窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

今秋、黄金の10月は・・・


すっかり秋になったテュービンゲンから、こんにちは。
前回のハトの産卵小屋ですが、上山さん、大当たりです!
ハトはドイツで「空飛ぶ鼠」と呼ばれ、衛生的、そして建築物維持観点からして問題になっています。
テュービンゲンではハトの餌やりは、決まった場所以外では禁止されています。ハト小屋で餌やりも調整しながら、卵が生み込まれれば、石膏で象られた卵と取り替えられ、処分されることにより、倍増を防ぐという方法が取られています。
もちろん「残酷だ」という意見もありますが、これは納得いくまで話し合います。


テュービンゲン植物園(旧)にもハトの産卵小屋があります

テュービンゲン植物園
前回、紹介させていただいた産卵小屋は、ネッカー川の中州の先端に建っています。中州にはプラタナス並木、そしてどっしりと腰を下ろす作曲家の銅像を境に原林、原っぱが続いていますが、もうそろそろ枝の枯れ葉が輝く10月、そして枯れ葉の絨毯に変わりゆく季節です。一年の内で一番好きな慌ただしい季節です。
見栄えは良いプラタナス。テュービンゲンには19世紀初に持ち込まれたのですが、気候が合わなく、中が空洞になってしまい、折れてしまわないように、ワイヤーを支えのため張りめぐらなければならないなどと、問題もあります。が、樹洞はコウモリの棲みかになっているため、保護されるようになりました。子供のころからここで暮らすわたしは、コウモリはどこにでもいるのだと思い込んでいたぐらい、散歩をしていると、日没ごろから飛び交うコウモリを見かけます。
今月は、「黄金の10月」と呼び名があるぐらい、今までは暖か気持ち良い、黄金に輝く秋の陽射しで、散歩日和が続くことが通常でしたが、気候変動により、今のところ天候が予想できなくなってきました。今年は嵐に包まれた黄金の10月でした。


梅雨入りしたような雨降り天気が続いた10月。

梅雨入りしたような雨降り天気
10月といえば大学の新学期。テュービンゲンの人口3分の1が大学関係者だけあり、町中活気づきます。
わたしも久々に大学を訪れ、地理学での講義を受けています。周りを見渡すと、ほかの学生は17歳・18歳と若く、講義もワイワイガヤガヤ、まるで高校生に戻ったようです。でも、やっとのこと聞こえてくる先生の話はおもしろく、学問的インプットにウキウキする毎日です。読み物が山のようにあり、グループプレゼンテーションのためのミーティングや宿題、予習復習とレポート書き・・・あっぷあっぷしています。

今住むシェアハウスに引っ越して来たのは、約6年前。それ以来、住人が入れ替わり、計19人と暮らしを共にして来ました。1年半、シェア暮らしを豊かにしてくれたケイちゃんですが、今月バッチェラーを終え、何回もの、様ざまな規模の『お別れ会』を開き、友人たちとキッチン座り込みを繰り広げた末、首都ベルリンへ出て行きました。
別れを伴う初めの一歩。寂しさ混じりのウキウキ・ドキドキ、なんとも言えない心境です。
ケイのおじちゃんおばちゃんからは、リンゴを収穫するよ、と連絡があり、お約束通りお手伝いに行ってきました。
1本の木になるリンゴを2回に分けて集めたのですが、夕方にはすぐお隣にある搾り所に車で運び、槽に投げ込み、量り、ジュースにしてもらいました。1回につきなんと130ℓ、1本の木から約250本のリンゴジュースができました。


シートを敷き、リンゴを振り落とすお父さん。この1本でジュース250本!

リンゴを振り落とすお父さん
「学生、金なし」は世界中で有名です。その貧乏学生が集まるテュービンゲンでは、金無き者はどう生きのびるのかが、知恵の絞りどころです。
たとえば主食のパン。その日その日に焼きたてパンを食べるのが一般になりましたが、旧市街にある「前日パン屋」では、他のパン屋さんで売れ残ったパンが集められ、翌日、半額で販売されています。1・2年前から大学生がわっと増えたテュービンゲン、前日パン屋さんの賑わいもすごく、ずいぶんと普及してきたのだなぁ、と感心しました。


前日パン屋さん。ちょうどパンが運ばれて来たところ。壁にかかる黒板には本日のパンと値段が書かれ、窓には「前日パン屋、20年」という看板が張られ、喜び・誇りを表している。

パン屋さん
師走まで、後もう1か月。・・・のはずが、今から走り出しています。店先には早々とクリスマスの商品が並び始め、夏から出てくる翌年のカレンダーの種類も増えています。
カレンダーと言えばそう 「アドヴェンツ・カレンダー」。
毎年のように「大きくなってもまだ欲しいのぉ?」とニヤニヤしながらも、母が作ってくれていました。今年はまた、自分で作ってみようと思います。いまからワクワクです^^
では、また来月に!




投稿者:森さん  カテゴリー:
2014年10月31日


ページの先頭へ

プロフィール

松本さん

2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

詳しいプロフィールはこちら

木原さん

元・協会 調査役。現在は、AGCのショールーム「AGC studio」勤務。

詳しいプロフィールはこちら

福田さん

デンマークに1993年より在住。環境に優しくて健康的なライフスタイルを自転車で走りながら実践しています。

詳しいプロフィールはこちら                 

上山さん

ミラノに22年目、古いものと新しい物が混在する面白い町です。日本のみなさまに何かお伝えできることがあれば嬉しいです。

詳しいプロフィールはこちら                 

森さん

南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

詳しいプロフィールはこちら

Calendar

2019年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    

Category

news

Back number

エコガラス

窓からエコをはじめませんか。熱をしっかり遮断する、省エネのエコガラス。

エコガラス

Copyright © 2006-2010 板硝子協会. All Rights Reserved.