« 2009年08月 | << BLOGトップページ | 2009年10月 »

2009年09月30日

おはぎとスズムシ

早いもので、9月も今日でおしまい。1年の3/4が過ぎようとしています。

「1日の半分が過ぎた」とか「1年の1/6が終わった」というように、昔から時間を分割してとらえるのが私の習慣。この時間のとらえ方、子どもの頃は、苦手な学校行事やテスト漬けの生活を乗り切るために、とても有効でした。「あとどれくらい頑張れば遊べる、休める」と少し前向きになることができたからです。

本当ならば、ある程度年齢を重ねた今は“時間をより大切に過ごすための有効なとらえ方”に変わってきたと言いたいのですが、なかなかそうはいきません。もう少し気持ちに余裕を持ちたいものです・・・。

そんな中、先日の“シルバーウィーク”は身も心もリフレッシュできる、少しゆったりした休みでした。それを演出してくれた1つが「おはぎ」です。米粒が残った状態のお餅が好きで、様々な種類が店頭に並ぶお彼岸は、特に楽しみです。近所の和菓子屋では、通年「おはぎ」として販売されていますが、春は「ぼたもち」秋には「おはぎ」と、区別して呼ぶ地域も多いそうですね。彼岸の頃に咲く牡丹と萩に由来すると言われていますが、常に“花より団子”の私の目には、どうも花のイメージは浮かんできません(笑)。

もう1つ、ホッとできる休日を演出してくれたのは、今や東京では珍しいスズムシでした。飼育されていたスズムシが放されたのか、子どもの頃よく聞いた「リーンリン」という涼しげな鳴き声が、2日間ほど夕方はっきりと聞こえたのです。なんだか嬉しくなってテレビの音を下げ、目を閉じて聞き入りました。残念ながら3日目にはパッタリと止んでしまったのですが、どこか他の場所に移って誰かを癒してあげていたのかもしれません。

ところでこの“シルバーウィーク”、耳慣れない呼び方に最初は「敬老の日」にちなんだのかと思いましたが、ゴールデンウィークに対する大型連休、という意味合いだったのですね。

「なるほど」という感じもしますが、せっかく秋のお彼岸や敬老の日に当たるのですから、レジャーや旅行が主流のゴールデンウィークとはひと味違った楽しみ方を促しても良いのでは、と思ってしまいます。

おはぎをいただきながら虫の音に耳を澄ませるのでは、少し退屈に聞こえるかもしれませんが、「動」と「清」でメリハリをつけて、残り1/4となった2009年を元気に駆け抜けられるように鋭気を養う・・・私には、ちょうどよく馴染む楽しみ方なのでした。

090930.jpg



2009年09月24日

日経すまいのリフォーム博

23日からはじまった「日経すまいのリフォーム博」に、いつものように「ガラスの森」を出展している。今年のテーマは明確な目的意識を持った来場者に窓リフォームをアピールをすることだ。23日は休日のため、かなりの割合で一般入場者の方、それもご夫婦が多かった。

090924_1.JPG


今年、小改造を加えたわが「ガラスの森」体感車はさわやかイメージ。照明も明るく壇上の人たちが何をしているか、よくわかる。また、壁面にリフォーム小窓をつけたことにより、われわれ説明者も実際のどのような方法で窓リフォームするのか説明できる。

090924_2.JPG


環境省の呼びかけではじまった「エコ・リフォーム・コンソーシアム」も出展しており、今年もガラス体感機やサンプル提供の協力をしている。

090924_3.JPG


今日はテレビ取材もあり、ニュース番組「ワールド・ビジネス・サテライト」のキャスターの人が「ガラスの森」を取材に来てくれた。窓改修減税についてかなり詳しく聞かれた。「エコガラスで減税」のノボリ旗もよく目立った。

090924_4.JPG


会場では、セミナーも開かれており熱心なこれからリフォームを使用とする人たちが詰めかけて立ち見も出る盛況だった。国連で鳩山首相が2020年、CO2の25%削減を表明した以上、既存建物の省エネ・省CO2はますます重要政策に位置づけられるだろう。

090924_5.JPG


「日経すまいのリフォーム博」は26日(土)まで、東京・有明のビッグサイトで開かれている。




2009年09月18日

ラベルが違う ~ヨーロッパ省エネ視察~

この表題を見て、古いギャグだとわかる人はオーバーフィフティでしょうね。
ちなみに会話の中で「君とボクとは、ラベル(レベル)が違う」などと使います。

先週、大学などの研究者の方たちのヨーロッパ省エネ視察に参加してきました。オランダ、ドイツ、スイスと回って各地で省エネの推進方法や性能表示の話を聞いてきました。家の持ち主やビルのオーナーが自分の建物の性能を知って、不動産売買のときに証明書として、いわゆるラベルを発行してもらうのだそうです。

090918_2.JPG


そもそも、自分の家の性能がどんなものか、建てるときに性能を意識して建てたり買ったりしているか、という問題です。自動車やエアコンは性能をカタログや店頭で見て比べることはあるけれど、もっともっと価格の高い住宅に性能表示制度があることはご存知でしょうか。日本では小さい住宅では義務ではありませんが、ヨーロッパでは不動産の取引の際に必ず添付しなければならないことになっています。省エネ性能が、いわゆる資産価値の一部になりつつあります。

ヨーロッパではラベルといっても、家電売り場や自動車のリアウインドウで見かけるような☆☆☆マークのようなものは見当たりません。自分の住宅がエネルギー消費量として、どのレベルにあるか計算してもらい、省エネの基準値よりどうなのかを証明してもらうことを、ラべリングと言っています。

090918_3.JPG


たとえば、今回訪れた新築高校の証明書にはこういう表示を証明書として付けています。省エネに効果があるという蛍光灯やLED電球の箱にもこんな表示がありました。

090918_4.JPG


PV住宅団地なるものも見てきました。屋根に太陽光発電を載せて、集会所の屋根は草が生えています。写真のようにオランダらしく裏庭から運河に直接船でこぎ出すこともできます。

090918_5.JPG
090918_6.JPG


寒いヨーロッパでは断熱材もハンパなくぶ厚いです。壁に400mmの厚さの断熱材など当たり前。3層ガラスの窓も普及を始めています。
でも食事も大胆でした。写真はスイスの建材研究所の社員食堂でのメニュー。スイスでは一番ポピュラーな定番らしいです。私は選びませんでしたが・・・

090918_1.JPG


なんでもラベルが違います・・・



 

Copyright (C) 2006 板硝子協会 All Rights Reserved.

経済の基礎知識