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2009年08月31日

らしくない夏


毎年、夏に欠かさずしていること。水のレジャー、帰省先での花火大会、甲子園のテレビ観戦、そうめん・冷麦の大量購入。ところが、今年はまだこのうち1つしかしていません。天候に左右されない、甲子園のテレビ観戦です。

水のレジャーと花火は、梅雨明け後に続いた長雨のため計画が頓挫したきり。食事は、食欲が落ちるほど暑い日が続かなかったため普段どおり。自分ながらの“夏の風物詩”がことごとく崩れてしまっています。

真夏には、連日35℃を超える盆地にある夫の実家に帰省した際も、東京と変わらない普通の暑さに拍子抜け。そして、気が付けば、あっという間に朝晩はすっかり涼しくなりました。暑がりの夫でさえ、「こんな夏では、一抹の寂しさを覚えるね」と(笑)。

“らしくない”今年の夏。わが家だけでなく、気象庁が梅雨明けの発表を見送った東北地方の人たちも、悪天候でなかなかプールで遊べなかった子どもたちも、今ひとつ盛り上がりに欠ける夏だったかもしれません。

そんな“盛り下がり”気分のある日、家族の好物をつくって気分転換を図ろうとスーパーへ。しかし、そこで待ち構えていたのは、驚くほど値上がりした野菜たちでした。産地が長雨と日照不足、それに低温に見舞われたため野菜の発育が遅れ、価格が上がっているのだとか。

「今夜はごちそうよ!」などと宣言してしまったため、一応買うものは買って帰宅。家族はたいそう喜んでくれましたが、おかしなことに、私だけ“空盛り上がり”な宴になったのでした。

これから訪れる秋は、一番好きな季節。いつもならば、一日も早い秋の訪れを願うのですが、なぜでしょうか。今年は、もう少し残暑が長引いてもいいかな、と思うのです。きっと、夏はあくまでも夏らしく、変化がしっかり感じ取れる四季でなければ、何となく居心地が悪いのでしょう。

「あぁ、日本人なんだな」と実感するとともに、抗うことのできない自然の力を、少し不気味に感じているこの頃です。

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2009年08月25日

夏休み


子供たちの夏休みももう残りわずかになりましたが、そろそろ宿題に追われている親子も多いと思います。

先日、横浜市で行われている「子供アドベンチャー2009」に当協会の「エコっ手」をお貸しました。そこで横浜市の教育文化センターの会場をのぞいてきた。

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8月19、20日の両日行われた「子供アドベンチャー2009」のイベントのひとつ「もっと知ろう!建築のこと」の横浜市まちづくり調整局のご担当からお話をいただいた。会場では模型やパネルで建物の仕組みなどが示されていて、さらに夏休みの宿題にも応用できそうな建物の切り絵などが実際に工作できるコーナーができていた。

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エコっ手は一枚ガラス、ペアガラスとエコガラスの遮熱性能の違いが体験できる装置。子供たちも触って違いがわかると、好評だったと担当の太田様からも感想をいただいた。

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そのほかにも大人も行ってみたくなる新聞社、テレビ局やラジオ局、市議会会議場や清掃工場などの社会科見学などメニューが盛りだくさんあり、夏休みに経験できるとお得な企画であった。




2009年08月10日

隠岐の思い出

7月に取材に出かけた、島根県・隠岐の島の思い出は強烈に今も残っている。環境省のエコフロー事業でモデル校になった海士町学校を訪れた。エコフロー事業は2006年からはじまり2009年に終了した事業で、全国の学校から応募されたもののうち7校の事業に補助をしてエコ改修を行ったものである。

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この改修の様子は、エコガラスのホームページにも近々掲載予定であるので、それに譲ることにして、途中の風景や初めての体験であった隠岐の島の風土などを書きたい。まず、羽田から米子空港に飛びそこから、島根半島の日本海側にある七類港から隠岐汽船のフェリーで島前(どうぜん)の中ノ島にある海士中学校を訪ねた。

まず七類港のフェリーターミナルはメテオプラザと呼ばれ建築家高松伸氏の設計、島根のご出身だそうだ。建物の評価はご覧ください。私は何とも言えません。

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当日は凪のように穏やかな日本海を進み、3時間で菱浦に到着。早速、教育委員会の車のお迎えを受け、海士中で取材しました。

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礼儀正しい生徒さんの「こんにちは」に迎えられて、エコフレームなる日射遮へい装置や窓のエコガラスを見せてもらった。最初の年は村の人たちでどのような改修が良いか中学生を含む検討委員会で議論、建設の専門家への提案を作ったという。

教室が寒くなくなり、冬場には床まで広がる結露でPタイルが滑ることもなくなったと言う。

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泊まった民宿「但馬屋」さんでは、大盛り上がりで小学生から高校生の3人の娘さんが三味線に合わせて伝統の踊りを披露してくれるなど、心温まるもてなしを受けた。
http://futamatamaru.com/tajimaya/top/hp-top071017.htm

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そして翌日、目が覚めると風雨激しくそれでもようやく午後には薄日がさし、無事フェリーで帰ることができた。帰るにあたり、ちゃんとお参りしましたが、後鳥羽上皇のようにならなくてよかった、よかった。




 

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