一角です。

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バスで街の中を通っていくと、懐かしい支店があった場所に立派な高層ビルが建っていました。私は出張で何度も立ち寄っただけですが、宮城県沖地震(1978年)の時にガラスメーカーの支店のビルのガラスが割れて話題になり、ガラスの周りを柔らかいものでシールするきっかけになった地震です。古い話で失礼しました。

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皆さんはガラスというと何を思い浮かべますか。私たちのところにも時々ガラスビンは作っていないのですか?とか、花瓶などの工芸品やステンドガラスなどの問合せなども稀にあります。
私たちは「板硝子協会」なのに、と言っても板硝子という概念が普通はあまりないのでしょう。残念ながら窓に使う平らなガラスしか、扱っていません。

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ところが今回はガラス産業連合会(GIC)というところが主催なので、ビンのガラス会社の発表やエコガラスの表面にくっついている特殊金属膜のもっともっとナノの話など様々でした。ビックリさせられたのは、牛乳瓶などが20%以上も薄くなり軽くなっている事実です。運送の重量が軽くなってガソリンや軽油が少し減らせるのですからこれもエコですよね。そこにもガラスの表面を傷つけない秘密があるのです。

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他にもいろいろ業界の方にポスターセッションなどでお話を聞いて、夕暮れの仙台駅に向かいました。新幹線の中で夕食を食べようとお弁当を買いました。
もちろん、焼きたての牛タン弁当です。駅の新幹線入り口横の牛タン屋さんで焼きたてを詰めてくれます。


2008年11月22日

びんご産業市場

11月14日から16日まで、福山市のビッグローズで開催されたびんご産業市場(主催;福山市商工会議所・福山大学 他)に「ガラスの森」体感車が出動したので、ちょっとのぞいてみました。要請は地元福山の福永硝子建材さんです。

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会場は広島地区では最大級の展示会場・福山ビッグローズでその他地場産業の名産品市など楽しいイベントが併催されて、私が行った14日(金)でもかなりの人手がありました。土日はもっと多くの人が訪れてくれたようです。

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地域産業の一つとしてガラス屋さんがどのように活動されているか、また暖かい地方でエコガラスの反応はどうなのか、興味がありました。感じたのはガラス屋さんが地域産業の中核を担っているので、お客様や工務店さん、工事店さんとの交流を大切にしていることでした。エコガラスとしてはまだまだ複層ガラスより上の性能なので、雲の上のような感じでとらえられていたようですが、ガラスの森の出現でその存在を知った方も多いようです。

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また、同業の石崎本店・福山営業所さんも出展されていまして、同じ様に複層ガラスや真空ガラスの断熱体感ボックスを展示されていました。なかなか、性能の違いを実感してもらうのは大変です。「ガラスの森」を体験して頂き、「なかなか良くできているね、エコガラスや複層ガラスの普及にはこのように地道に訴えていかなければならない。協会のエコガラスキャンペーンには期待しているよ。」とおっしゃってくれました。

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新幹線の駅のすぐ横の福山城を眺めながら、古くからの歴史と伝統のある土地で新しいものを普及させてゆく仲間がいることを感じながら、福山を後にしました。


2008年11月15日

6%の難しさ

11月9日、プロ野球日本シリーズ第7戦。連日の好ゲームの末、今年の“日本一”が決まったとき、なんとなく1年の終わりが近づいているのを感じました。応援していた巨人軍が敗れた寂しさもあったかもしれませんが、日頃からスポーツ番組を好んで見る私としては、プロ野球からウィンタースポーツへと移り変わっていく頃、「あぁ、今年も残りわずかだな」と感じるのです。

そろそろ1年の総括が求められる時期。そういえば、試合時間を6%短縮してCO2排出量を削減しようという、日本野球機構の温暖化防止活動「Green Baseball Project」(今年7月2日付ブログご参照)はどうなったのだろう・・・。

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目標の平均試合時間は、公式戦864試合で3時間6分。
以前ブログで紹介した時点では、426試合で3時間9分でした。
結果は、3時間13分。過去10年間の平均試合時間に対して5分短縮できたものの、残念ながら目標までは7分およばなかったようです。

このプロジェクトの具体的な施策は、攻守交代や投手交代にかける時間を制限したり、打者が打席でいたずらに時間を使うことを禁じたりするなどで、システマチックに無理なく実践できそうな印象を受けました。しかし、実際には必ずしもうまくいかなかったようで、球団別にみても、平均3時間6分を達成したチームは一つもありませんでした。

ルールづくりや机上の計算では比較的簡単に達成できそうに見えても、人の心の動き・感情や読み合い、それによる動作を現実にコントロールすることは難しい。そういう自然なことが数字に表れたのだと思います。

6%が無理な目標とは感じませんが、一方で、時間短縮に過度な努力が払われるとしたら、少々疑問に思います。球場で観戦するにしてもテレビで楽しむにしても、作戦を立てる様子や心理面での攻防も楽しさの一つ。それが損なわれてしまっては、寂しすぎます。

スポーツの楽しさを保ちつつ電力消費量を減らすために、観客サイドにも無理なくできることがあります。それは、早く帰ること!買い物やお手洗いは帰りに寄るのではなく、済ませておく。試合後、会場で余韻に浸る時間を少し削る。そうして、早く消灯できるように協力することも大切だと思うのです。

どうでしょう、来年は「観客の居残り時間マイナス6%」もあわせて実施してみては。



2008年11月11日

イベント2題

東京都の西部に位置する羽村市で11月1日から3日まで行なわれた、第39回羽村市消費者展に消費者生活センター様から「エコっ手」の貸し出し希望がありました。

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ご担当の倉地様より「来場者は関心が高く、たくさんの方が試して行かれました。パンフレットも10枚あまり残っただけで殆どなくなりました。お陰様でよい消費者展ができましたこと感謝しております。」とお便りをいただきました。

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こちらこそ、ありがとうございました。


また、11月5日には第19回遠赤外線シンポジウム((社)遠赤外線協会主催)に講演者として出席してきました。遠赤外線というと、なかなかイメージが涌かないですが参加企業はバラエティに富んでいて、石窯パン屋さんから遠赤外線繊維で衣類を作るメーカーの方、もちろん家電製品のメーカーの方までいらして楽しいシンポジウムでした。

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エコガラスと遠赤外線の関係は、というと冬の寒い夜、暖かい暖房機や温まった物体からは遠赤外線がいっぱい放射されていますが、冷たい窓ガラスに吸い込まれてだんだん冷えていきます。その点、エコガラスは特殊金属膜が遠赤外線を反射して室内に戻してくれる働きがあります。というお話を中心に住宅の省エネの重要性をお伝えしました。

皆さん、寒くなりました。風邪を引かないように遠赤外線の暖かい熱で温まりましょう。



2008年11月04日

不動産ソリューションフェア

10/21,22に有明・東京ビッグサイトで開催された不動産ソリューションフェアに出展してきた。週刊ビル経営の主催で、ビル・マンションのオーナーや管理者が多く集まる展示会です。普段の「エコガラス」から「Low-E複層ガラスの効果」と表現を変えてみました。

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これからのビル経営やマンション経営のソリューションとして、エネルギーの消費を抑える方策として有効なガラス性能や節税の情報を提供することが目的です。しかし、2日間の反応はいまいちでした。東京都などが率先しているビルの総エネルギーについての規制や2000m2以上のビルへの省エネ対策届出などの新しい動きに対して、資料を準備したつもりでしたが・・・

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まあ、このところの株安ショックで業界も元気がないし、政策と現実の動きについてはズレがあることだし、と会場を後にしました。11月も各地の展示会で「ガラスの森」展示車や展示ユニットが活躍する予定です。次の大きな展示会は12月のエコプロダクツです。

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そうそう、先週、ドイツで開催されていましたglasstech2008に板硝子協会の展示車「ガラスの森」と兄弟のようなAGCヨーロッパの移動展示車が来ていました。また、glasstechレポートはこのブログでもお送りしたいと思います。

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AGCヨーロッパ展示車


ヨーロッパは陸続きですから、スペイン・ポルトガルからユーゴスラビアまでどこまでも行くそうです。



 

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