窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

収穫の秋〜クルミやクリはまた来年



クルミにクリにキノコ・・・収穫で忙しい秋のはずが、今年はキノコ探しに専念し、クルミやクリは来年のお楽しみになるかな、と日中散歩をしているテュービンゲンから、こんにちは。


「trumpet of the dead」と呼ばれますが、美味!
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去年、約8キロ(!)もクリを拾い集めたのがまだ頭に残っていて、先日、秋風がびゅうびゅう吹いた後日に、ホクホクしながら今年の収穫に出掛けてきました。
でも残念ながら、今年は並ぶどの木を見ても実りが少なく、その年年のお天気で収穫量が変わってくることを痛感しました。

それでも1キロ強は集り、早速クリスープを作りました。
去年同様(茹で)、クリの皮剥きをしたのですが、おもしろいですね。
(特に渋皮の)剥きやすさが去年と比べ、全然違うのです。
今年はそんな数少ないクリを数時間掛けて皮を剥き、シェアメイトの30歳の誕生日プレゼント用に瓶詰めをしました。


煮ても待っても剥きづらい、今年のクリ。
インターネットに歯ブラシを使うと渋皮も剥きやすい、とアドバイスがありました。
次回、試してみます。
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この季節、よく見掛けるのは『カラスのクルミ割り』。
クルミをくわえ、空中からアスファルトをめがけて落とし、殻を上手に割っています。

クリ並木に交互に立つクルミの木もあまり実を成していませんでしたが、カラスは目が良いのでしょうか、ちゃんと今年もアスファルトで割られたクルミが所々落ちています。

手間暇掛かるカリンも、魔女っ子の(男)友人が毎年のようにジャムやゼリーやケーキに変えてくれるのですが、10月半ばに収穫。

もうそろそろジャム瓶が届く頃だと思います。

収穫の秋はお裾分けの秋でもあり、コロナ対策が緩和された今、少人数で集る際には今年の収穫を持ち寄るようにしています。


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近年、映画やアニメを通じて日本に興味を持った、と言う人によく出会います。

一昔前だったら黒澤明監督の作品(七人の侍)を見て、サムライは現在でも存在している、との勘違いも当たり前だったのですが、特にインターネット普及に伴った情報や物語の行き交いで、現代日本はサムライ・ゲイシャ、ワビ・サビに留まらない、(ハイテク)経済国家だという認識も広がりつつあります。

1990年代末、宮崎駿監督の「もののけ姫」に続き2000年代には「千と千尋の神隠し」がドイツの映画館で放映され注目を浴びました。
同時に監督・北野武の作品「HANA-BI」や「菊次郎の夏」、そして「座頭市」もヒットし、更に日本で少年犯罪が社会問題として注目され始めた頃の「バトルロワイヤル」出演を通し、KitanoやMiyazakiは国際的に名を轟かせました。
「ポケモン」だったり、マンガ「NARUTO」や「ONE PIECE」はドイツでも若い世代にブームを巻き起こし、日本に興味を持つキッカケになった、日本語を勉強して原語でマンガを読みたい、という人が増加しました。

わたしも、ドイツで日本映画やドラマを見る機会があれば、ホームシックになった時や、日々あまり使わない日本語を忘れてしまわないように、大抵は見るようにしています。

そんな時、まず目を通してみるのが独仏共同の公共放送局アルテ(Arte; Association Relative à la Télévision Européenne)のマルチメディア・ライブラリー(https://www.arte.tv/de/)。
普段、「テレビのない生活」をしていますが、ニュースやドキュメンタリー、映画などはネット上のマルチメディア・ライブラリーで観覧しています。

今月半ばから約1年間、2019年のテレビドラマ「坂の途中の家」がArteのマルチメディア・ライブラリーにエントリー。

男女平等社会を目指す過程でさまざまな問題が浮き上がり、「普通」って何なのか、どこからが「普通じゃない」のか、「当たり前」って何なのか・・・

家父長的な、風習に縛られた日本社会を描くドラマに唸ってしまいました。


もうそろそろ紅葉散歩の季節・・・
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周りにアラサー・アラフォーの女が多いからか、学業もしくは仕事に従事しながら子育てに追われ、パートナーや家族、友人知人のサポートがありながらもあっぷあっぷしていたり、自分は子供は欲しくないけれど周りがプレッシャーをかけてくる、というのはドイツでもある話です。

それでも日本社会で感じる「母親」や「子無き女」に対する圧力や、常に求められる「当たり前」の息苦しさは比べ物になりません。

「坂の途中の家」では、社会的に広く求められている母親の役割や育児ノイローゼ、共働きの育休問題、家庭内役割分担、モラル・ハラスメント、言葉の暴力、裁判員制度などが題材になっていて、とても興味深いものでした。


多様性を認め合う社会、「女性活躍の『場』の拡大」と自民党が掲げているそうですが、『多様性』という言葉だけが浮き、またもや空っぽの約束、になりかねないのではと心配です。
そして、『場の拡大』も必要なのかもしれません。が、もっともっと欲を出し、「性別にとらわれない社会・経済システムの構築」も検討してもらいたく思います。


コロナ禍の影響で在宅勤務が今後増えていく場合、どんな夫婦関係、親子関係、人間関係が築かれていくのか、何を「普通」とするのか、今一度、考え直してみる良い機会です。





投稿者:森さん  カテゴリー:
2021年10月28日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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