窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

新しい年へ笑顔を



2018年、新しい年が明けました。今年も、どうぞよろしくお願いします。


光を待つ針葉樹林
IMG_0428光を待つ針葉樹林

大晦日と正月を日本で楽しく過ごしてデンマークに戻りました。こちらは森さんのおたよりのドイツと同じく、冬至はとっくに過ぎているのに、朝8時になっても暗いのです。夕刻は5時前に日没。しかも毎日曇っていて、真昼でも薄暗いので、電灯を点けて仕事です東京の明るい青空が懐かしく思い出されます。

ところで、大雪に見舞われた地域のみなさんには御見舞い申し上げます。テレビニュースの映像から、全国各地の大変な様子をうかがいました。また2017年は、上山さんの言われるとおり、本当に大変な年だったと私も思いました。世界中で自然災害や深刻な事件が起きました。世界の各国間の紛争や対立は未だ解決に至らずで、どうしても近い将来を悲観的に考えてしまいます。それでも、新しい年を迎えるにあたり、心を正し、昨年よりは良い年になるように願っています。

正月の三が日の後に、七草や鏡開きがあって、ゆっくり初仕事になる日本とは違って、新年二日から仕事始めのデンマークではもうすっかり日常が戻ってきています。上山さんと森さんのお話にあるように、クリスマスの期間は7日の公現祭までですが、今日のデンマーク人にとってクリスマスは12月24日から26日までの3日間、大晦日に新年を迎えるパーティを終え、元日に酔いをさますと、2日から平日です。正月の特別な行事が無くても、新年の抱負を掲げる人は多くて、そして、それが三日坊主で終わる人も多いらしく、これには洋の東西を問わずみたいですね。

各種メディアの放送も日常茶飯事という次第です。「BBC earth」ではイギリスの家庭ゴミの埋め立て地を紹介していました。デンマークではゴミの埋め立ては土壌や地下水の汚染の原因になるという理由で禁止になり、家庭ゴミは焼却炉で燃やしています。1990年代からは、ゴミの焼却時に排出される熱を地域暖房供給へ活かすようになって以来、ゴミはエネルギー源として扱われています。そこで現在でもイギリスでは廃棄物を埋めているという話に興味をそそられました。どうやら単に家庭ゴミを埋めるだけではなく、地中にこもるメタンガスをエネルギー源として利用したり、周辺一帯に漂う臭いを和らげる技術を導入しているのだそうです。

「埋め立て」と聞くと、東京湾にあった「夢の島」を私は思い出します。白い銀杏のマークが描かれた青いトラックが数台連なって、人工の島へ渡り、都内から運んできたゴミを次々に降ろしていく様子を捕えた映像を思い出すのです。

イギリスの埋め立て地では、幾つものゴミ収集車がやって来て、たくさんのゴミの詰まったビニール袋を降ろしています。現場の職員の話では、臭いを最低限に抑えるために、ゴミが降ろされると、すぐに土をかけるのだそうです。このようにしてゴミがどんどんと地中に埋められていくという仕組みです。ところで、地中で自然に分解されないプラスチックの容器や缶、アルミフォイルやビニール袋はどうなるのでしょう?

番組は私の質問への答えはないまま終了しましたが、その直ぐ後に見たデンマークのニュース番組で、EUがプラスチック廃棄物の処理について新しい基準を設ける意向であることを知りました。海岸や河川地帯あるいは山間部における、不法に投棄されるプラスチック廃棄物の増加と、こうしたプラスチック廃棄物による土壌や水質の汚染を抑制するための対策が必要であるためと伝えられました。残念なことにイギリスはEUから脱退したために、将来も独自の基準で廃棄物処理を行うことになります。けれどもEUの自然と環境への配慮が、イギリスをはじめ他の諸国へ感化するかもしれません。


並木の根元に寒さ避け
IMG_0422並木の根元に寒さ避け

日本も寒いけれど、やはり高緯度にあるデンマークは東京よりは少し寒くて昼間でも氷点下前後。池や水たまりの水面は氷が張っています。公共の並木の根元には寒さよけの木材チップがこんもり掛けられました。


森の中へ
IMG_0423森の中へ

氷の季節でも自然のぬくもりがある森を歩いて、「森の幼稚園」の遊び場まで。ちょうど子供たちは1日の屋外での遊びを終えて帰ったばかりの時刻で、高い枝にとまった小鳥のさえずりだけが響いています。


「森の幼稚園」の遊び場
IMG_0424「森の幼稚園」の遊び場.JPG

曇っていて暗いと思っていましたが、樹木の間には太陽の光が感じられます。少しずつ明るい季節へ向かっているのですね。


静かな森
IMG_0426静かな森





投稿者:福田さん  カテゴリー:
2018年1月22日


ページの先頭へ

プロフィール

松本さん

2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

詳しいプロフィールはこちら

木原さん

元・協会 調査役。現在は、旭硝子のショールーム「AGC studio」勤務。

詳しいプロフィールはこちら

福田さん

デンマークに1993年より在住。環境に優しくて健康的なライフスタイルを自転車で走りながら実践しています。

詳しいプロフィールはこちら                 

上山さん

ミラノに22年目、古いものと新しい物が混在する面白い町です。日本のみなさまに何かお伝えできることがあれば嬉しいです。

詳しいプロフィールはこちら                 

森さん

南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

詳しいプロフィールはこちら

Calendar

2018年3月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

Category

news

Back number

エコガラス

窓からエコをはじめませんか。熱をしっかり遮断する、省エネのエコガラス。

エコガラス

Copyright © 2006-2010 板硝子協会. All Rights Reserved.