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春を探しに

明日は春分の日。子どもの頃、授業で「昼と夜の長さがほぼ同じになる日」と教わりましたが、多忙な日々を過ごしていると、せっかくの祝日も“何の日”なのか知らずに迎えてしまうことが多くあります。

春分の日も、つい数日前に「そういえば、20日は何の祝日だっけ」と思いチェックしただけ。単に休みが増える、連休になる、と喜ぶだけで趣旨を顧みないのでは、何だかもったいないことをしている気もします。

そこで、ふとした疑問が頭をよぎりました。なぜ、「昼夜の長さが同じになる日」が国民の祝日なのか。興味がわいて調べてみると、祝日法に趣旨を見つけました。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」。なるほど、天文学上の事象をたたえる日というわけではないようです(笑)。

ヨーロッパでは、春分をもって春の始まりとし、日本のように休日になる国もあるそうです。立春の頃は、まだ春の訪れを実感するには早すぎることが多いですから、この時期からが春、という方が時代に合っているかもしれませんね。

これまで、趣旨に沿って祝日を過ごしたことはほとんどありませんが、明日はのんびり春を探しに出かけてみてもいいかな、と思います。

自然や生物の営みで“春を感じるとき”といえば、
・ウグイスが鳴くとき
・桜が咲き始めるとき
・タンポポや菜の花を目にするとき
・風の香りを感じるとき
などが思い浮かびます。これらのうち、1日でいくつ出会えるかわかりませんが、五感をフルに働かせながら、全身で季節を感じ取ってみたいと思います。

そう、「疲れたからゴロゴロしたい」とグータラ過ごす週末をたまには“お休み”しようかと思うのです。自然の美しさ、生物の力強さを心と体で感じ取ることを、すっかり忘れてしまう前に。

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