窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

山菜を摘みに


何気なく時計に目をやって、はっ、とします。もう6時過ぎてる、外はまだこんなに明るい
のに。季節の変化にからだがまだ付いていっていないんですね。そんな日が何日かつづく、
3月初めです。

木の芽どき、って言いますね。
コンピュータの前に坐っても、ここよりもっと暖かい土地や海が「おいで、おいで」と耳元
でささやいているようで、なんだかむずむず落ち着かない、お天気の良い日はとくに・・・
なんて、なまけの虫を季節にかこつけているだけ、かしら?
そんなとき、いまこのときを措いてはない山菜摘みに出かけます。

友人と、彼女が住む村のはずれに向かってぶらぶらと歩きます。
日本語では英語のramsonsをそのままにラムソンと呼ぶようですが、ドイツ語ではベアラウ
フ(熊のネギ)と呼ばれる山菜、これが群生する、彼女と私のヒミツの場所が森の手前にあ
るのです。

ベアラウフの群生
ブナやミズナラの落ち葉のあいだに顔を出すベアラウフは、葉のかたちも大きさもスズランと
よく似ています。だから、気をつけるように、と、うるさく言われています。スズランには猛
毒性があるからです。
でも、間違いようがありません。ベアラウフのほうは、ニンニクと似た、いえ、もうニンニク
そのものの、ツーッと新鮮な匂いを放っています。

6月にブナの森に出かけると、ベアラウフの白いちいさな花が木々の足もとにまるで絨毯のよ
うに広がって、その匂いにふわーっと酔っぱらいそうになるんですよ。

布の買物袋いっぱいに摘んだ葉は、サラダにしたり、スープにしたり。
松の実といっしょに細かく刻んでひたひたのオリーブオイルに漬け、保存用のパスタ・ソース
にもします。
冬のあいだ、緑のものといえばマーシュぐらいでしたから、「わ~い、春だ」のベアラウフは
ほんとうにうれしい葉っぱです。


東日本大震災から2年。
ドイツでも、先週は、毎晩、FukushimaについてのTV番組が放映され、主要新聞・週刊誌は
被災地の現状や金曜デモの様子を伝えています。3月11日を前にした週末には、各地で反原発
集会が開かれました。
被災地のみなさまのもとに、一日も早く春の陽が射しますように、復興が着実に前進しますよ
うに、お祈りしつつ --------- 陽を浴びて気持ち良さそうに自転車を漕ぐ王様の写真をお送りし
ます。


サイクリストの王様
『サイクリストの王様』
 テュービンゲンの女流彫刻家 ズーゼ・ミュラー=ディーフェンバッハ (1911-97) 作, 1985年




投稿者:森さん  カテゴリー:
2013年3月11日


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プロフィール

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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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元・協会 調査役。現在は、AGCのショールーム「AGC studio」勤務。

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デンマークに1993年より在住。環境に優しくて健康的なライフスタイルを自転車で走りながら実践しています。

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ミラノに22年目、古いものと新しい物が混在する面白い町です。日本のみなさまに何かお伝えできることがあれば嬉しいです。

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南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

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