窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

パッシヴハウス、って?  その1

今年も、プライベートでも仕事でも、たくさんの建物を訪ねました。
その土地の土や木や石を用いて建てられ手を加えながら住み継がれてきた、各地のいわば風
土建築、19世紀後半から1930年代にかけての近代建築、そして、エネルギーの損失や消費
を抑えた、あるいはエネルギー消費量よりも生産量のほうが大きい、いま欧州で「低エネル
ギーハウス」「パッシヴハウス」「ソーラーハウス」「プラスエネルギーハウス」などと呼
ばれている1980年代以降の現代建築、主にこれら3つのタイプの建物や工事現場を見歩き、
話を聞き歩きました。

仕事では、もちろん、省エネルギー建築の視察や取材がメインですが、各地での宿泊先は修
復・改修された伝統建築や近代建築を「厳選」し、仕事の合間に館内探訪・目の保養をしま
す。これがわたしのヒソカなたのしみ!です。

11月のある週末も、パッシヴハウスの「お宅拝見会」に出かけました。
7年ほど前から、毎年この時期に、パッシヴハウスの普及広報を担う組織が会員の建築家や
工務店、パッシヴハウス研究所の協力で主催している「お宅拝見・パッシヴハウス体験会」、今年はドイツ全国で300軒のオウナーが、さあ、どなたでもどうぞ、見てください、と、玄関のドアを開けてくれたそうです。ドイツだけでなく、オーストリア、ハンガリー、オランダ、イギリス、USAでも同時開催されました。


これは、テュービンゲンの高台、1920年代に当時のヴィラ様式で建てられた住宅が並ぶ住宅
街の一画、「帽子をかぶった家」です。
3階建て、居住面積138㎡(+地下室+屋根裏階)の木造枠組壁工法。2010年竣工。
夫婦と4人の子供が暮らしています。
設計は、シュトゥットガルトの若い建築家3人の共同事務所 amunt。

低予算で、背後に近接する家の眺望権を侵害しないように、そして、いずれソーラーパネル
を設置することができるように、と、このような外観デザインになったそうです。


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モミやトウヒの白木の床や内壁、天井、階段。窓の多くは低価格のフィックス窓。
コンパクトでオープン、思いきりのよいデザインだなあ、と思います。
「一人当たり43㎡もの広さ(ドイツ住宅の現在の平均居住面積)を私たちはほんとうに必要
としているんだろうか? 居間にも、いわゆるソファー・ランドスケープがどうしても必要な
んだろうか?」と、女性建築家のナーゲルさんは言います。

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投稿者:森さん  カテゴリー:
2011年12月20日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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