窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

楽しく省エネルギー

木原さんのお宅の年間エネルギー消費量のお話、興味深くうかがいました。省エネルギー住宅にお住まいなのですね。


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デンマークでは毎年11月末に電気とガス、5月に暖房の年間消費量を計測します。このときに示された消費量に基づいて、前払いする年間の使用料金が換算されます。そして、前払料金に相当する消費量と実際の消費量の差は次回の支払いで調整されることになっています。
 
温暖化促進物質排出量抑制の目標達成に大きな努力を必要としているデンマークでは、政府がエネルギー供給企業に対して、省エネルギーを消費者に呼びかける活動を義務づけています。
ですから、例えば、電力会社からの年間電力消費量と料金の決算通知では、通知書の裏面を利用してデンマーク全国の世帯における電力消費量の平均や目安が紹介されています。
年間電力消費量は世帯の人数ごとにAからGまでレベル分けされていて、節約したか無駄遣いしたのか、消費者自身で評価できるようになっています。
 
そのランク付けによれば、平均消費量はDレベルで一人暮らしなら1610 kWh、二人の場合は2100 kWh、3人家族なら2577 kWh、4人家族では3046 kWh、5人以上では3520 kWhと紹介されています。
 
『電力消費量がとても少ない』Aレベルでは一人暮らし1300 kWh、二人1735 kWh、3人家族2145 kWh、4人家族2535 kWh、5人以上では2920 kWhなのだそうです。
 
我家は二人ですが電力消費量は一人暮らしのAレベルより低いので、今よりも電力料金を下げようとしたらどうしたものか、ひと工夫が必要です。デンマークデザインの代表にもなっている照明器具に適当な省電力タイプの小さな電球が無いので、今でも白熱灯を使っていて、なんとも気になるところです。
 
暖房においても我家は、なかなかの省エネ世帯です。南側の開口部が大きいので、昼間の太陽の温かい光が省エネルギーに協力してくれています。真冬でも晴れの日なら暖房を止めておいても室内はポカポカです。もちろん、エネルギー利用の効率の高い2重サッシが窓ガラスに使われています。
 
電力や暖房の熱源に使われている石油や天然ガスの料金が、今年もまた上がるのだそうで、デンマークの家庭のほとんどでは経費節約のために省エネルギーに励むというところでしょうか。
積もった雪が溶けた後の森の地面にはコケや野草の緑が現われて春を思わせぶりですが、これからが本格的な冬。樹齢を重ねた大木の小さな穴には、小鳥や小動物がきっと潜り込んで眠っているのでしょう。空には獲物を探すトンビが甲高い鳴き声をあげながら輪を描いています。
 
明るい時間が長くなって、太陽の光も戻ってきて、森や海へ出かけるのが益々楽しくなってきました。毎年変わらぬことなのに、今の季節には「太陽の恩恵」をありがたく思うものです。

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投稿者:福田さん  カテゴリー:
2011年2月 3日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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