窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

年の間が始まる



もしかしたらホワイト・クリスマスになるかしら?と期待していたものの、日中は10度を超える、グリーンの暖かいクリスマスがやってきたテュービンゲンから、こんにちは。
 
「チョコレート・フェスティヴァル chocol'ART」(11周年目)が開催された6日間、
街中では来客はもちろん、イルミネーションやらインスタレーションやらで賑わいます
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シェアハウスの同居人たちは、みんな里帰り。2歳になったばかりのチビ太がいなくなった途端に静まり返り、3日間の『一人の風邪引き・お留守番』を長風呂だ、大掃除だ、年賀状作りだ、と楽しんでいます。
みなさんはどんなクリスマスを過ごされましたか?
テュービンゲンでは、プラスチックで出来たモノよりも、木製のおもちゃが人気だ、クリスマス・プレゼントに考えているならば、売り切れが予想されるので急いだ方が良い、なんてことが新聞に載っていました。
テュービンガーは、全国を見てもあまり見られない(エコ・ビオ)傾向にあるのだそうです。もうひとつ、これは首都・ベルリンでも見られる傾向なのですが、エコ・ビオの次に、大量生産食品に対する不信感から、ベジタリアンとしてや、ヴェーガンに生きる道を選ぶ人もだんだんと増えています。
だからって「トーフ・ソーセージ」や「トーフ・ステーキ」など、ダイズを肉真似て食してどうするの?という批判や、ヴェーガンが増えたところでダイズの大量生産にそう大きく影響するワケでもなく、少しはバランスを考えながら、セイタンや豆腐(ダイズ)だけではなく、野菜や豆類で身体に必要な栄養分を十分取りなさい、と忠告の声も聞こえます。
お豆腐や油揚げ、がんもどき、お味噌汁や鍋など、日本にくらべ、ドイツでは馴染みない加工食品だったことから、肉代わりとしかみられないTohu、味がないという偏見からか肉食の人たちに冷たい目で見られるTofu、和食の豊かさを思うと、もったいない限りです。
・・・とは言え周りでは、スモーク・トーフをスライスしパンに載せ、お醤油をつつっと垂らし、その上にまたレタスやトマトを載せたサンドイッチが流行っていて(?)、これが思いもよらず美味しく、常にスモーク・トーフを買い置きするようになりました。
 

電気を使わなくても良い、クリスマス・飾り
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市役所前のクリスマス・ツリーには、省エネ・電球型蛍光灯が・・・青白い光で、
少しムードに欠けますが、慣れればこれもクリスマスの雰囲気を醸し出すように・・・
2009年に15ワットの白熱電球から1.5ワットのLEDへ
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テュービンゲン市の旧市街には11月半ばごろから12月いっぱい、1月まで、軒下や道端、街灯などにクリスマス・イルミネーションが飾られます。夕方、暗くなり始めてから23時までの間と早朝6時から8時まで、1日平均8時間の間、町の所どころで光が灯されます。
テュービンゲン市は2009年から、町の街灯(80ワット・水銀灯から20ワット・LEDへ)や信号機、屋内照明などを徐々にLEDに取り替えつつあり、それによってどれだけ消費電力が減ったか(市によれば、2009年までの月に約9.350kWhの消費量が、2010年からはLED導入により約630kWhまで減ったそう)、ということも市のホームページで分かりやすく説明していて、「LED実用例・散策ルート」も提案されています(テュービンゲン旧市街・LED散歩:www.tuebingen.de/Dateien/faltblatt_led_spaziergang.pdf)。
家庭でもアドヴェントには庭や窓辺、室内などをイルミネーションで飾るようになってきていて、その分の電気代増加は、用途によって電球型蛍光灯やLEDを選ぶことで、少しは抑えられるということも常識になりつつあります。
節約好きなシュワーベン地方にあるテュービンゲンは、エコにも繋がりやすいのかもしれません。


毎年12月初旬にある「chocol'ART」のイルミネーション
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朝、霧が晴れ、少し気温が上がった頃に家を出て畑の横を通ると、日影はうっすらと白く、日向の霜は融け去り、霜とお日様が模様を描いていて、うっとりしながらも「ゔぉー、さぶさぶ」と、未だにスパイクなしの自転車を漕いでいます。
先日、冬至を過ぎ、やっとまた陽が長くなるねぇ、と喜ぶ人は(わたしも含め)周りにたくさんいますが、気温はますます下がっていくだろう冬が始まりました。
実際にはクリスマスから気温は上がっていますが、1月・2月と、今冬は久しぶりに寒くなる、という予報もあるので、一応、防寒着は用意してあります。
 
先日、レストランの窓辺で見かけた「主婦の知恵」。
デコレーション用のローソクを入れ忘れたのかと思い、女主人に訊ねてみると、コーヒーの粉が湿気を吸い取ってくれ、ショウ・ヴィンドーが曇らないのだそう。
昨冬、東京のアパートでずいぶん結露に悩んだものですが、次回はコーヒー法を試してみます。そしてまたいつか、古い窓の家に引っ越した時にも、是非、使ってみたいトリックです。
 

コーヒーの粉が湿気取りに
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またも『年の間』の季節。
今年一年を振り返り、世界政治や「日常になりつつあるテロ」、自然災害などを思えば危機感や不安が膨らみますが、個人的にはたくさんの人びとのおかげで、とても充実した、出会いや刺激、変化の多き一年でした。
2017年もまた、みなさまにとっても、良き出会いに恵まれた一年でありますように。
今年も一年、どうもありがとうございました。
 

クリスマス・イルミネーション。
豆電球も、LEDが増えてきました。白熱電球と比べて、消費電力は半分に
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投稿者:森さん  カテゴリー:
2016年12月28日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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元・協会 調査役。現在は、旭硝子のショールーム「AGC studio」勤務。

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南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

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