窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

ミラノ万博がはじまりました


5月1日からミラノ万博が始まっていろいろありました。
とにかく、みんなにとって「初めて」のことがありすぎて、戸惑ったり、混乱したり、と想像した通りのスタートとなりました。
110万平米の大きな会場には140以上の参加国、国際機関のパビリオンが並んでいます。
毎日色々なイベントが組まれていて朝10時から夜11時まで楽しませてくれるようです。
私はまだ夜は参加した事が無いのですが、特別なコンサートやサーカス等もあるようです。

日本人にとって、どうしても見てみたいのが日本館だと思います。
私も2回日本館に行きました。
一度目、あまり理解できなかったので、二度目に期待したのですが、まだよくわかっていません(笑)


日本館55

法隆寺の建築に使われた釘を一本も使わない特別な立体木格子という物を取り入れた快適空間を演出。
注目を集めた物の一つです。


CIMG0432
入り口から出口まで、好き勝手に見る事は許されず、時間制限があって、順番に進むしか無いのです。
急いでいる人には不向きですね。
中に入って、いろいろなメッセージがあるのですが、説明が少なく、意味が分からない人続出(笑)
時間になり次の部屋へ誘導されます。
次の部屋も、意味不明(笑)なかなか難しいものですね。
私にとって初めての万博だったというのが悪いのでしょうか、何を訴えたいのかがわからないのです。

テクノロジーを使ったもの等を見せてくれるのですが、すぐに外へ出たくても、出してもらえません。
逆にもっとゆっくり観たくても見る事は許されません。
 


94
 
面白そうな物がありました。滝のように上から日本のお料理が落ちて来るものです。
暗い空間にあるそれはとても美しい。


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でも、それが何を意味しているのか、、、またも不明

そこに入る前にスマホにソフトを入れて、挑めば楽しめたと言うもので、スマホが無ければお話しにならないのです。
ソフトを入れたらどんな事が楽しめたかと言うと、お料理の画像を取り込む事が出来るそうなのです。
え、、、、それだけの物?
ただでさえ重くなりがちなデータ、新たに画像を取り込む気にはなりません。

そして、ショーが行われる部屋に案内されます。
ところがその扉の前でずいぶん待たされます。椅子も何もない所で、お年寄りにとってとても辛い時間でしょう。
この「おもてなし」とはほど遠い待ち時間に耐えられず、出たいと騒ぐ人達を何組も見ました。
「一度出るとまた最初から入り直すことになりますが、それでも良いですか?」
「もう、二度と来ないから」等と捨て台詞をして出て行く人達も、、、その時、心の中で、私も出たいって思いました。

やっと扉が開くと、そこには沢山のテーブルがあり、お箸が置いてありました。
お箸を使ってテーブルの画像をいじったりして遊びます。その間、不思議な衣装の二人がショーを進行させます。



ショーの衣装

私には懐かしい食べ物がどんどん出てくるのですが、
何の説明も無ければ他国の人達はわからないでしょう
 

和食1
これだけではありません。
沢山出てきてゆっくり眺める事は出来ません。美しい器の数々、これはもっとゆっくり見せてもらわないと
それに、キチンと説明しないといけない物だと思いました。

そのあとはフードコートに出ます。
 
まるでドライブインみたいな残念な空間があって、自販機から食券を買い求めるというもの。
これはいただけません。
日本の悪い所を見せると言うならいいのですが、機械は食べ物の説明をする事も無く、あまりにも無機質で、美しくない物だと思いました。
テクノロジーは良いけれど、いらない場所もあるんだという事を知るべきだと思いました。


CIMG0699
そして、食べ物がおいしければ、あるいは値段なりであればいいのだけれど、そうではありませんでした。
私は天ぷら蕎麦を頂きました。2500円ぐらいの物でしたがあまりにも残念な味に、がっかりでした。
日本にはもっと安くて美味しいものがあるのに、、、、これはのちほど新聞などで不評という意見があったのです。
 
そして、こことは別に懐石料理の美濃吉がありました。
小さな間口の横にメニューがありました。


美濃吉

他国の人達にとっては大変な価格です。
懐石料理という物はどういう物か、の説明が無ければ理解してもらえない物です。
こういう所が下手なんですね。どういう料理で、何を意味するか、この器は何なのか、
全てに説明が必要です。イタリア人でこれを見て理解する人は一体何%いるでしょう。
日本の外交下手がこういう所にも出ているのですね。
もしかすると、若い日本の人達にも伝わらないかもしれません。
 
今回、これを書く事に迷いました。ダメだし風ですものね。
実際に会場に行って日本館を見て、書きたくなくなっていたのです。でも、避けて通れないし、黙殺したらもっとおかしいでしょ(笑)
ということで、思い切って素直な気持ちで書くことにしました。
あと何回か行くと思います。きっと見る角度を変えて新たな発見があるかもしれません。
その時はまた書きたいと思います。

次回は他の国々のパビリオンもご紹介できればと思います。




投稿者:上山さん  カテゴリー:
2015年5月25日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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