窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

さようなら、夏時間



朝は暗く畑には霜が降り、夜は霧の中をゆっくり自転車を漕いで家を目指し、冬時間に切り替わってから更に日の目を見ることが少なくなってきたテュービンゲンから、こんにちは。

先日、夏時間から冬時間に切り替わり、日本との時差が8時間になりました。
サマータイムの制度は1916年以来、ドイツでは導入されたり廃止されたりしていますが(1916−1919、1940−1949、1980−2019?)、来年には1980年から続いた夏時間を廃止するかどうか、検討中です。
もしかすると、時計の針を遅らせるのは今年で最後になるかもしれない、と考えると、少しだけ寂しい気持ちになります。

今秋、初めて目にした果実拾いの助っ人。手動でコンセントは必要なし、とっても便利よ、とおばちゃんが自慢気に実演してくれました。


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バタバタと夏が終わり、今年の10月は週末になる度に、テュービンゲンだけではなくドイツ全国に散らばった友人たちの誕生日パーティーが盛大に開かれました。
手の込んだパーティーの招待状は数カ月前から送られてきていて、友人数人の『合同三十路・パーティー』や40歳、60歳の誕生日だけあり、相当の理由がない限り、欠席することは許されず、あっちこっちに飛び回る、今年も気持の良い『ゴールデン・オクトーバー』でした。
ただ一つ、今年の夏から続く干ばつは農産物に相当なダメージを与え、月末になりやっと降るようになった通り雨や夕立のような雨でもありがたく感じます。

友人の三十路パーティーに参加するためドイツバーンで10時間、1時間遅れて降り立ったのは、人溢れたブレーメン中央駅。駅前と町中には市場(Bremer Freimarkt/-Umzug)が立っていて、観覧車やメリーゴーランドが光り輝いていました。その上サッカーチームのヴェルダー・ブレーメンの試合があったものだから、もう街中ごった返していました〉


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この数年、一生テュービンゲンで暮らしていこうと決めたつもりでいたのですが、こうちょくちょく電車や長距離バスで移動をしていると、『旅の虫』が騒ぎ出すのを止められなくなります。
窓から見える景色にうっとりし、知らない町をひたすら歩き回り、出会った人やモノに恋をして、自分は世界のどこで、誰と、どんな生活をしたいのか、もっと違う人生を望むのか、悩んでしまいます。

人、仕事、自然(もしくは町並み)、全てが揃うのはユートピアですが、みなさんは何を優先し日常を選びますか?

町中で見かけた『ロバ・プロ・ドラマー』。時間はあっても金がない学生時代と比べ、テュービンゲンの日常で友人たち大人数が揃うことは希になってきましたが、今月は数百キロ離れたフランクフルト、ベルリン、エッセン、そしてブレーメンで懐かしい顔ぶれがそろった不思議な1か月でした。


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旅の醍醐味でもあるさまざまな思いがけない出会い。
行く先々の郷土料理や建築物、観光スポットも欠かせませんが、やっぱり偶然な出会いが一番の楽しみです。

月初めには日本から訪ねてきてくれた恩人にくっついてフランクフルトに行ってきました。
「この季節限定の、素晴らしく美味しい飲み物を知っていますか?」と、ブドウ炭酸ジュースがワインになる前の飲み物(フェーダーヴァイサーFederweißer)をスーパーで探し出してきた恩人に御馳走になりました。
ワインは頭が痛くなってしまって飲めないのですが、このフェーダーヴァイサーはアルコール度数約11%あっても、ブドウ・ジュースのように美味しく飲めました。
来年からは、味を占めて飲み過ぎないように気をつけなくてはいけません。

フランクフルトの町中のフェーダーヴァイサー祭。ドイツのお祭りにソーセージ(サンド)は欠かせません。ドイツではめったに見かけない行列に並び、ソーセージの食べ比べも出来ました。


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フランクフルトでの出会い。オリンピックに向けて、こんな人力車はどうでしょう?

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収穫はほぼ終わり、一日に暗い時間が多くなってきました。
薄暗い朝のうちからロウソクを灯し、やっと明るくなったかと思えば、すぐまた日が暮れ再びロウソクを灯すのは、クリスマスを過ぎてまた日が長くなるのを待ち焦がれる気持の現れのように感じます。

そう、秋とは言えども冬ももうすぐそこに。先日さっそく初雪が降ったよ!と標高550mの場所に住まう友人から写真が送られてきましたし、店先ではクリスマスの準備がちゃくちゃくと進められ、日中の気温も10度を下回るように(夜は氷点下にも)なってきました。
セントラルヒーティングの栓は抜かれ、準備は整っていますが、まだ今のところ湯たんぽで済んでいます。

これからまた、屋内で生活をする時間が増えます。
まずは、部屋に散らかった夏からのカオスを整え、新しい冬の日常に備えます。

そして、ロウソクを灯したお茶会やお食事会でのんびり忙しい時期でもあり、かぼちゃスープやクッキー作り、編み物やアドヴェンツ・カレンダーの準備にもそろそろ取りかかります。

クッキーになる前に『ハリネズミ』になったマロニエ
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投稿者:森さん  カテゴリー:
2018年10月31日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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