残暑と秋風が吹くようになってきたテュービンゲンから
あついあつい夏を追い、待ってましたの雨と共に残暑と秋風が吹くようになってきたテュービンゲンから、こんにちは。
この季節、夏から秋ヘかけテュービンゲン近辺に庭を持っている知り合いから収穫のお手伝いを頼まれます。
ニワトコの花や実からシロップを作るため、ミラベルや西洋カリン(マルメロ)、プラムからはジャムやゼリーを、リンゴやナシからはジュースを作るためなど、クルミやハシバミの実の収穫もあります。今年はスグリ(カラント)の収穫に駆り出されました。
お手伝いのお礼にと、15ℓバケツいっぱいの実をもらって帰り、さっそくジャム作りに取りかかりました。コトコトと実を煮ている間、ビンも同時にコトコトと熱湯消毒。
人口3000人の村・アルティンゲンの村はずれの一軒家に暮らし、静かな台所で母と初めてコトコト・コトコトとジャムを煮込んだことを思い出しました。

ドイツの夜は大抵、夏でも冷え込むのですが、猛暑が続いた少し前の満月の夜はめずらしく暖かく、シェアメイトと2人で真夜中さんぽに出かけました。
街灯のない小道は満月に照らされ夜明けのように明るく、知り尽くしているはずの道をまるで初めてのように歩くのは、お化けや暗闇に対しての怖さを忘れさせてくれ、おもしろく、久しぶりにコウロギの鳴き声も聞こえました。

大学町テュービンゲン、学生たちが遊びに出ている夏休みは、道路工事の季節でもあります。テュービンゲンの所々でのんびりと工事が進められていますが、7月に始まった駅前から旧市街の入口までの工事は徐々に進み、完成具合が見えるようになってきました。
わたしの働く喫茶店は、旧市街の入口でもあるネッカー通りと(テュービンゲンの主道路でもある)ミュールストリートの交差点にあり、前の道路は普段、20秒毎にバスが通ります。それが工事のおかげで通行止めになり喜んだのは束の間。朝7時半にはガガガガガーッとおじちゃんたちが目の前でがんばってくれるようになりました。
常連のお客さんたちからは「かわいそうに、こんな騒音を耐えなくてはいけないなんて」と同情を頂きますが、まあわたしたちはあと少しの間。
年がら年中、たとえ耳栓を使っても、この騒音と共に働いているおじさんたち。朝ご飯もお昼ご飯も現場(たとえばショベルカーの操縦席)で食べ、蒸し暑い中タールなどを扱い仕事をしています。雨が降ったらカッパを着て、お天気の日にはそろって麦わら帽子をかぶり、着々と仕事をしてくれています。
大人は迷惑がりますが(交通止めで、車でテュービンゲン内を移動するのが困難、騒音、ホコリなど)、子供たちは目を輝かせて柵にへばりつき、10分でも20分でもおじさんたちと機械に見入っています(近頃子連れのお客さんが多いのは、そのせいかも知れませんね )。

こんな大規模工事は滅多にないテュービンゲン、見物人がいっぱいです。


原発再稼働になりましたね。「フクシマ」以来、脱・原発に向かい始めたドイツ、2022年にはすべてを停止すると今は言っていますが、今でも8基が発電しています。その上ドイツもイタリアも、フランスから原子力を買っていて、自国の原発をなくして他国から原発のエネルギ―を輸入するのでは、責任逃れなだけになってしまうように思います。再稼働は残念ですが、いつか来るバトンタッチに向けて、研究を忘れてしまわないように進めればいいなぁ、と思いますが、どうでしょうか?

この季節、夏から秋ヘかけテュービンゲン近辺に庭を持っている知り合いから収穫のお手伝いを頼まれます。
ニワトコの花や実からシロップを作るため、ミラベルや西洋カリン(マルメロ)、プラムからはジャムやゼリーを、リンゴやナシからはジュースを作るためなど、クルミやハシバミの実の収穫もあります。今年はスグリ(カラント)の収穫に駆り出されました。
お手伝いのお礼にと、15ℓバケツいっぱいの実をもらって帰り、さっそくジャム作りに取りかかりました。コトコトと実を煮ている間、ビンも同時にコトコトと熱湯消毒。
人口3000人の村・アルティンゲンの村はずれの一軒家に暮らし、静かな台所で母と初めてコトコト・コトコトとジャムを煮込んだことを思い出しました。
約3時間でバケツいっぱいのスグリ収穫。約30ビンのジャムができました。

ドイツの夜は大抵、夏でも冷え込むのですが、猛暑が続いた少し前の満月の夜はめずらしく暖かく、シェアメイトと2人で真夜中さんぽに出かけました。
街灯のない小道は満月に照らされ夜明けのように明るく、知り尽くしているはずの道をまるで初めてのように歩くのは、お化けや暗闇に対しての怖さを忘れさせてくれ、おもしろく、久しぶりにコウロギの鳴き声も聞こえました。
満月の夜、森近辺をさんぽ。「雲当て」はお薦めです。

大学町テュービンゲン、学生たちが遊びに出ている夏休みは、道路工事の季節でもあります。テュービンゲンの所々でのんびりと工事が進められていますが、7月に始まった駅前から旧市街の入口までの工事は徐々に進み、完成具合が見えるようになってきました。
わたしの働く喫茶店は、旧市街の入口でもあるネッカー通りと(テュービンゲンの主道路でもある)ミュールストリートの交差点にあり、前の道路は普段、20秒毎にバスが通ります。それが工事のおかげで通行止めになり喜んだのは束の間。朝7時半にはガガガガガーッとおじちゃんたちが目の前でがんばってくれるようになりました。
常連のお客さんたちからは「かわいそうに、こんな騒音を耐えなくてはいけないなんて」と同情を頂きますが、まあわたしたちはあと少しの間。
年がら年中、たとえ耳栓を使っても、この騒音と共に働いているおじさんたち。朝ご飯もお昼ご飯も現場(たとえばショベルカーの操縦席)で食べ、蒸し暑い中タールなどを扱い仕事をしています。雨が降ったらカッパを着て、お天気の日にはそろって麦わら帽子をかぶり、着々と仕事をしてくれています。
大人は迷惑がりますが(交通止めで、車でテュービンゲン内を移動するのが困難、騒音、ホコリなど)、子供たちは目を輝かせて柵にへばりつき、10分でも20分でもおじさんたちと機械に見入っています(近頃子連れのお客さんが多いのは、そのせいかも知れませんね )。
交差点。正面ネッカー通り、右手にミュールストリート&喫茶店

こんな大規模工事は滅多にないテュービンゲン、見物人がいっぱいです。

駅前から旧市街への道も通行止めに。橋の上に飾られるはずの花を
工事の間は、何千ユーロをかけプラスチックの花で補うという市のアイディアはなんとも・・・
暗くなるとイルミネーションされ、ま、悪くはないか、なんて思うのですが。
工事の間は、何千ユーロをかけプラスチックの花で補うという市のアイディアはなんとも・・・
暗くなるとイルミネーションされ、ま、悪くはないか、なんて思うのですが。

原発再稼働になりましたね。「フクシマ」以来、脱・原発に向かい始めたドイツ、2022年にはすべてを停止すると今は言っていますが、今でも8基が発電しています。その上ドイツもイタリアも、フランスから原子力を買っていて、自国の原発をなくして他国から原発のエネルギ―を輸入するのでは、責任逃れなだけになってしまうように思います。再稼働は残念ですが、いつか来るバトンタッチに向けて、研究を忘れてしまわないように進めればいいなぁ、と思いますが、どうでしょうか?
花火の季節はもう過ぎたのでしょうか?
日本からの線香花火とドイツの年越し花火を持って河原へおさんぽ
日本からの線香花火とドイツの年越し花火を持って河原へおさんぽ
