窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

あけましておめでとうございます

ピューッ、パン、キィーン、パンパン、と、夜空のあちこちで赤や緑にはじける花火のけたたましい音とたちこめる煙のニオイのなかで、こちらも 2011 年が明けました。
あけましておめでとうございます。
今年もお幸せでありますよう、お祈りいたします。

大晦日の晩、11 時を過ぎたごろから、それぞれ花火やゼクト(ドイツの発泡ワイン)の瓶やグラスを手にした人たちが通りや屋上テラス、丘の上など、思い思いの場所にあつまりはじめます。丘の斜面には持参の子供用ソリに寄り添って坐り、魔法瓶のお茶をすすりなどしながらその時を待つ初老のカップルがいたりします。さあ、カウントダウン。そして、教会の鐘を合図にいっせいにロケット花火が上がりはじめます。これでもかこれでもか、と、半時間近くもつづくでしょうか。
椰子芯紅牡丹、紫芯錦冠菊......と、花火玉の開き咲くかたちや色それぞれに名前まで付いた国からやってきたわたしなどは、まあ、音ばっかりで、なんとも芸のない、と肩をすくめたくもなるのですが、大きな破裂音で悪魔を払い、来る年に向かってみんなで「Welcome !」を言い合うのが主旨の縁起物なのですから、それはそれ、これはこれ。文句をつけたりするのはお門違いというものですね。

この花火の前の時間は、コンサートや劇場、ディスコに出かけたり、年越しパーティを開いたり、と、家族ですごすクリスマスよりはちょっとその輪を広げただれかといっしょにたのしむ人が多いように思います。
クリスマスの前後は、ひとりでは寒さがよけい身にしみる季節かもしれません。地元新聞のパートナー求むの個人広告欄には、秋ごろから「大晦日のコンサートに貴男(貴女)といっしょに出かけたい」などというメッセージが出ていたりします。

そういえば、このあいだ、街なかでサンドイッチマンさんとすれちがいました。 あら、あら、「求む、おもしろい仕事・住まい・ぼくにふさわしい奥さん」ですって。
写真を後ろから撮らせてね、と声をかけたら、いや、前から撮ってよ、とポーズを取ったこの人に、「幸運を!」とわたしとわたしの娘は声援を送りました ーー 出来のわるい写真ですが、お見せしますね。


IMG_7971.jpgのサムネール画像

2008 年 11 月のリーマン・ショック以来、世界中が厳しい不況風にさらされるなか、ドイツだけは好況がつづいています。ひところは11 % を越えていた失業率も昨秋には 6.7% へと大幅に改善しました。世論調査でも国民は生活を楽観しているとの結果が出、このクリスマス商戦も好調だったようです。
それでも、ユーロ通貨や政局、テロ、エネルギー、気候変動、自然災害といった「危機」要素は目白押し、今年は電力やガス料金、航空運賃、医療負担金など、軒並みに値上がりします。
ある日とつぜん何が起こってもおかしくはない状況がつづいているのではないかと思います。

大晦日、近所の教会で開かれたダーヴィト・オルロフスキー・トリオのコンサートに出かけました。クレズマー(東欧ユダヤの音楽)とジャズ、クラシックの境界を行き来するクラリネットとコントラバス、ギターの若い地元出身ミュージシャンの実験的かつ端正な演奏は、オッカケというほどではないにしても、十数年前のデビュー当時からわたしの心をとらえつづけています。
超満員の大きな教会堂の後ろから 2 列目のベンチの端 ーー こんなに聴衆が多くなるとは。油断していました -ーー- に坐って3人に拍手を送りながら、幸せだった1年をしめくくりました。

お正月の午後は、旧市街や森のなか、ネッカー川の中州のプラタナス並木などへ出かけます。散歩は、「あなたとわたしの関係」を手入れする機会のひとつでもあります。


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投稿者:森さん  カテゴリー:
2011年1月 5日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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