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モッタイナイ贈呈品

自他ともに認める“片付け魔”の血が騒ぐ大掃除の季節がやってきた。仕事納め以降はゆっくりお正月料理に専念したい私にとって、大掃除のタイムリミットはあと1週間ほど。週末ごとにチェックリストとにらめっこが続いている。

そんな週末のある日、忙しく家事をこなしているところへ宅配便が。届いたのは、ある航空会社の来年のカレンダーだった。自分で注文したわけではない。マイレージクラブの特典として毎年この時期に届くのだ。

しかし・・・申し訳ないが、わが家の雰囲気には合わないので、使ったことがない。職場のカレンダー頒布会に持っていくか、そのまま処分してしまうかのどちらかだ。上質な紙が使われていて装丁も立派なので、自分で処分するときは「もったいないことをしているな」と心苦しい。

このような贈呈品を受け取って、同じように困っている人がきっと大勢いるだろう。例えば、株取引をしている人。私の周りにもいるが、株主特典としてカレンダーに代表される贈呈品がいろいろと送られてくるそうだ。しかし、やはり全ては使えないため、いくらか処分しているとのこと。品物が立派なほど罪悪感は増すだろうに、少し気の毒だ。

エコ・省エネの重要性が高まっているこのご時世、まずは「来年のカレンダーを作成しましたが、送ってもよろしいですか」と、要否の確認をしてほしいものだと思う。

そんな素朴な疑問を友人に投げかけたところ、中には実践している企業もあるという。例えば、予めDMで贈呈品の要否を尋ねてくれる会社や、「贈呈品の受け取り」と「恵まれない子どもたちへの同額の寄付」とを選択できる会社など。特に後者の例については感銘を受け、その会社のイメージが自分の中でぐんとアップした。

まごころやサービスも、時代とともに形が変わっていって良いもの。これからは、上述したような配慮を伴うサービスこそが、上質なのではないかと思う。家庭ゴミを減らすためだけではなく、作成部数そのものの調整や輸送コストの削減にも目を向ける必要があると考えるからだ。

もちろん、受け取る側の意識も高くなければならない。くれぐれも、「ケチケチしちゃって。年末ぐらいサービスしなさいよ」などと思うことのないように。取っておいても、どうせ何年後かの大掃除で捨てることになるのですから・・・(経験談・笑)。

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