窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

ありがとう2012年、2013年もまたよろしく。


日の出8時37分、日の入15時39分。2012年の冬至の日にデンマークの空に太陽が現われている時間は、7時間2分だけ。空に雲が広がっていると太陽の光もにぶく、どんより薄暗くて、午後には明るくならないうちに夕闇が広がり始めます。けれども毎年「今日が冬至、明日から昼間が長くなるのだよ」と、光が戻ってくることを思うだけで、なにか希望を感じてしまう。光は大地にふりそそぐだけでなく、わたしたちの心も明るくしてくれるものらしい。

薄暗い冬の日

古代の北欧には冬至に光が戻ってくることを祝う祭がありました。キリスト教が伝来してからは、冬至の祭がキリストの誕生の御祝いに融合しましたが、昔の冬至祭の名称が残ったままで、クリスマスは「ユル」と呼ばれています。ユルは輪を意味して、光がめぐって戻ってくることを表していました。

雪景色の協会

「12月だ!師走だ!」と思ったところへ大雪が降ったので、クリスマスの準備のうえに雪かきをしたり、なんとも忙しいことになりました。しかも氷点下の日が続いて、世界は雪と氷で真っ白に、闇夜にもほんのり明るさが漂っています。天然の雪とたくさんの小さな電球で飾られた街の大きなクリスマスツリーの美しさには、楽しい御祝いの日まで期待がふくらみます。自宅近くの「狩りと林業の博物館」ではクリスマスツリーを販売。博物館の敷地内の子供達のための体験広場にある木登り挑戦用の12mの柱の上にもツリーが飾られていました。

大きなクリスマスツリー

狩りと林業の博物館
(juletraeer=クリスマスツリー)

木登り挑戦用の柱の上にもツリー

ホワイト・クリスマスになるのかなと思いきや、南西から暖かい空気が入って雨が降ると、みるみるうちに雪は消えてしまいました。ところが、クリスマス休暇で閉店になる前の買物に忙しく、クリスマスを家族と過ごすための帰省ラッシュで電車も高速道路も混雑するクリスマス・イブの前の日、突然の雪。10-15cmほど積もって、全国各地で除雪車を待ちきれなかったクルマが路肩に落ちたり、転倒したり、動けなくなったり。そんな混乱をよそに、子供達は大喜びで雪遊び。お隣さんの御客のギリシャからの家族の男の子も「雪だるま」づくりに挑戦。一日早いけれど、天からのクリスマス・プレゼントになったかな。


デンマークではクリスマス・イブの晩に家族揃って、ごちそうを食べて、きれいに飾られたクリスマスツリーを手をつないで囲んで歌をうたいながら回り、そして互いにプレゼントを贈りあいます。我家でもクリスマスの御馳走を料理しました。アヒルと2種類のジャガイモ、紫キャベツの煮物と、デザートにはアーモンド入りのライスプディング。クリスマスの料理を撮影してと考えていましたが、アヒルが焼けると「さあ、食べよう!」と、すっかり写真のことなど忘れてしまいました。残念。

クリスマス・イブ

「クリスマスおめでとう、良い新年を」と親戚や友達に送るクリスマスカードに書いていると、旧年をふりかえって反省し、新年の希望や期待を思います。

カタールで開催された国連の気候変動会議COP18では1997年の京都議定書の協約が2020年まで延長になりました。温暖化を抑制する活動にブレーキがかかって残念ですが、けれども、延長によって温暖化促進物質排出量抑制の目標が現実的なレベルに調整されたのだと言われています。そうすることで、より多くの国から京都議定書への賛同が得られたのであれば、地球全体のためには良かったのかもしれません。

2012年に世界各地に被害をもたらした大きなハリケーンや台風、竜巻や大雨、あるいは旱魃をふりかえると、私たちも地元における小さな努力を続けることが必要なのだと思います。

2013年もまた少しずつ前進したいと願っています。どうぞよろしく。

良いお正月を御祈りしています。




投稿者:福田さん  カテゴリー:
2013年1月 7日


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