窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

光もだんだん、戻ってくる


冬至もクリスマスも過ぎ、これからまた日が長くなってくる『年の間・テュービンゲン』から、こんにちは。


アドヴェント・リース。クリスマスまでの4週間、
週ごとに1本、2本、3本、4本とロウソクに火を灯していきます
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今年もまた、寒波が予想されていたアドヴェントの『クリスマスに向けての日々』は暖かく、今年も『グリーン・クリスマス』だったからか、もしくは予定を立てるのが困難なコロナ対策の影響か、それとも大抵のクリスマス・マーケットなどの諸イベントが中止になったからか、はっと気が付くともうクリスマス当日。
ここまでクリスマス気分にならなかったのは今年が初めてですが、喫茶店で働く最中に人間ワッチング(+インタビュー)をしたところ、今年のクリスマスは最小限で済ませてしまう、という人が多くいました。
24日の14時には町の大型スーパーも店仕舞いをするので、平年だと午前中の買い物は大混雑するのですが、今年は大抵の人が事前に用意周到だったのか祝わないのか、随分のんびりとした駆け込み買いでした。


旧市街のクリスマスツリー・ガレージセール
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今年のクリスマスは、燃料費などの高騰やコロナ禍での生活が影響してか、多くの人たちはプレゼント費を削る工夫(?)をしているそうです。

例えばローソクとお茶をセットにしたり、お手伝い・クーポンだったり、ワインやセクト(ドイツ・シャンペン)を持ち寄ったりする『ほんの気持ち・プレゼント』は使えて跡が残らず、大人気でした。


市役所前にはクリスマスツリーとコロナテスト・バス
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先日、テュービンゲンの小さな個人経営本屋さん(数軒あります!)にふらっと立ち寄りましたが、クリスマス前週だったからか、いつもはひっそりのんびり一人で店番をしているオーナーたちは接客で大忙し。
入店するお客さんは跡を絶たず、コロナ禍の日々、本の世界に惹き込まれる人たち、わたしも含めてですが、今年のクリスマスプレゼントは大人用にはもちろん、子供たちにも、プラスチック製の高価なおもちゃよりも頭の運動を、と本やノートをプレゼントに用意する人が多かったように感じます。


イルミネーションはクリスマス雰囲気を醸し出していましたが、
どこか味気ない2021年のクリスマス
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そして一段と多かったのは「共に過ごす時間」のプレゼント。

今はまだ出来るだけ少人数で、お茶会だったり、ジャンパーや冬靴、手袋や魔法瓶で完全防寒体制を整えて長時間散歩に出掛けたり、焚き火にあたりながらホット・ワインや手作りクッキーを頬張りおしゃべりを楽しんだり(事前にコロナ・スピードテストは当たり前になりつつあります)、顔を合わせられるならと、味気なくてもオンライン・クリスマスパーティーを開催したり・・・と様ざまな工夫がこらされています。


入店制限2G(ワクチン接種済み、もしくは快復済み)の注意書きも当たり前に・・・
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12月、友人やお隣さんが新聞記事の切り抜きを届けてくれましたが、いくつかのドイツ新聞社が日本関連の記事を掲載していました。

見出しには「ついにまた戦争」や「日本、軍備を拡張」とあり、なんとも物騒。

ドイツでは 、自民党政権が続く戦後日本は「右翼的」に見られていて、記事には岸信介元内閣やその孫安倍晋三元内閣が憲法改正に意欲的な理由などが載っていました。

1947年、連合軍の占領下、教育基本法が公布・施行され、15年前の2006年12月に改正、公布・施行。
当時、教育基本法を改正する理由として文部科学省は子供の自殺件数増加やいじめを上げ、改正後、諸問題が改善されずも2018年には小学校で、2019年には中学校で、道徳が教科に取り入れられたとのこと。

そして現在、日本の小中学校で「第二次世界大戦/太平洋戦争」や「平和」という言葉がタブー視され、若者世代の多くが自民党を支持しているとのことでしたが、どうなのでしょう?

教育基本法の問題点・改善点を問わなくても、(「時代も環境も変わったから法律もそろそろ変えましょう・・・」と)感情的な理由で国民の理解を得られる日本は政治家にとって、とても住みやすい国である、ともされています。


ヴィンドーショッピングをしていても目に付く『ワクチン接種に行きましょう』
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そんな日本政府が防衛費の来年度予算案を発表。
10年連続過去最大の歳出総額に、中国の軍備拡張や北朝鮮のミサイル実験などを理由に、過去最大の防衛費が組み込まれている、との新聞記事を、まるで戦争ごっこをしているような、戦車に乗った岸田内閣の写真が飾り、複雑な気持になりました。

日本のイメージが・・・


コロコロ変わるコロナ対策、消費前にはまず一読
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ドイツでは日常になりつつあるコロナと隣り合わせた生活。

現在、スーパーやドラッグストア、薬局など以外の消費には(例えばレストランやタバコ屋さん)入店時、デジタル・ワクチン接種証明と身分証明書の提示が必要に。
夏ごろにはまだアナログの『黄色のワクチン手帳』の提示も可能でしたが、偽造防止のため、秋ごろからはデジタル接種証明のみが認められるようになりました。

スピード・テストは一時有料、または症状がある人のみ無料となっていましたが、今では町中でまた、無料テストを受けられるようになりました。
もちろん、PCR検査もスピード・テストも正確性は90% も満たさず、どこまで安心できるものか、引き続き気を付けながらも心配ですが、2、3日に一度はスピード・テストを受けるようにしています(忘れないようにカレンダーにも記入)。

人びとが行き交うクリスマス、12月24・25・26日はまだ共に祝うことが許されていましたが、27日以降はプライベートの(室内)会合などが10人に限られるため、その前に『自由』を!という反動の影響がどのように年末年始に響いてくるのか、想像がつきません。


12月中、ワクチン接種率を上げるため、町中でパーティーや『ワクチン接種・バス』 など、
様ざまな『アドヴェント・ワクチン接種・イベント』が開催されました
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年末年始の帰省をどうするか、悩む方も多いかと思いますが、日本ではPCR検査を無料で受けられるように手配する地域も出てきているなんて、驚きました。

それでも飛行機にPCR検査を受けて搭乗しなければいけないこと(日本の空港では2、3万円、ドイツでは地域や状況により、約6千円〜2万円弱も掛かる)、長時間飛行の機内で濃厚接触者になり得ること、その時どきの状況により欠航になり得ることなどなどを考えると、観光客としての外国人の入国が許されるようになるのは来年末?もしくは再来年、2023年(!)になってしまうのか・・・
オミクロン株が広まりつつある今、来春に渡航制限が解除され、外国人観光客の来日が許され、ビザが再度、発行されるようになるなんて、楽観的すぎるような気がしてきました。
春のツアーに向けてホテルやバスの予約、手配を進める時期ですが、去年も今年もキャンセルを強いられ、どこまで来年春のツアー準備を進めたものかも、迷います。
観光業者としてツアーを再開できる日はいつになることや、先が思いやられます。

個人的に一人で帰国するにも、帰国前後の計約1か月の隔離生活はどうにかなるとしても、いくら気を付けていても海外から国内にウイルスを持ち込んでしまいかねない、と考えると、帰国を計画できずにいます。


もういくつ寝るとお正月・・・12月、雪は降らずも霜景色
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コロナ禍・日常2年が過ぎようとしている今、このままワクチン接種率が上がり、コロナ感染者数も減少し、新年、2022年は新しい日常に向かって歩み始められますよう、祈るばかりです。


クリスマスツリー、見つかりますか?2022年が良いお年になりますように!
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投稿者:森さん  カテゴリー:
2021年12月28日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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