窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

伝統行事はスペクタクルショー


イタリア人が一年で一番忙しく過ごすのはクリスマス時期とこの時期です。
夏休が終わり、子供達の教科書を買うために長蛇の列を作り、新学期の用意、習い事(主にスポーツ)の申し込み、
電車の定期を買い、右往左往します。これは10月上旬まで続きます。

今年の夏は雨ばかりだったけれど、そのおかげで、ポルチーニ茸が沢山穫れたらしく、いつもの半額以下で市場に並んでいるのを見て少しホッとしました。

そんな中、ミラノの大聖堂では伝統的な行事が行われました。

ミラノのシンボル、大聖堂DUOMOでは毎年、9月中旬頃に「聖なる釘」を降ろす儀式があります。
イエス・キリストが磔刑にあった時に使われたとされる釘です。
沢山の聖遺物がある中でもとても大切な物だそうです。コンスタンティヌス帝の母、聖エレナ(ヘレナ)がゴルゴタの丘に出向き、聖十字架を発見し、聖なる釘を持って帰ったというのです。釘の数は3本か4本、定かではありません。
一本はアドリア海を航行中嵐にあい、それを沈めるために海に投げ入れたと言われています。もう一つは王冠に使われたとも言われています。そしてもう一つがこのミラノにある「聖なる釘」です。
 
とても変わった形をしていて、コンスタンティヌス帝が馬具(ハミ)にしていたとも伝えられています。
釘はけっこう大きいのです。25センチぐらいあるのではないでしょうか。


聖釘01 
こういう儀式を最初から見る機会はなかったので、見てきました。宗教心の無い私には、「ショー」の様に感じました。
抹香が焚かれ、特別なまばゆいほどの法衣に身を包んだ司教たちが儀式を行うのです。
 


聖釘573 
いつもなら地上45m程のところにおさめられている物を地上に降ろすのですが、その時に用いられるのがこれニーヴォラと呼ばれている雲の形をしたゴンドラのような物。これで上に登っていき、聖なる釘を降ろします。
何となくおもちゃの様でかわいらしいですね。



聖釘590
やっと地上に降ろした後は祭壇に収めます。
不思議な光景です。


聖なる釘614
写真右にある背もたれの長い椅子、あれが司教座(カッテードラ)です。
あの椅子があるという事でCattedrale(大聖堂)=「司教座教会」とよばれ、大きな司教区の代表と言うことになります。
その日は椅子に特別な布がかけてありました。




投稿者:上山さん  カテゴリー:
2014年9月24日


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