窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

外国人から見た日本



またまた舞い戻って来ました、日本の道ばたから、こんにちは。

今年の春は、大学時代の同級生が二週間の休暇を取って来日するということで、彼女のお供を。
二人でジャパン・レール・パスを使い、大阪を観光後、高山まで行き、ゴールデンヴィークが始まる前にそそくさと東京へ帰ってきました。


満開の桜は過ぎてしまいましたが、桜吹雪に桜の絨毯を楽しんでいます
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ドイツで和食といえば、「Sushi」と近頃の流行りの「Noodle-soup/Ra-men」に限られてしまいますが、やっぱり本場ではその他の美味しいお料理や甘いものがたくさん!
お餅の食感と味に魅せられて、朝・昼・晩とお餅を食べたり、うどん、そば、それに天ぷら、お好み焼きや(季節外れではありますが)おでん・・・といろいろ食べ歩いています。


フジ@宇治、満開まではもう少しです
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大阪からは日帰りで奈良や京都に遊びに行ってきましたが、「made in Japan の良いモノ」が揃ったお店や、日本製の工芸品に心奪われるばかりです。

若いものづくりたちが店舗をシェアして自作品を販売するお店や、大阪駅構内のビル内で絵の展覧会、ここは自宅?というようなスペースで作品を売っていたり、高山では飛騨の一位一刀彫の技術を引き継ぐ方の仕事ぶりを見学させてもらったり、と小規模な『日本ならでは』がたくさんあるのは観光客にとっても嬉し・楽しいものです。

手作り作品がこんなに安値で、そこら中で売られているのも当たり前ではありません。
ドイツの大都会では『ザ・ドイツ』を見つけることが可能でも、田舎でおばちゃんたちの手芸品などを購入できるのは稀です。

ドイツからお客さんが来日すると、せっかくなので、それなりのお値段が付いていても百円ショップよりも、日本製の良いモノを購入してもらいたい、と思い案内しますが、お財布は軽くなる一方、身体は日に日に重くなっていきます・・・


良いモノを探して・・・

初めての来日に『なんで?!?!?』は付き物です。
それも当たり前、外国を訪れる際、他国の常識では説明が付かないことはたくさんあります。

当たり前にそこにあるもので、今まで考えてもみなかったことを訊かれるので、日本についてよく訊かれる質問を以下に、挙げてみます・・・


 ○ 着物姿の女性は、腰に何を背負っているの?何のため? (帯の形を不思議に思うようです)

 ○ たくさんの人がマスクをしているのはなぜ?(自分のため?人のため?)

 ○ ガポガポの靴を履く人が多いのはなぜ?歩きにくくはないの?

 ○ 便器が温められているのはどうして?(日本のトイレは音楽が鳴ったり、水が出たり、マッサージまであったりと、外国の人は目を丸くします)

 ○ 時間ピッタリに電車が出発・到着するが、どうやっているの?(ドイツで電車が遅れるのは当たり前)

 ○ お寺に神様がいるのはなんで?(八百万の神様はキリスト教文化の人には理解不明のようです)

 ○ お地蔵さんはなぜ前掛けを掛けていたり帽子をかぶっているの?

 ○ 神殿で見かける神様のための大きな菰樽。中身のお酒は誰が飲むの?(まさか神様に仕える人たちが宴会??・・・お祭りの時などに振る舞われるのですよね?)

 ○ 何でもかんでも綺麗に何重にも包装されていますが、どうして?ゴミが増えるんじゃないの?

 ○ 日本人は家庭で料理はするの?(スーパーでお惣菜やご飯、なんでも売っているので各家庭では料理する必要が無いように見えるみたいです。反対に無添加/自然食品など、こだわりがある人は相当稼がなくてはいけないのは、どうなのかと思います。)

 ○ (特に都心部を離れると)歩行者を見かけることが少ないが、日本人は歩かないの?

 ○ 日本で乞食を見かけないが、いないの?

 ○ 大人が漫画を読んでいるのはどうして?(漫画文化は日本独特なのでしょうか?)

・・・などなど。

説明しやすい質問もあれば、日常に溶け込んでいて今まで考えてもみなかったことを訊かれ、調べてみて初めて意味を知る、なんてこともあります。

訊かれて初めて気が付き、いろいろ調べて自分のルーツを知るいい機会にもなります。


やっとまた見かけるようになってきました。
コンクリートやプラスチック製ではない、本物の竹を使った手摺。
もちろん手間暇は掛かりますが、やっぱり自然公園/国立公園などで
自然素材を真似た人工的な手摺などは西洋の人には笑いの種になるみたいです。
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この数年、日本を旅していて思うことがあります。
インバウンドにずいぶん力を入れるようになってきたなぁ、と。

日本に人を連れてくる立場として、「外に住む人」として、その恩恵に浴していてつべこべは言えないのですが、少しだけ、心配になります。
それは、ヴェネツエーラやエクワドール、イタリアやスペイン、フィンランド、トルコやギリシャ、バリ島やタイなどを旅し、「観光」がそこに暮らす人びとの生活を変えていくのを目にし、失われてしまう風土がそこにあることを実感した時、自分も観光客の一人として責任があるのに、どうすることも出来ないもどかしさに悩まされる時。

観光にはプラス面もあればマイナス面もある。
ユネスコ世界遺産に登録されてから、観光客が殺到し、そこにあった生活が営めなくなるということもよくあることです。
経済は潤っても、心が乾いてしまう・・・
でも、個人旅行者ならオーケー、大型団体旅行者はダメ、と規制することは難しいし、本当にどうすれば良いのでしょうね?


今年は伊豆のお姉さんの家で摘んだお茶で「ホワイト・ティー」を作ってみました
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摘んでから数時間後・・・
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日本の「おもてなし精神」にも、いつも驚きます。
外の人(お客さん)に対しては、良くも悪くもスゴイと思います。
日本人、と一括することは出来ないかもしれませんが、一つのことに集中し、奥を深めていく性質が、「おもてなしの心」にも反映されているように感じます。
もちろん、いつもたくさんの方々にいろいろと良くしてもらい、とってもありがたいのです。

でもどこか、年々増えつつあるお客さん相手に、消熱され、その内に「電池切れ」してしまうのではないかと、心配になります。
・・・そんなこと言って、贅沢な悩み、「余計なお世話!」と怒られてしまいそうですね。


銀座の街角
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ゴールデンヴィークにはお出かけですか?
お家でのんびりしますか?

良いゴールデンヴィークをお過ごしください!





投稿者:森さん  カテゴリー:
2019年5月 7日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

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