窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

みどりの冬



久しぶりの青空。朝の冷たい空気にいっぱいの太陽のまぶしい光が、霜の小さな氷の粒に輝いています。久しぶりの夜間凍結です。

IMG_0344久しぶりに青空.JPG
2020年は大西洋からの暖かい湿った空気のもたらす雨で始まり、1月は降雨量が多いだけでなく、日照時間がとても短かったのです。月間の平均気温は5.4℃、観測史上での1月の平均気温0℃よりを5.4℃も上回って、もちろん最高気温を記録しましいた。

真冬のはずなのに、芝生や路地の雑草は元気に緑の姿のまま。いつもの冬なら、夜間凍結の日が続いたり、雪が降って根雪になったりすると、地面の植物は茶色に枯れてしまうのに。今年は、氷と雪で白い冬が来ないうちに、風景は緑のまま、もうすでに庭も広場も森も待雪草や節分草が花を咲かせて、春になりそうです。

雪が少なく暖かい冬の北欧では、多くの人々が「気候変動」を深刻な問題として考えるようになりました。グリーンランドや北極圏の氷河が急速に減少したり、領海域の水温が上昇したり、生息する動植物の生態系への影響が明らかになっただけではなく、強風や大雨を伴う大型の嵐が多くなり、あるいは秋にも冬にも温かい雨が続き、温暖化に起因する様々な災害をもたらす天候不順を体験して、気候変動抑制への関心がより高まっているのです。政府はエネルギーや廃棄物をはじめ食料や交通あるいは国土利用など、全ての国内の活動において、資源や環境と自然を配慮する政策を摂っています。

ところが、ユトランド半島のデンマーク第4の都市オールボーにあるセメント製造企業が温暖化促進物質排出量(温室効果ガス割当量)の収支を調整するために、アフリカのギニアにある石炭燃料の火力発電所の割当量を購入した事実が明らかになり、政府や関係省庁をはじめ様々な気候や自然保護団体などから非難を受けました。ひどいですね。

ノルウェーでは2019年の消費電力の100%が代替エネルギーによる供給であったという報道がありました。山の多いノルウェーでは水力発電を代替エネルギーとして利用しています。ニュースを聞いて、冬には水が凍るので水力発電は停止するはずなのに?と思いましたが、最近は風力発電の建設も進んでいるので、夏は水力、冬は風力による電力供給が可能なのかもしれません。

ノルウェーの隣のスウェーデンも水力発電による電力供給が多く、最近は洋上風力発電も増えています。コペンハーゲンから海峡の向こうのスウェーデンの海岸沿いにも、たくさんの風力発電機が見られます。また、海峡の南方に大きな洋上風力発電所が完成したばかりです。

IMG_0350朝の散歩.JPG
晴れているうちにと、朝から急いで撮影へ出かけました。冷たい空気がほおに気持ちよいくらいです。自転車を走らせていると、手袋をしていても手がかじかんで、久しぶりの「冬」です。

天気がよいので、犬を連れて、乳母車を押して、あるいは早歩きで、それぞれ好きずきに散歩する人たちと出会いました。緑の草を食む馬も、機嫌が良さそうです。近寄ったら、挨拶をしに来てくれました。「こんにちわ」の記念撮影をしていると、馬の散歩(乗馬トレーニング)から戻って来た馬が近くを通り過ぎて行きました。寒いから、どの馬も、しっかりコートを着せてもらっています。

IMG_0349こんにちわ.JPG
いつもなら2羽の白鳥が泳いでいるだけの池を訪ねると、14-15羽の雁が池のほとりの芝生で休んでいました。きっとスウェーデンが寒くなったので、デンマークへ渡ってきたのでしょう。

IMG_0353氷の池.JPG

水面の氷は溶け始めて、雁は一羽二羽と池へ入っていきます。それでも、まだ日陰の水たまりには厚い氷が張ったまま。

IMG_0354凍った水たまり.JPG

緑の葉は白い霜で冬の装いでした。

IMG_0355緑の冬の装い.JPG




投稿者:福田さん  カテゴリー:
2020年2月10日


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