窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

テュービンゲンの抒情詩・自動販売機



キリストの復活を祝うイースターも過ぎ、4月の気まぐれ天気が続くテュービンゲンから、こんにちは。


イースターには子供と一緒に卵染め。今年は草花モチーフのタマネギ染め。
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ドイツで春と言えばイースター。
そしてイースターと言えばウサギに卵。

イースターが近づくと、そこら中でチョコレート・ウサギや卵を見かけたりプレゼントにもらったりします。
大人のお茶会でも子供たちと一緒に卵を染めたりし、イースターの日曜日には子どもたちが朝から家中を駆け回り、カラフルに染められ隠された卵探しに熱中します。
庭に隠しておいた卵を数年後に偶然見つけた、なんて話も耳にします。

でもなぜウサギが卵を隠すようになったのでしょう?

卵は、イースター前の断食期間、卵が食べられない間も保存出来るように、と茹でられたことが由来なんだそうです。

卵を運んでくる(隠す)動物はキツネだったりニワトリだったりコウノトリだったり、と地域によって異なっていたそうですが、戦後、チョコレート業界が後押しをしたのか、キリストのシンボルでも豊穣のシンボルでもあるウサギが選ばれ、クリスマスにはサンタ・チョコ、イースターにはウサギ(卵)・チョコ、と現在定着したそうです。


春になり、ネッカー川も川開き。
里帰りしていた幼馴染とその家族と久しぶりにボートに乗ってきました。
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ネッカー川でのんびり
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ロシアの軍事侵攻に伴い、ドイツでは2年間続いたコロナウイルスは忘れ去られているように感じますが、福田さん、デンマークではどうですか?
ニュースは2月末から戦争一色に染まり、4月に入ってからドイツのコロナ感染予防対策は緩みに緩み(一部マスク着用義務が残るのみ)『日常生活』がやっと戻ってきたのですが、スーパーに買い物に行ったり、町中に出たりすると逆・カルチャーショックを受けます。

この2年間、人との間に距離が置かれることに慣れてしまったのか、挨拶の握手やハグに戸惑ってしまったり、レストランや喫茶店が混んでいれば空いている店を探したり、散歩に予定変更したり、人混みを避ける癖がついてしまいました。
今はまだ、(屋内)パーティーがあってもぱっと顔を出すだけで、できるだけ密を避ける生活を続けるようにしています。


4月と言えばエイプリルフール。雪やひょう、晴天に雷・・・「狂った天気」が続いています。今年も夏時間に切り替わり、日も段々と長くなりつつ、そろそろ衣替えをしようかな、と思い続けているのですが、暖かくなったと思ったら次の日には雪が積もったりと、いいタイミングが見つからず未だに冬物衣類で過ごしています。

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先日、友人と混み合ってきたパーティーを抜け出し、旧市街のヴィンドーショッピングに出掛けたところ、抒情詩・ガチャガチャを発見。
さっそく20セント(約25円)コインを投入し、ガチャッ、ガチャッ、ガチャッとハンドルを回すと、小さなカプセルが転がり出てきました。

カプセルの中からは一枚の折り畳まれた紙切れが。
開いてみると数行の抒情詩。

恋多き友人はピッタリの恋の歌。
わたしもカプセルを開けてこれまたピッタリの詩に大笑いしました。
題名:『歳を重ねる/歳を取る』

以来、お守りのようにバックに入れて持ち歩いています。


おみくじを引くように、抒情詩占い。
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この2年間、コロナ感染予防策としてのロックダウンによって経営難に陥る小売店が後を絶ちませんが、先日見つけたテュービンゲン旧市街の抒情詩本屋さんの前のレトロな自動販売機。
ロックダウンで本や詩に飢えているお客さんたちのためでもあり、日常的に(抒情)詩に触れ合う機会を増やすためでもあり、そんなちょっとした日々の楽しみが人生を豊かにしてくれるのだと思います。

子供の頃、ガムやチョコレート、小さなフィギュアやカードなどを目当てにお小遣いを散々つぎ込んでいたガチャガチャや、反抗期に入った若者たちの間で悪知恵比べとして『タダ引き』が盛んだったタバコ自動販売機。
今ではそんな懐かしいガチャガチャやタバコ自動販売機は進化し(年齢確認必要)、いくら悪知恵が働いても悪さはできなくなりました。

そんな古くなり、とっくにリサイクルに回されたと思いこんでいた自動販売機は、なんのその。
しっかりリユースされていました。


子供の頃は(いつから入っているのか分かりもしない色あせた)チューインガムやチョコレートのガチャガチャが楽しみでしたか、これからは抒情詩占いを広めていこうと決めました。

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旧自動販売機のリユースはコロナ前からいろいろあり、テュービンゲンや隣町のロイトリンゲンにもアート・自動販売機があります。

一回4ユーロ(約500円)のアート・自動販売機はドイツ全国に250台以上が設置され、オーストリア、オランダ、ニュージーランドにも数台あるそうです。
(HP:https://www.kunstautomaten.com/index.html コンセプト:https://www.kunstautomaten.com/assets/infoflyer-kunstautomaten.pdf)


テュービンゲン中央駅近くのアート・自動販売機。写真左下に、見えますか?
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まだまだ雪が降ったり寒くなったりする季節の変わり目ですが、イースターも過ぎ春になり、戦争が終わることを祈り待つばかりです。


テュービンゲンの桜は今、満開
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投稿者:森さん  カテゴリー:
2022年4月27日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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