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カテゴリー:エコガラスについて

上尾の岸さん

昨年11月にテレビの取材で訪れた住宅が上尾の岸さんのお宅です。お昼前の5分番組の日本テレビ系「ご存知ですか」(内閣府提供)で放送されました。築40年以上のお住まいで愛着があり壊したくないので、ご自分でリフォームを考えで壁の断熱工事は自ら行なったほどです。とにかく「暖かくなった!」と実感を語っていただきました。

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番組では窓のリフォームを紹介しましたが、ガラスとサッシをすべて取替えてNEDOの補助金も申請されています。ここはさすがに専門業者に依頼しました。

取材の途中で「毎日室内の温度を測っています。昨日は0度近くなりました。それなのに朝起きても室内は10度以上あるんですよ。」とデータを示して頂きました。
「でも、1時間毎の夜中の測定はつらいです。」と聞いてビックリ!夜中に起きて温度計を見て記録をつけていたそうです。そこで、こちらから自動温湿度測定器をお貸ししました。

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お正月のデータを見せていただきました。外気温は0度を下回る日がありましたが、室温は20度前後を保っています。
お便りも同封されていました。
「例年ですと、すきま風と薄いガラス戸なので、ほとんど外気と同じでした。こたつに潜り込んで一日が終わります。・・・朝方の寒さで目を覚ましていました。」

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「いまは本当に温かです。あまり寒い日には廊下にストーブを移して15度に設定して暖房します。・・・エコガラスに変わってからは、虫の声、鳥の声が聞かれなくなったのが残念です。」と結んでありました。取材に訪れた頃は銀杏が本当にきれいに黄色い葉をつけてまだ豊かな自然が残っているところでした。

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読者の声

三井不動産のPR誌「こんにちは」はその特集の素晴らしさで不動産購入の予定もないのに毎月読ませていただいている雑誌です。勿論、後半には分譲マンションや戸建住宅の情報が満載ですが、それらの建設場所の街の紹介やおいしいお店情報などがいっぱいで楽しめます。

その5月号に「住まいのエコは、マドから変る」というテーマでエコガラスが取り上げられています。「ペアガラスがサングラスをかけた」とか、「あなたの代わりにガラスが植樹」といったこちらが「上手い!!」と言ってしまうコピーが並んでいます。「結露」「断熱」「紫外線」「防暑」といった性能の解説も充実して思わずうーんとうなってしまいました。

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今月の配本が来まして、家のポストから取り出しめくってみると「読者通信」の欄に、このエコガラスの読者の感想が載っていました。「エコガラスを今まで知りませんでした。エコガラスはまさに地球に優しくて、まさに「エコ」ですね。」と高崎市のゆりゆりさんからの投書です。

うれしい感想とともにまだまだ知らない人が多いのだと感じました。複層ガラスと区別して、さらに性能の良いLow-E複層ガラスのことをエコガラスと言っているんですよ、と本に向かって思わずつぶやいてしまいました。できれば星☆マークのことも触れてほしかったですね。

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オフィスビルや商業施設でも使用量が増えるエコガラス

 5月23日(金)に放送されたNHK(総合)「首都圏ネットワーク」の、「シリーズ温暖化 エコガラスで温暖化防止」という特集で、エコガラスについて放映されました。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/net/

 取材を受けた様子は5月1日のエコブログでご紹介をしましたが、放映された内容は、赤坂にある有名老舗ホテルがエコガラスで改装した事例や、そのガラスを製造して納入した板硝子協会会員会社に、別途行った取材を組み合わせた構成になっていました。

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 エコガラスは住宅分野での普及が先行していますが、ここ数年、特に大型のオフィスビルやホテルなどの商業施設では新築のみならず、改装にも使用される事例が目立って増えてきています。でもそれはなぜでしょうか?

 ビルや商業施設は規模が大きくなればなるほど、空調ばかりでなく照明用エネルギーの使用量が大きくなります。また、一般の方はあまり気づいていませんが、これらの建築物の空調機器は寒冷地を除くと、実際は一年を通じて暖房よりも冷房装置として働いている期間がほとんどなのです。「太陽の光は入れても熱は入れない」というエコガラスの機能は、そのような建築物の省エネルギーに大きな効果をもたらすのです。

 板硝子協会では、東京理科大学 井上研究室のご協力で、OA化が進んだ最近の建築物の使用状況に即したシミュレーションを行い、昼間の太陽光と、エコガラスの組み合わせによる省エネルギー効果の検証結果を取りまとめた冊子や、その内容をわかりやすく取りまとめ、さらに遮熱フィルムとの比較データも加えたパンフレットを作成しています。これらは建築設計の専門家向けのものですが、ご興味があれば是非ご一読いただければと思います。

「建築物の昼光利用による省エネルギー効果」(2007年3月刊行 研究報告書)
http://www.itakyo.or.jp/kankou/
kenchiku13.html

「デザインも省エネ性能も!」(2007年11月発行 パンフレット)
http://www.itakyo.or.jp/kankou/
pdf/kenchiku14_2.pdf

 また、NHKの取材先となった赤坂のホテルの事例については、IBEC((財)建築環境・省エネルギー機構)の機関誌に、私が寄稿した文章が掲載されていますのでこちらも合わせてご参考までにご紹介しておきます。

IBEC No.162「特集 建築物の省エネルギー改修」(2007年9月発行)
http://www.ibec.or.jp/tosyo/book01/162.htm

 これから大型ビルや商業施設を計画・建築する会社は、省エネ法の改正強化という規制からだけでなく、「環境に配慮した建築物を提供しているか」という企業の社会的姿勢や責任が問われ、また、入居するテナントの側も、そのような物件を選択しているかどうかが、「環境配慮という社会的責任を果たしているか」の一つの尺度にされていくのではないでしょうか。


エコガラスの価格って?(その2)

 「エコガラス」の存在を知り、住宅の省エネルギーや地球環境にとってよさそうなものだな…、と興味を持った方が、まず一番に知りたいのは、「エコガラスの値段はどれくらいするのだろう?」「エコガラスってやっぱり割高なものなのだろうか…?」ということでしょう。2月11日のエコブログでは、このような疑問を持たれた方にとっての参考になればと思い、建築用のガラス製品が消費者の手元に届く際の、一般的な価格設定のされかたについて触れてみました。

 ところで、今年1月からエコガラスのホームページを全面的にリニューアルした際に、サイト内にある「エコガラスとは」の冒頭に、「板硝子協会からのご提案です。エコガラスを使うこと、ちょっとだけ考えてみませんか?」というメッセージを加えたのをご存知でしょうか。ここにも冒頭のような疑問に対する答えがあるのではないかと思いますので、今回は改めてそこから引用をしてみます。

新築戸建住宅でスタンダード化した一般の複層ガラスとの価格差は?
 新築の戸建住宅では、すでに一般の複層ガラス普及率は90%以上(板硝子協会調べ)、消費者が特に意識をしなくても、窓ガラスに採用される時代になりました。(板硝子協会資料:複層ガラス普及率推移(住宅用) [PDF:1029KB]

エコガラスは、いわば高性能な複層ガラスであり、価格は一般の複層ガラスの1.6倍~1.7倍程度になります(価格差は9,000円/m²前後です)。平均的な戸建住宅の窓の総面積は30m²程度ですから、もし仮に新築時に全ての窓に一般の複層ガラスではなく、エコガラスを採用したとしても、家全体でのコストアップは30万円程度ですむことになります。

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窓は家の壁の一部、だから長期間にわたってメリットを享受できます
 窓ガラスは、破損したり寿命がきたりするまで、取替えるようなことはまずありません。一方、家を建てるときにどうしても目が向きがちなキッチンやバス、トイレなどの水周りは、窓ガラスと違って年月の経過とともにどうしても傷んできます。また、将来の子どもの独立や、高齢者が住むようになったりした場合など、家族の構成が変化することによってもリフォームが必要になってくることがあります。
これに対して、壁の一部である窓のガラスに使用されたエコガラスは、ガラスの寿命がくるまで、メリットを享受することができるのです。

既存住宅のリフォームの場合はどうでしょう?
 既存の戸建住宅リフォームの場合には、もちろん、全ての窓ガラスをエコガラスに替えれば家全体が快適になりますが、例えば家族の集まるリビングルームの窓や、寝室の窓、西日のきつい子ども部屋など、ご自分たちの「住まい方」に合わせてお部屋の窓ガラス交換することでも、住宅の快適性を向上させ、なおかつ一定の省エネ効果が図れるのです。窓枠(サッシ)を一緒にリフォームできれば理想ですが、アタッチメント付の製品を使えば窓枠を替えることなく、窓ガラスだけを簡単に替えることが可能です。

簡単なメンテナンス、そしてランニングコスト・ゼロが魅力です
 新築の場合と同様、窓ガラスは一度リフォームをすれば、破損したり寿命がきたりするまで、取替えの必要はありません。エコガラスは基本的な構造が、新築では既に10年以上前から普及が進み出した一般の複層ガラスと同じであることも安心です。
また、給湯装置のような機械装置ではないために部品の交換や整備は不要、メンテナンスが簡単なのも魅力です。もちろん、動かすための動力は一切不要です。エコガラスのお手入れは普通の窓ガラスと同じように、汚れたら拭き掃除をするだけでよいのです。

 新築やリフォームの計画に際して、キッチンやバス、トイレなどの水周りの設計や予算を考えるときに、ちょっとだけ窓ガラス-エコガラスのことを考えてみませんか・・・?


エコガラスの価格って?

 先週の日曜日以来雪の降る日が続き、風も冷たくて、外を歩くときには防寒対策をしっかりとしないと本当に寒いですね。そんな寒い日の夕食には温かいものが一番ですから、私もきれいエコな暮らし1月号賢人のレシピ」で紹介された「生姜風味の大根ポトフ」を試してみました。

 具は大根、人参、玉葱と少々の鶏肉。仕上げには水菜ではなく、香りが好きなミツバを使いました。生姜をきかせたスープは食欲をそそり、しっかりと煮込んだ根菜は甘くて柔らかく、冷えた身体を芯から温めてくれました。「夏野菜は身体を冷やし、冬野菜は身体を温める。」と言いますが、まさにその言葉を実感しました。
 
 スープとたっぷりの野菜はお腹を膨らまします。食物繊維が豊富でローカロリーですが、栄養のバランスは取れているので、体重が増えがちな冬場の、健康的なダイエットにもピッタリだと思います。

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 さて、昨年末から2回の大きな展示会で、7,000人近くの方々にエコガラスを体感していただきましたが、ご質問で一番多いのは「お値段はいくらですか?」というものです。冬篇のTVCMを放映開始したころからYahoo!の検索ワードでも、「エコガラス 価格」という2つのワードで検索をされる方が増えています。「よさそうなガラスだな」と思ったらば次の疑問は、「ところで価格はどのくらい?」というのは当然のことでしょう。

 このエコガラスのサイト内にある「よくある質問」には「一般的に見て、3mmの透明板ガラスと3mmのLow-Eガラスの組み合わせの場合、材料代だけで25,000円/m²前後になると思われます。」と書いてあります。でも「前後」「思われます」ということはどういうことでしょう?それは、そもそもガラスは他の建築用資材と同様に、家電製品のような「希望小売価格」あるいは「定価」というようなものは存在しない、ということなのです。

 他の全ての建築用ガラスと同じく、板硝子協会会員会社で製造されたエコガラスは、ほとんどの場合、まずガラス問屋さんに販売され、そこから街のガラス屋さんに販売され、さらに工務店さんに販売され、そこから一般消費者の手元に販売されます。(プレハブメーカーへは、自動車用メーカーに納入される自動車用ガラスのように、多くの場合部品の一つとして製造メーカーから直接に納入されます。)

 エコガラスの流通では、それぞれの段階でマージンが乗せられることになりますが、その幅について製造メーカーは全く関与しません。(独占禁止法上「再販価格指定」はできません。)従って、消費者の方がエコガラスの価格をガラス屋さん、あるいは工務店さんに「おいくらですか?」と尋ねた場合、尋ねるお店によって値段に差がでてくることは不思議なことではありません。また、ガラスの取り付けや取替えには材料代以外に施工費がかかりますが、これもお店によって差が出ることは不自然なことではありません。

 「材料代だけで25,000円/m²前後になると思われます。」というのは、「材料としてはだいたいそれくらいで消費者の手元に届いているようです。」という推測なのです。従って、もしエコガラスに替えてみようと思われた方は、複数のガラス屋さん、あるいは工務店さんの価格を調べてみるのもよいでしょう。自動車や家電製品、食品や日用品などを購入する場合と基本的には全く同じことです。

 4月からは「既存住宅の省エネ改修促進税制」が導入される見込みであり、窓ガラスをエコガラスに交換するインセンティブがいよいよ導入されることになりますから、検討するには好機です。でも、忘れてはいけないのは、ガラスは家を構成する大切な部品だということ。施工も含めて総合的に判断し最終的に、お任せするお店を決めることが大切ですね。
(^^)


記録的な猛暑が教えてくれる「断熱」と「遮熱」の違い

 先週の暑さは本当に異常でした。酷暑、猛暑というレベルを超えて「暴暑」という言葉で表現していた夕刊紙がありましたが、まったくその通り。全国数都市で気温40℃超を観測したそうですが、東京都心でもおそらく体感レベルではそのくらいあったと思います。深夜になっても一向に止まないセミの鳴き声が、連日の熱帯夜を実感させます。

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 「暴暑」をしのぐために冷房をかけざるを得ない、そしてその廃熱がさらに外気温を上昇させる、という悪循環が発生しています。昔は都市部でも夕方になれば涼しくなったものですが、もうそんなことは望めません。なので、冷房を一切使わないというのは、健康上からも現実的なことではありません。屋内でさえ熱中症にかかることもあるのですから。

 たとえ省エネ型のクーラーであっても、どれだけ使用時間を減らし、なおかつ快適に過ごせるかということが、この悪循環を低減させ、最終的には地球温暖化の防止にもつながることになります。では悪循環を断ち切るにはどうすればよいのか・・・?

その解決方法は窓ガラス自体に
遮熱性能を持たせることにあります。

 クーラーの使用を抑えるために、屋根や壁の断熱化が進んでいる最近の住宅では、熱が出入りする窓、とりわけ窓ガラス部分による遮熱が大切です。ここで大事なことは、窓枠を断熱タイプにして一般複層ガラスを入れても、熱は決してさえぎれないということです。一般複層ガラスでは、ひとたび空気層が温まってしまえば外気の熱を室内に伝えてしまうからです。

 また、そもそも窓枠には遮熱タイプはなく、断熱タイプだけしかありません。断熱タイプの窓枠には、その名の通り「断熱性能=冬場に有効な、熱を伝えにくくする効果」はあっても、「遮熱性能=夏場に有効な、熱を伝える前に反射してさえぎる効果」はありません。

 窓は基本的に「枠」ではなく「ガラス」によってその性能が決まるのです。エコガラスは、一般複層ガラスにある断熱性能を、特殊金属膜で向上させるだけではなく、窓枠では出すことができない「遮熱性能」を備えた「高断熱・遮熱ガラス」なのです。

 板硝子協会がキャンペーンを通じて一般消費者の方々に訴えていくだけでは、このようなエコガラスの機能の認知促進には限界があります。そこで今年2月から約3ヶ月毎にマスコミ・報道関係の方々を対象に、エコガラスについて興味と理解を少しでも持っていただくことを目的にニューズレターを発行し、時に応じて直接訪問して説明もしています。

 成果は少しずつ出てきていますが、今後さらに多くの新聞や雑誌記者の方々が、ニューズレターを通じてエコガラスの持つ機能を理解し、第三者の公平な目でその存在や効用・評価について、機会をとらえ紙面・誌面を通じ広く世の中に伝えていただくことを願っています。
(サイト内にニューズレターの掲載を開始しました。ご興味のあるかたはご一読下さい。)


費用対効果の高い既存住宅の改修 - それはやはり窓の改修です

 3月19日(月)に開催された、国土交通省の社会資本整備審議会 第7回環境部会の議事資料が同省のホームページで公開されています。審議会を傍聴したわけではないので、実際にどのような議論が行なわれたかは、追って公開される議事録を見なければわからないのですが、その資料の中に注目すべきものがありました。

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出典:社会資本整備審議会 第7回環境部会資料
「住宅・建築分野における地球温暖化対策について」より

 既存住宅の省エネ対策改修は、民生部門、特に住宅を起因とするCO2発生量の削減にとっては重要なことであるのはもはや論をまたないことですが、上の図を見てください。

 最新の「次世代省エネ基準」の1世代前の基準である、平成4年制定の「新省エネ基準」に適合して建築された住宅においては、給湯・空調システムの改修と並んで、特に開口部=窓の改修を行なうことが、省エネにおいて特に「費用対効果」が高くなるということが明記されています。

 新省エネ基準に適合した住宅は、早いものではそろそろ築15年が経過しようとしています。大事にお手入れしていても家族構成の変化もあるでしょうし、そろそろリフォームをお考えの方も多いのではないでしょうか。でもそのときには、開口部=窓のリフォームも是非考えてみてください。

 窓ガラスを「エコガラス」に交換することは、水回りのリフォームよりもずっと簡単ですし費用も低くてすみます。省エネ効果でCO2の発生量が抑制され、地球温暖化防止に貢献できるばかりでなく、「エコガラス」が夏の暑い西日を遮り、冬の不快な結露を防ぎ、なによりも家族みんなが「日々快適に住まう」ことができるのですから。


窓ガラスを取り替える「うちエコ」のご提案

 12月15日(金)に、環境省で推進する「チームマイナス6%」ホームページ上にある「チーム員活動報告」のコーナーで、再度エコガラス・キャンペーンが取り上げられました。8月25日(金)以来2回目のことです(^^)
http://www.team-6.jp/report/movement/2006/12/061215b.html

 12月は地球温暖化防止月間ですが、これに合わせてチームマイナス6%事務局では、増加の一途をたどっている民生部門、特に一般家庭を起因とするCO2発生量を抑えるために、家庭でできるエコ活動を新たに「うちエコ」と名づけてスタートさせました。そこで板硝子協会も、ご家庭の窓ガラスをエコガラスに取り替えることを、「うちエコ」活動の一つとして改めてご提案をいたします。

 エコガラスは新築住宅からご使用いただくことがもちろん良いのですが、全国に4,700万戸ある既築の住宅でもご使用いただくことこそ、わが国の一般家庭におけるエネルギー使用量の大幅な削減を達成させる一つのとても有効な方法なのです。断熱性能の高い窓枠(サッシ)とエコガラスの組み合わせが窓全体の省エネ性能向上にはベストなのですが、窓ガラスをエコガラスに取り替えるだけでも、実際にかなりの効果を得ることができます。

 エコガラスは板硝子協会会員各社で製造・販売していますが、各社ともそのバリエーションの中には、通常の窓枠(サッシ)を取り替えずにガラスだけを交換することができる、アタッチメント付きタイプのエコガラスもあるのです。「エコガラスは使ってみたいのだけれど、窓枠まで取り替えるのはちょっと大事かな・・・」と、今ひとつ積極的になれない方は、是非一度、エコガラスのサイト内にある会員各社のページからアクセスできる「エコガラス隊」のお店リストを当たってご連絡をいただくか、あるいはお近くのガラス販売店様にご相談されてみたらいかがでしょう。

 ところで、12月13日(木)から15日(金)まで東京ビックサイトで開催された「エコプロダクツ2006」に「ガラスの森」移動展示車が出動し、3日間で4,000人に上る方々にエコガラスを体感していただきました。今回の展示会では、特に未来の地球を担う小中学生の子供さん達がとても大勢訪れて、エコレディのお姉さん達の案内でエコっ手・エコボールを体感し、楽しくゲームをしながら「窓ガラスで守る未来の地球」の意味を学んでいただけたのではと思います(^^)

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これからの住宅に求められる新しい性能水準、それは「健康性・保健性」

 ハロウィーンが終わり、街中では早くも商店街の軒先にクリスマスのデコレーションがちらほらと現れだしました。気の早いところではこの3連休にクリスマス・ツリーの点灯セレモニーを行ったところもあるようですし、花屋さんにもクリスマスシーズンに定番のポインセチアが出てきました。一年が経つのは本当に早いです。

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 今年6月にわが国で初めて、国の住宅政策の憲法となる「住生活基本法」が交付され施行されましたが、これに伴い、9月には基本法に基づく施策の具体的な落とし込みである「住生活基本計画(全国計画)」が策定されました。

 板硝子協会は住宅における開口部(窓)に関わる業界団体として、これらの検討に際しては関係官庁に対し多方面から意見を具申してきましたが、中でも基本計画の「住宅の品質又は性能の維持及び向上」の項目にある、「一定の省エネルギー対策を講じた(全部又は一部の窓に二重サッシ又は複層ガラスを使用している)住宅ストック比率の向上」の部分については特に強い働きかけを行い、最終的には比率の達成目標値が「平成27年度には40%」、という、原案よりも高い数字で策定される運びになりました。

 窓の省エネ性能向上は住宅の断熱に大きな効果をもたらし、ひいてはCO2発生量削減にも大きく寄与するので、これは環境面から見て大変喜ばしいことだと思います。今後この目標値の実現に向けて、様々な個別の政策が立てられて実行されていくことを期待せずにはいられません。

 ところでストック住宅(既築住宅を含む)の性能水準は「住生活基本計画」の中にいくつも謳いあげられていますが、耐震性、防火性、防犯性、耐久性、断熱性、遮音性、バリアフリー性、採光性、などの耳慣れた言葉に加え、「室内空気環境性」が取り上げられています。これは、「清浄な空気環境を保つため、内装材等からの化学物質(ホルムアルデヒド等)、石綿(アスベスト)等の汚染物質発生防止、換気等について適正な水準を確保する」、ということです。つまり、言い換えれば住宅の健康性・保健性について触れられているということであり、これまではあまり個別には取り上げられてこなかった住宅性能という意味で、実はとても画期的で新しい性能水準なのです。

 住宅内で窓や壁の断熱が不十分であると結露が発生し、カビが生るばかりでなく、それを餌にするダニなどが発生するといわれています。皆さんはもうお気づきですね。窓の断熱は結露を抑え、国がこれからの住宅に求められるべきものとしている健康性・保健性をも向上させてくれるのです。エコガラスは通常の複層ガラスよりもさらに断熱性能に優れています。エコガラスを使用することは地球環境に優しいだけではなく、私達の住宅の健康性・保健性も向上させて、住む人たちの身体にも優しい環境を作り出してくれるのです。


ログハウスに泊まって有名な箱根仙石原のススキ草原を見てきました

 愛犬「まりん」を連れて、またエコガラスの使われている箱根のログハウスに泊まりに行きました。このホテルのメイン棟は人間のお客様専用で動物は立ち入り禁止なのですが、敷地に内にある10棟ほどのログハウスの内、3棟だけはペット同伴で宿泊することができるのです。

 ログハウスの外は森に囲まれた広い庭があり、朝散歩をするととても清々しい気分になるのですが、敷地の端のほうには小さなドッグランもあって「まりん」も楽しく遊べます。5月、7月に行ったときは天気があまり良くなく、せっかくのドッグランが利用できなかったのですが、三度目の正直で今回は大丈夫でした。ドッグランに放してやると、走り回ると思った「まりん」は一生懸命に地面のにおいを嗅ぎ回ります。

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 多分他の犬のにおいが残っているのでしょう、今度は必死になって地面に身体を擦り付け出しました。おいおい、せっかくのフワフワの白い毛が台無しになっちゃうよ。

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 暫くするとトイプードルの親子がやってきました。ワンワン吠えられても「まりん」は全く動じることがなく、相手の飼い主さんも「この子はすごい!これだけ吠えられても尻尾が全然下がらないですね。」と妙なところに感心されました。かわいい顔をしているけれど「まりん」は気の強い女の子です。

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 今回仙石原に来たのは温泉入浴だけではなく、有名なススキ草原を見ることです。今は観光シーズンなのですが、思いのほかたくさんの人が訪れているのに驚きました。「まりん」をつれて草原の間を通る遊歩道に入っていくと、回りはまるで背丈ほどもあるススキ林の様です。台ヶ岳北西山麓一帯に約18万㎡に渡って広がる草原の周囲は、昔は芦ノ湖の湖底だった湿地帯で神奈川県の景勝50選にも選ばれているところです。秋風に揺れ銀色の波のように美しく輝くススキの穂は、確かに他ではなかなか見られない景色でした。

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 ところで、朝起きてログハウスのテラス窓を見たら、下の方がわずかですが結露していました。仙石原は10月になると東京よりも5℃ほど低くはなりますが、それにしてもエコガラスが使ってあるはずなのに何故?と、不思議に思ってよく見たら・・・この窓だけは通常の複層ガラスでした(笑)。やっぱり他のエコガラスが使われている窓は全く結露していませんでした
(^^)


ぶなの木25本を植樹するっていうこと・・・・

 私が初めてと言っていいほど、地球環境について真剣に考えさせられたのは、丁度1年前のある座談会に出席したときのことです。座談会のテーマは「砂漠緑化」。

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 「砂漠」って自然に存在するものと、牧草地だった土地が痩せてしまい「砂漠」になる いわゆる「砂漠化していくもの」とがあるようです。現在問題となっているのが後者の「砂漠化」問題です。

 乾燥地において、人口が増えれば、人々は生活のために木々を伐採します。人が増え、家畜が増えれば、その地では貴重な牧草や木々は減っていきます。やがて人々がその地を離れれば、家畜は放牧状態となり、家畜は草の根まで食べ尽くしてしまいます。するとその地は草すら育たない「砂漠」になってしまうといわれています。
 この人為的とも言える原因に対して、現在世界中の研究者やNGOの方々が、砂漠化の進行を止めようと、様々な研究や活動がなされております。
 雨水や海水を利用した水の供給や、人の手による1本1本の植樹が行われております。しかしながら、突然の砂嵐や豪雨などの厳しい環境のもとで、折角植樹し、水を供給したとしても、水分の乾燥や地下への浸透が早く、実際に木々が成長するまでには大変な苦労をされているようです。
 一方で、この「砂漠化」を進行させるもう一つの原因に、C02の増量による地球温暖化現象が影響しているようです。もともと雨量の少ない乾燥地において、水は貴重な資源です。しかしながら温暖化よって渇水が進み、ますます砂漠化は進行してしまうというものです。今や毎年「四国と九州を足したほどの面積」が砂漠化しているとの報告もあり、ただ事ではない問題です。

未来の子供たちが宇宙に行って地球を見たとき、彼らは「地球は何色だった」と教えてくれるのでしょうか?

なんとか砂漠の進行を食い止めたいものの、自分には何ができるだろう?今すぐ現地に行って植樹はできないし・・・

こんなことを考えさせられた自分も、今エコガラス事務局のメンバーに加わり、こうしてエコブログを書いています。
エコガラスをお使いいただくだけで、1戸あたり25本の「ぶなの木」を植樹したのに相当するCO2の削減効果があります・・・とてもいいフレーズだと思います。

多くの人にエコガラスを知っていただきたい。今はそう思っています。

未来の子供たちが「地球は青かったよ」と教えてくれることを願って、みんなで「ぶなの木を植樹」しましょう・・エコガラスで・・・


遊びに行った箱根のコテージにはエコガラスが使われていました

 「エコガラス」キャンペーンがスタートしてあっという間に1週間が過ぎましたが、その後も問い合わせや取材が続いて、15日には中日新聞、19日には読売新聞(首都圏)のそれぞれ夕刊のコラムでも取り上げられることになりました。東京新聞では今週特集で記事の掲載を企画しているとのことです。発表した事が話題として取り上げられるのは嬉しいことですが、その分「これからの具体的な活動展開をしっかりとしなくては!」と心に思う今日この頃です。(^-^)
 
ecoblog060417_1.jpg そこで、それにはまず気分転換、というわけで15日から1泊で箱根仙石原へ4年ぶりに遊びにいきました。もうすぐ2歳になるポメラニアン♀の「まりん」も一緒です。最近はペットブームで犬連れでも泊まれる場所は増えましたが、いかにも…という場所が多くてためらっていたのですが、見つけたところは普通のリゾートホテルで、ペット連れの人には離れとして建てられている一群のコテージの一部を提供してくれているところです。

 4月半ばといっても仙石原はまだ涼しく、桜も1週間前にようやく咲いたところです。15日の日中は好天でしたが夕方から曇り始めて徐々に涼しくなり、ベルデスクのお姉さんには「明日は雪になるかもしれませんよ」といわれてびっくり。ベッドが窓際だったので朝は冷えるかなと思い、ふと大きな窓ガラスを見たらそこにはなんとエコガラスが使われていました。そういえば、パンフレットに「コテージはパイン材を使ったフィンランド製です」と書かれていたのを思いだしました。翌朝、外は冷たい雨が降っていましたが室内は暖房なしでも暖かく、初めてお泊りした「まりん」もぐっすり眠れたようです。

 日本のエコガラス普及率は既築住宅を含めると1%にも満たないのですが、フィンランドでは60%を超えているのをご存知でしょうか。日本よりはるかに高緯度にある国ですから寒さが厳しく、その分国全体で家の断熱性能を上げてエネルギー消費量を削減しないと、いくら石油を輸入しても追いつかなくなってしまうからでしょう、窓の厳しい断熱性能が法律で定められているのです。お隣の韓国も日本の建築基準法に相当する法律でエコガラスの使用が義務付けられています。建国以来隣国と常に緊張関係にある韓国では、輸入するエネルギーの民生分野での使用量を厳しくコントロールする必要があるからだと言われています。

 日本は北欧のように国全体が厳しい気候にあるわけでも、韓国のように地続きの緊張した国境線があるわけでもありませんが、そんな快適な国で生活する私達は、その本当のありがたさに気づいていないのかもしれません。法律に決められていなくても皆がすすんでエコガラスを使うようになれば、もっと快適で、もっと世界のエネルギー消費量やCO2削減に自主的に貢献していくことができる素晴らしい国がつくれると思うのです。

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