ラベルが違う ~ヨーロッパ省エネ視察~
この表題を見て、古いギャグだとわかる人はオーバーフィフティでしょうね。
ちなみに会話の中で「君とボクとは、ラベル(レベル)が違う」などと使います。
先週、大学などの研究者の方たちのヨーロッパ省エネ視察に参加してきました。オランダ、ドイツ、スイスと回って各地で省エネの推進方法や性能表示の話を聞いてきました。家の持ち主やビルのオーナーが自分の建物の性能を知って、不動産売買のときに証明書として、いわゆるラベルを発行してもらうのだそうです。
そもそも、自分の家の性能がどんなものか、建てるときに性能を意識して建てたり買ったりしているか、という問題です。自動車やエアコンは性能をカタログや店頭で見て比べることはあるけれど、もっともっと価格の高い住宅に性能表示制度があることはご存知でしょうか。日本では小さい住宅では義務ではありませんが、ヨーロッパでは不動産の取引の際に必ず添付しなければならないことになっています。省エネ性能が、いわゆる資産価値の一部になりつつあります。
ヨーロッパではラベルといっても、家電売り場や自動車のリアウインドウで見かけるような☆☆☆マークのようなものは見当たりません。自分の住宅がエネルギー消費量として、どのレベルにあるか計算してもらい、省エネの基準値よりどうなのかを証明してもらうことを、ラべリングと言っています。
たとえば、今回訪れた新築高校の証明書にはこういう表示を証明書として付けています。省エネに効果があるという蛍光灯やLED電球の箱にもこんな表示がありました。
PV住宅団地なるものも見てきました。屋根に太陽光発電を載せて、集会所の屋根は草が生えています。写真のようにオランダらしく裏庭から運河に直接船でこぎ出すこともできます。
寒いヨーロッパでは断熱材もハンパなくぶ厚いです。壁に400mmの厚さの断熱材など当たり前。3層ガラスの窓も普及を始めています。
でも食事も大胆でした。写真はスイスの建材研究所の社員食堂でのメニュー。スイスでは一番ポピュラーな定番らしいです。私は選びませんでしたが・・・
なんでもラベルが違います・・・
