窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

青い空へ向かって



IMG_0226風景は色づいて
「春になったね」が挨拶代わり。太陽の光は明るく温かく心地よく、風景は少しずつ色づいているのに、空気は冷たくて、冬のように夜間に霜が降りたり、急に雨雲が立ち込めて雨が降ったりの寒い4月でした。けれども、そのおかげでアネモネや水仙の花の描く美しい春の世界が、ずっと続いて見られました。

 
IMG_0232水仙
5月になったら、やっと気温が10℃を超えて、帽子やマフラーや手袋が要らなくなりました。暖かい日を待ちわびていた桜やモクレンは一斉に花を咲かせて、ブナの枝には小さな柔らかい若葉が開きました。森の白いアネモネの花の絨毯が敷かれた空間は、うっすら黄緑に染まっています。
 
IMG_0222春の森
 
垣根も新緑に衣替え。路肩にはさまざまな野草がそれぞれ小さな花を咲かせています。そして芝刈りや花壇の手入れなどの庭仕事が再開です。庭の草むしりをしていたら、どこからともなくチョウがひらひらと飛んできました。冬を越したクジャクチョウです。暖かい昼間には、モンシロチョウ、キチョウ、マダラチョウにも出会います。ブーンという音が近づいてきたらマルハナバチです。太陽が輝く日を待っていたミツバチも、花の蜜や花粉を集めに、元気良く養蜂箱から飛び出しました。
 

IMG_0227芝刈り開始 
デンマーク養蜂家協会が春の初めに行った全国の養蜂家へのアンケートの結果によると、今年は冬越しをしたミツバチの家族(コロニー)が少なかったそうです。養蜂家協会は原因を調査するために養蜂家に対してのアンケートを再度実施しました。ミツバチが冬越しできない原因は様々です。病気の感染や害虫による被害、嵐や強風による養蜂箱の破損、餌不足、あるいは女王蜂が失踪したり死んでしまったり。そのほか最近は、ミツバチが養蜂箱に戻る能力を失ってしまう症例もあって、養蜂家協会では情報収集や調査に取り組んでいます。
 
近年、ある日、養蜂家が養蜂箱を訪れたら、死んだ蜂も見られず、全くのカラになっていたという事例が、アメリカやフランスで多数発生しました。専門家が原因を調査したところ、化学薬品による影響であることが明らかになりました。しかも事故例は都市部の趣味の養蜂家ではなく、養蜂を事業にする農業地域で大きな損害になっていることがわかりました。フランスでは農薬が原因だとして、養蜂家が農薬製造工場に対して抗議デモを起こしたことがあります。その後の長年の研究の結果、農薬に触れたミツバチが巣に戻れなくなることが証明されました。
 
デンマークの自然保護協会では農薬散布量の抑制や化学肥料使用の禁止を政府に訴え続けています。農地に散布された除草や除虫のための農薬や化学肥料が地中に浸透し地下水を汚染することは、地下水から飲料水を得る自治体の多いデンマークでは深刻な問題です。最近はさらに、私たちが食物とともに摂取する農薬や化学肥料の身体への影響を注目しています。自然保護協会では調査と研究を進めるとともに、農薬や化学薬品無使用の食品を選択して食べることを一般に広めるキャンペーンを催しています。
 
5月は「自転車通勤月間」。眩しい陽光を受けながら、朝夕にウィンドブレーカーを着て、サングラスをかけて、ヘルメットをかぶって、自転車に乗る人が増えました。まだ風が冷たいけれども、走っていれば温かくなりますね。
 
街ではショッピングセンターの衣替え。青空に飛んでいるようにハミングバードが換気塔に描かれました。天気が良いので、たくさんの人が足を止めて眺めたり、写真を撮ったり。
 

IMG_0231青空にハミングバード
そういえば、城跡の水堀では今年も巣を作った白鳥が、まだ座ったまま。卵はいくつあるのかな。またフワフワの灰色のヒナを見るのが楽しみです。

 
IMG_0230卵を抱く白鳥.JPG




投稿者:福田さん  カテゴリー:
2017年5月 8日


ページの先頭へ

プロフィール

松本さん

2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

詳しいプロフィールはこちら

木原さん

元・協会 調査役。現在は、旭硝子のショールーム「AGC studio」勤務。

詳しいプロフィールはこちら

福田さん

デンマークに来て早17年。環境に優しくて健康的なライフスタイルを自転車で走りながら実践しています。

詳しいプロフィールはこちら                 

上山さん

ミラノに22年目、古いものと新しい物が混在する面白い町です。日本のみなさまに何かお伝えできることがあれば嬉しいです。

詳しいプロフィールはこちら                 

森さん

南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

詳しいプロフィールはこちら

Calendar

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

Category

news

Back number

エコガラス

窓からエコをはじめませんか。熱をしっかり遮断する、省エネのエコガラス。

エコガラス

Copyright © 2006-2010 板硝子協会. All Rights Reserved.