窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

試行錯誤を重ねながらの日々



Think globally, act locally... 本当に、コロナの影響でやっと、そんな『エコ生活』に染まりつつあるテュービンゲンから、こんにちは。


今年は気が付かない内にイースターも過ぎていました
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面白いですよね、環境問題もウイルスも目に見えなく、わたしたち人間の生活や未来を脅かしているのに、長期的な環境問題は、長期的に後回し。

そんないつまでものんびりしている反面、ウイルスは短期的だからなのか、本当に必要とあれば経済活動や『日常』に急ブレーキを掛けることも可能だし、さっさと法改正もできるし、大切だと守られてきた人権や自由までも揺るがされることになり得ます。

もちろん環境問題とコロナウイルスを同問題として捉えることは出来ません。
ただ、世界的な死活問題として、ウイルスに対し見せている行動力を、ぜひ環境問題にも見せてもらいたいものです。

まあ、世代交代がない限り、あと数年だけ活躍するだろう政治家たちが長期的な問題に本腰を入れ取り組むことはないのでしょうかね?


人と人の直接な出会いは少なくなりましたが、その分道端などにメッセージや絵、
ちょっとした助け合いの工夫などをよく見かけるようになりました。橋の上のギブアンドテイク。
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緊急事態を国だけに任せておけないと、市民団体や個人、NPOやNGOなどが至る所で大小さまざまな「助け合い」を繰り広げています。


ここはホームレスの人たち専用。何がよく必要とされる物か、
シェア時・注意事項がリストアップされています
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3月半ばから続くロックダウンの制限緩和のために、準備が進められています。

4月20日からは売り場面積800平方メートル以下の小売店の再営業が認められ(飲食店はテイクアウト/配達に限る)、テュービンゲンでは約550店が再営業を始めました。

その際地元新聞では、午前11時までを高齢者及び基礎疾患がある人(重症化リスクが高い人)専用時間とし、その他の人たちは11時以降に出掛けるよう、呼び掛けています。


4月27日/29日からは、ドイツ全州で公共交通機関及び商店内での『マスク』着用が義務付けされました。

ドイツで義務化されたマスクとは、口と鼻を覆ってさえいれば飛沫感染(速度)を抑えられることが期待されていて、非医療用でもスカーフなどの代用でも良いとされています。


4月には、新聞やインターネット上で頻繁に「簡単マスクの作り方」が紹介され、以来、周りではおしゃれな布マスクが山盛りに手作り・シェアされ、薬局などでも地産地消マスクが販売されるようになってきています。


新聞で紹介されていた簡単マスクの作り方
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先日バスの中でホームレスのおじさんがバスの運転手さんと(距離を保ちながら大声で)話をしていました。

「マスクの義務化なんて、マスクに6ユーロも、そんな金ないよ!」と言うおじさんに、「薬局でもう少し安いマスクもあるはずだから探してごらん。それに6ユーロのマスク、使い捨てではなく再利用可能マスクだからそんなに高かったのかもよ?」とアドバイスした後、運転手さん、おじさんが降りる前に「会社から2枚もらったから、1枚あんたが持っていきな」とプレゼントしていました。


バス車内。運転手さんを守るため、運転席には近づけないよう、テープが貼られています
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5月4日からは理髪業、美容サロン、マッサージ業、タトゥースタジオなどのボディーケア・サービス業の再営業が予定されています。

そして、6週間以上閉校が続く子供たちの一部が登校を始めます。

5月4日から一先ず受験生に限定し、授業が再開されるそうですが、大半の子供たちはこれからも家で自習を強いられます。

「友だちと会えなく寂しい」、「家が窮屈」、「早く学校に行きたい」という声も多く聞きますが、その反面、「お父さん・お母さんとべったり出来て嬉しい(内緒だからね!)」と教えてくれる子供たちもいます。

そうなんです。
ホーム・オフィスが増えると共に、お父さんであろう男性と子供(たち)が一緒に遊んだり、サイクリングや散歩をしている姿もよく目にするようになりました。

近頃、仕事と家庭を同時に両立しなくてはならず、初めの内「日中も子育てに携わり、幸せに満ちていたお父さんたち」もだんだんと疲れを見せるようになっていますが、それでも今までの働き方や子育て、家の中での役割分担などを見直してみたい、という人が続出しています。

その思いがコロナ後も忘れられずにいると嬉しいですね。


ひっそりする旧市街地の真ん中をボール遊びをしながら散歩する親子
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いつでも何でも消費できる生活から、決められた短縮時間での消費活動を強いられてみると、もちろん少々不便はありますが、慣れてくるものです。

出来るだけ近場で、人が少ないお店で買い物をするように心掛ける人が、今までよりさらに多くなってきているように感じます。

いつもは滅多に3人以上のお客に会うことのない村の小さな、大手スーパーと比べれば割高な、自然食品店やお肉屋さん、パン屋さんや薬局などでは、入店者数制限があるからか、この数週間、大抵のお店の前には行列ができています。

そんな個人商店に比べ、今まで散々、しっかり利益を上げてきて、簡単には倒産などしそうにない大手の「H&M」、「Adidas」、そしてチェーン靴屋の「Deichmann」が3月末に賃貸料の支払いを拒否するという、緊急時にとんでもないスキャンダルを起こしました。

それ以来、この大手3社に対し、ボイコットが呼び掛けられています。


コロナの経験が、小さな個人商店の見直し、そしてリバイバルに繋がることを願わずにはいられません。


炊きたてご飯にキムチ!を楽しみに。
キムチ下漬け後、日陰で乾かす
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帰国を楽しみにしていたからか、近頃やけに食欲があります。
ただ、新型コロナウイルスの影響で外食が難しく、開いている店を探しテイクアウトをするぐらいだったら、家で時間があるなか、自分で作ったほうが早いのではと、最近はよくご飯を作るようになりました。

4月頭に無性にキムチが食べたくなり、ネット上で作り方を調べ(想像していたよりとっても簡単でした!)、白菜を一晩塩水に下漬け、二日目にキムチ糊を作り本漬けし、後は待つのみ。

3日目に少しだけ試し、約1週間後が食べごろだということで、初・キムチ(辛いのなんの!)の食べごろを楽しみに待ちました。
発酵によって酸味が出てくる、と書いてありましたが、2週間経ってもまだ、個人的に好きな酸味には達していません。

それでも、初・キムチにしてはそこら辺の工場加工品よりは断然美味しく出来上がり、満足しています。

次回は1キロではなく2キロの白菜を漬け、好みの酸味になるまでどのぐらい掛かるか実験してみます。そうそう、今回はずいぶん辛く出来上がったので、次回は甘めの(?)唐辛子を使うことも忘れずに・・・目指せ!ザ・キムチ!!


コロナの日常。ベランダ越しにおしゃべり
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新型コロナウイルスが収まらず不安な日々ではありますが、皆さまもお身体・お心をお大事に、気持の良い五月をお過ごしください。






投稿者:森さん  カテゴリー:
2020年4月30日


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プロフィール

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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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