窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

レジャーと言えば、ネイチャー・シネマ!


新年 あけましておめでとうございます
 
・・・なんて遅いですね、ごめんなさい。みなさん、どんなお正月を過ごされましたか?
今年もお付き合い、どうぞよろしくお願いいたします。
木原さん、獅子のベロ(?)と握手しているのはお孫さんなんですか?!おもしろい写真ですね、年賀状にもなりそうな。
 
今年、久しぶり(10年ぶり?)に日本でお正月を楽しみました。お正月と言えば・・・羽根つきにコマまわし、凧揚げにトランプ、お雑煮やおせち料理。
・・・なんてことを言ったら「古い!」と笑われました。まあ、お雑煮やおせち料理は今年になっても楽しませてもらいましたが、お正月や休日「遊ぶ」って、みなさんは何をしますか?
 
テュービンゲンでは、日曜日や祭日はお店が閉まってしまうので、ショッピング、と言えば「ヴィンドー・ショッピング」になります。ブラブラと街中を歩き、ショー・ウィンドーを覗き込み、お店の人がいないのをいいことに堂々と「スゴイ趣味ねー!」とイヤミを言ってみたり、手が届かない、美しいモノに見とれてみたり、喫茶店を見つけてのんびりお茶をしながら人間・ヴォチングを楽しんだり。と言う風に、休みの日をのんびり過ごすことが多いのですが、散歩のほか、「ネイチャー・シネマ」が周りで流行っています。
みんなで集まり、たき火の火を見ながらおしゃべりをしたり、夕焼けやお月見、大雨だったり稲光だったりの上映を楽しみ、「テレビやアミューズメントがない時代、昔の人はこうやってひと時を楽しんだんだろうね」ということをするのですが、日本に帰ってきてからも続けています。
そうする中で、日本の自然はドイツと比べ、一段と力強いように感じます。ドイツのようにのほほんと楽しんでいるような甘いモノではない、とも指摘されますが、恐ろしくもあり、でもやっぱり素晴らしくって心が躍ります。
 
東京の家はマンションの7階にあり、テラスからの眺めは一等席です。
北には東京タワーとスカイツリー、新宿の高層ビル群が彼方に見え、南には富士山がドシーンと聳え立っています。朝起きて天気がいい日や夕焼けに染まった富士山は、ついつい拝んでしまう美しさです。

 
いつ見ても惚れ惚れしてしまう富士山
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いままで惚れ惚れすることはあっても、認識はしていなかったのですが、今回やっと、空・雲を見ていて分かったこともあります。
テュービンゲンの空・雲・光では見られないものが、この島国・日本にはあるのですね。
幽玄的な空・雲・光に、それこそ時間を忘れて見とれてしまい、一人でキャッキャ喜んでいるのですが、知らない人が偶然見かけたら薄気味悪いのでしょうね?
ドイツでも西日は赤いのですが、日本で見る赤は、言葉ではうまく表せないのですが、どことなく違い、ドキドキするのです。
昨年12月、雨が降りはじめそうな雲行きと夕陽が東京の街を赤く染め、自転車を漕ぎながら、もうウキウキ・ワクワク、ドキドキ。
・・・お月様も、見え方が違います。ドイツにいると、Cに見えるか、Dに見えるかで、痩せていっているのか、満月に向かっているのか、と判断できるのですが、日本に帰って来てから少し前までは、判らなくなっていました。
 
雲が違うので、光が同じでも違って見えるのでしょうかね?
この光、写真だからではなく、実際にこんなふうに輝いていたのです!
歓声を押さえきれませんでした・・・
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年が明けてから、伊豆に連れて行ってもらいました。
ドライブに行ったり、近くをぶらぶら散歩したりしたのですが、豊かだなぁ、と感心するばかり。もちろん大きいチェーン店もあり、それらが雇用の安定を提供しているのかもしれないのですが、そこの町にしかない街並が残り、その土地の色を醸し出している。それはガイジンからすれば(無い物ねだりですが)、とても魅力のある、憧れの場所でもあるように思います。

 
伊豆、下田にて叫ぶ・・・
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シイの木。
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やっぱり、ここまで自然界が強力だと人間、「どうにもできない」ことを受け入れることを知っているのかなぁ、と思います。
ドイツだと、こんなことを言ったら怒られそうですが、「人間中心」にものごとを考える人が多いのでは、と感じます。地震もないし、雑草は手入れをしなくてもそんなにぼうぼうにはならないし、土砂降りと言っても東南アジアの梅雨とは比べ物にはならないし、そういう世界では、「人間様、出来るからやってしまえ」という考え方になってしまうのかなぁ、と思います。
でもそれで、出来るからやってしまえ、と来た結果、環境問題が顕著になり、つまずき、「エコロジカル」という概念も生まれたのかなぁ、なんて考えてしまいます。
 

海あり、山あり、緑あり・・・ザッツ・ジャパニーズ・シネマ!
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年末には1週間半、10年以上も前にお世話になった陸前高田を訪れ、再びお世話になってきました。
復興の過程を見せて頂き、いろいろな人に出会わせてもらい、衝撃を与えられました。
そこで出会った日本は熱く、今もなお仮設住宅に住みながら、陸前高田の未来のあり方や生業を考え、人口流出と闘っている人や、「今を生きる」こと、「今ある問題を解決する」ことで精一杯で、先のことを考える余裕がなく、限界に近づいている人、町・市・県・国の異なる政策や方針の調整をがんばる人・・・と様ざまな人生に出会わせてもらいました。
陸前高田の暖かみのある「共生」に心を癒され、新年を迎えることができました。
 
東日本大震災からもうすぐ5年になります。5年前に立て進められた計画の見直しを大槌がする、とニュースで聞きましたが、やはり陸前高田でも、当初から進められてきた計画と「今」にはズレが出てきているそうです。それはでも、流動可能な現代人の生活が関わっている以上、「想定外」なことではなく、調整を許さない政策のがんじがらめこそが、「復興」を大変な方向に向かわせてしまっているのではないか、と政治の難しさを感じました。
「東北」と言っても、市町村ごとに、集落ごとに一括りに出来ない暮らしがあり、そこに暮らしていく人それぞれの思いがある・・・
5年前、東京でも波紋を広げた節電や暮らしの見直し、「東北を想う気持ち」。それが今、キラキラ光る東京に居ると、夢のようにも感じてしまうのは、わたしがガイジンなのでしょうか?
 
「ネイチャー・シネマ」の資源たっぷり日本。ぜひとも、お試しくださいませ。





投稿者:森さん  カテゴリー:
2016年1月19日


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プロフィール

松本さん

2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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木原さん

元・協会 調査役。現在は、AGCのショールーム「AGC studio」勤務。

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デンマークに1993年より在住。環境に優しくて健康的なライフスタイルを自転車で走りながら実践しています。

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ミラノに22年目、古いものと新しい物が混在する面白い町です。日本のみなさまに何かお伝えできることがあれば嬉しいです。

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森さん

南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

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