窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

未定な予定の出会い


もうとっくのとうにテュービンゲンに帰っているはずが、ずい分前に聞いた「予定は未定」という言葉が頭の中をぐるぐるしながらブラブラしている大阪から、こんにちは。

日本を出発する予定日のほんの5日前に、梅田大丸で開催される「風水土(ふうすいど)のしつらい展」のお話を聞き、急遽新しい飛行機を取り直しました。
この催しには、今まで少なくとも二十歳の頃に梅田で1回、佐賀でも1回は行ったことがあったのですが、よくは覚えていなく、行っていないも同然でした。

20年前からこのしつらい展を毎年やっているのに、お前はこれまで一体何をしていたんだ!
佐賀ではなく梅田の大丸でやることに意義があるんだ!
それを体験せずに帰るとは何事だ!・・・などと、母もお世話になっていたおじい様に延々と怒られ、挙句の果てにはしつらい展で水俣の師匠・吉本哲郎が話をすることを切り札に出され、ここまでの想いを無視する理由がどうしても見つからず、後あと後悔しないように、と出発を3週間ばかり伸ばしました。

大丸梅田店15階 5月17日から22日まで 風水土のしつらい展。みなさんも来年、機会があればぜひ立ち寄ってみてください。「何かが変わってしまっても責任は負えないけどね・・・」と事前に言われました。「大丈夫、一応大人だし、自己責任で行きます。」と答えたものの、今、自分の自惚れに呆れています。

DSCF2685.JPG

ちょうど山笑う長野県白馬で清々しい数日間を過ごし、頭のリセットをした後、長野から東京に帰って来たばっかりだったのでしつらい展初日には間に合わなかったのですが、2日目に大阪入りをし、まる5日間大丸に通い詰めていました。

まさかここまで濃いとは思いも寄らず、大丸梅田店15階ーー大都会のど真ん中に、わたしの言葉では表しきれない、なんとも不思議な空間があり、衝撃的でした。
ワークショップやお話(レクチャー)、歌や舞やファッションショーがあり、たくさんの想いに囲まれて、いろんな人と話し、考えたり感じたりさせてもらいました。
本当だったらもっともっと、ドイツや日本の(若手)知人友人たちにも見てもらいたかったのですが、社会人には残念ながら急すぎました。それでも、関西のおば様やお姉様たち数人が会場を訪ねてきてくださったり、十数年前に水俣で知り合った人と再会出来たり、新たな繋がりが広がっていくような予感がします。

ここはほんとに梅田なのかしら?・・・デパートの中よね?空気が澄んでいるようにまで感じる空間が、なんとも不思議。「植物旅行社・社長」の二名良日さんのワークショップに引きこまれていく人びと

DSCF2711.JPG

ここまで「モノ」と真剣に向き合い、「本当にいいモノ」、「本当においしいモノ」を探り創ることに熱情を注ぎこむ人たちがまだ日本にもいる。
伝統や技術を受け継ぐ若い人たちが少なくなってきて先が見えなく不安、という声が上がる中、土作り・種から始め、糸を績み、織り、更に加工している若手の女性(織姫さん)がいる。
生活と理想。そのギャップと奮闘しながら熱い想いを胸に抱え、「高い」と言われながらも比較的低価で素晴らしいモノを創り続ける人たちがいる。
「エコ」とは言わないのだけれど、地球に優しい。
「スローライフ」とまとめてしまうのが物足りなく感じてしまうくらい、ゆっくりと貫いている。
そんな魅力いっぱいの人びとに出会わせてもらえる場所が大丸梅田店にあるとは、夢にも思いませんでした!

今回、日本出発を延ばすことによって、「風水土のしつらい展」に少しでも参加させてもらえ、モノ創りの人びとに出会わせてもらえ、また新たに何かが変わった、何かが動き始めた、と感じます。

日々の、身にまとう、口にする、住まうをもう一度、考え直すキッカケに・・・

DSCF2683.JPG

テロや戦争がある世界。
何が幸せなのか。
何が幸せなのかと考えられる余裕ある事自体が幸せなのか。
服を流行に合わせ買い換え、着飾るのか、お気に入りをボロボロになるまで着通し、最後には雑巾がけに使うのか。
消費社会にどっぷり浸かってしまい、ズレ始めも判らなくなってしまったわたしは今、大げさかもしれませんが、原点に戻るような、迷路に迷い込んだような、何が何だか解らない、不思議な未定予定の日本の旅を味わっています。

来年もこのしつらい展があるのなら、この不思議な世界に浸り、未定予定を楽しもうと目論んでいます。ぜひみなさんも、不思議な世界へ包まれ、感じに行ってみてはいかがでしょうか?
そしてもし見かけた場合は、どうぞお声掛け下さい。

風水土のしつらい展、詳しいことは、企画をしているタネ蒔きの店「ゆうど」のブログをご覧ください(blog.yu-do.noor.jp)。

小豆島 池田の桟敷
DSCF1485.JPG


「次回は小豆島のことを書こうと思います」なんて宣言しておきながら、ずいぶんと話が逸れてしまいましたこと、お許しください。
先月、初めてフェリーに揺られて小豆島へ行ってきて、「若手移住者&ユーターナー」(30代−40代)と少しだけお話ができたのですが、みなさんそれぞれ、喫茶店やレストラン、民泊だったりお菓子屋さんだったり、とがんばっていました。
でも、たかが4泊だったので、第一印象を得たぐらいです。
来年帰ってきた時には1−2週間、どっぷり小豆島にも浸からせてもらい、そこで、第二・第三印象がどんな風に変わっていくのかを感じてから、レポートさせてもらえたら良いな、と思います。

日本はもうそろそろ梅雨入りの季節になるのでしょうか?
気持ちの良い初夏をお楽しみになれますように・・・





投稿者:森さん  カテゴリー:
2017年5月29日


ページの先頭へ

プロフィール

松本さん

2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

詳しいプロフィールはこちら

木原さん

元・協会 調査役。現在は、旭硝子のショールーム「AGC studio」勤務。

詳しいプロフィールはこちら

福田さん

デンマークに来て早17年。環境に優しくて健康的なライフスタイルを自転車で走りながら実践しています。

詳しいプロフィールはこちら                 

上山さん

ミラノに22年目、古いものと新しい物が混在する面白い町です。日本のみなさまに何かお伝えできることがあれば嬉しいです。

詳しいプロフィールはこちら                 

森さん

南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

詳しいプロフィールはこちら

Calendar

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

Category

news

Back number

エコガラス

窓からエコをはじめませんか。熱をしっかり遮断する、省エネのエコガラス。

エコガラス

Copyright © 2006-2010 板硝子協会. All Rights Reserved.