窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

気象の勉強


この冬、日本の各地は厳しい寒さや大雪がつづいているようですね。
お見舞い申し上げます。

こちらはマイルドな冬、でした、一昨日までは。
この2か月、ドイツはいつもの冬より3℃ほども暖かかったそうで、テュービンゲンもまるで春先のような日和がつづいていました。
が、一昨日の朝、目覚めると、なんだか窓の外の明るさがちがう!
隣りの家の屋根も前の家の屋根も真っ白。ようやく待ちこがれた雪が降りました。

と書いても、これじゃお伝えしたことにはならないのではないか、もう少し具体的なことを日本とドイツの気象情報サイトでチェックしてみよう、と、googleしてみました。すると、あらまあ、たくさんのサイトがあるんですね。そして、おもしろいんですね、どれもが。

ドイツ連邦気象局が昨年8月に立ち上げた「ドイツ気候アトラス」 。
1881年から経年の地域ごとの気候変動がヴィジュアルに把握でき、今世紀末までの変動もシミュレーションできるサイトです。ドイツ国交大臣は「このような情報提供によって、国民の気候変動についての理解が一歩前進し、エネルギー利用に対する責任意識も形成されていく」とのメッセージを寄せています。
日本の気象庁のサイトも充実しています。
気候・気象がわたしたちの日常や社会生活といかに深くかかわっているかを改めて認識させられます。
気象データのグローバル・ネットワーキングもしっかり構築されているようで、同じベースで計測された各国各地域の各種データが提供され、比較できます。

で、気温だけで暑さ寒さを比較するのは無理がありますが、局地的にはこんなことが分かりました。
テュービンゲンの年間平均気温は札幌とほぼ同じ(札幌 8.9℃、テュービンゲン 8.7℃)、札幌の12月の平均気温はマイナス0.9℃、テュービンゲンの1月のそれはマイナス0.7℃。
それが、この2か月、テュービンゲンの気温は、石巻や大船渡の今年の1月と同程度だった。が、これから1週間ほどは、テュービンゲンの気温は札幌より少し低く、マイナス3℃からマイナス14℃ぐらいのあいだで上下する、氷点下の日がつづく、雪も降る --------- ということで、テュービンゲンがどんなところか、その一端を多少はご理解いただけるでしょうか。


雪が降った朝、まず台所の窓から前の家の白い屋根を眺めながら濃ーくいれたミルクティーをゆっくり飲んで(雪の朝のわたしのセレモニーです)、仕事にかかりました。が、どうやら白山の麓の豪雪地育ちのイヌ科のわたし、我慢しきれず、雪とも雨とも言えない凍ったものが空中を舞うなかを散歩に出かけました。

荒物屋さんの店先には、今年初めて、雪かき道具が並んでいます。家の前で通行人がすべって転んだりしたら、その家の所有者の責任です。

荒物屋さんの店先

八百屋さんの屋台、今日はすっぽりビニールシートで覆われています。

八百屋さんの屋台

日が傾きはじめた夕方4時、ネッカー川の中州のプラタナス並木の雪景色。乳母車に赤ちゃんを乗せた人、ジョギングやノルディック・ウォークする人、犬を遊ばせる人・・・が行き交っています(この写真には写っていませんが)。

ネッカー川の中州のプラタナス並木の雪景色

日本の気象庁もドイツの気象局も国交省管轄、そんなことも知らなかったわたしは、探検気分でいくつもの気象サイトを読みふけってしまいました。理数系からっきしだめ、おまけに「天気予報って、当たるも八卦、当たらぬも八卦、なのよね。降るときは降る」などと笑い合って育った半世紀も昔の思い込みのままに暮らしてきたわたしは、おおいに反省。

勢いで、家の中の気温も改めて計ってみました。
仕事場兼用の居間だけ11月上旬から3月末~4月上旬ごろまで暖房常時ON、日に何度か換気するときだけOFF、旅行に出るときなどは低温に調節しておきます。他のスペースは暖房要らずです。
居間(開口・南と西):21℃(寒がりのわたしですが、外から帰ってくると、あ、暑い、と、ついバルブをゼロの目盛りまで廻してしまいます。エネルギー効率の面から言えば、これはイエローカードですが)
寝室(開口・西):19℃(暖房を入れると22℃に上がり、眠りにくくなってしまいます)
浴室(開口なし):20℃
台所(開口・南):16℃(ドレーキップで窓上部を常時開けているため、実際、寒いですが、煮炊きをすると上がってしまうので)

ドイツの平均より少し低いぐらいかと思いますが、暖房を入れなくても上下階の住戸の暖房で建物自体が暖まっているのではないかと推測しています。各スペースとも冬期通してほぼ一定気温です。
みなさまはどのような温熱環境のなかで過ごされていますか?



投稿者:森さん  カテゴリー:
2012年2月 2日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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