窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

雨の日の過ごし方


森さんの鳩の産卵小屋レポート面白かったです。やっぱりと言うか、どこの国でも問題になっているんですね。
とても平和的な解決方法だと思います。みんなでよく話し合って、色々考えたのでしょうね。命を大切にするからこその結果でしょう。イタリアでは対策が出来てないように思えます。ムクドリの害も計り知れず、早めの対策が望まれます。
 
 
秋になってもイタリアのほとんどの地域で雨ばかり、少し雨に疲れました。
外に出る時も一つ荷物が多いと気も散りますね。忘れ物をしたり、落とし物をしたり。スリにあったり(さすがイタリア)


ミラノ市内に生えていた茸
街の茸
 
今年の夏も雨ばかりでしたので、葡萄や農作物の品質に問題はあったけれど、茸は例年になく豊作のようです。
だからでしょうか、ミラノ市は特別に茸教室を開きました。豊作の年は茸の毒にあたる人が急増するからでしょう。

毎週一回、9月後半から10月末まで開くという事で、早速申し込み、参加して来ました。
茸は植物ではなく菌類、というところからはじまり、翻訳本は信じてはいけないとか、いくら茸取りの名人という人がいてもその人に採取した物をみてもらってはいけない、採取した物を人にあげてはいけない、など、基本的な事を教えてくれます。では、誰に訊けばいいのでしょうか、、、各地にある保健所のMicologia(菌類研究機関)に訊ねる事、となってます。無料でみてもらえます。これなら安心して茸採りに出かけられます。

講習を受ければ受けるほど、魅力的な茸の世界なんですが、それとは逆に、簡単に採って食べる物ではないというのもわかりました。茸類は消化する時に内蔵に大きな負担がかかるから、小さな子供、体力の弱っている人はなるべく食べない方がいいという事です。菌類研究所の先生によると、毎日食べる事も避けた方がよいというのです。もし、茸に少量の毒があればそれは身体をぐるぐる回っていてなかなか出て行かないそうなのです。
食べた後、一週間以上経たないと症状が現れない毒キノコもあるそうで、細心の注意が必要なんですね。
解毒の一つの方法は活性炭を飲む方法が一般的で毒素を身体の外に出すのに最適だそうです。
あの、冷蔵庫の中に入れる消臭剤と同じですね。

よく耳にする民間療法、「牛乳を飲めば毒が消える」って言うのは大きな誤りだそうです。
そして、虫に食われてるから毒茸じゃないと思うのも間違いだそうです。聴けば聴くほど怖くなる話の連続で、あっという間のこ講習会でした。
どんな良い茸でも近くに鉄錆がでていると毒キノコになってしまうとか、だから、茸は良い環境の元で育った物でなければ食べては行けない、と。イタリアの茸の話しが中心だったのですが、昔のチェルノブイリ事故の後の影響が未だに残っている事を思い出し、質問してみました。
「最近、森の茸を食べるドイツの野生の猪の肉から基準値を遥かに超えた放射能が出た」という新聞記事を例に出したところ、残念ながら、ヨーロッパの全ての地域が汚染されたからとにかく大量に食べるのは危険。少量を味わうようにと言うアドバイスがありました。これが現実なんですね。
 

おいしいポルチーニ茸
ポルチーニ茸
 
毒キノコだとわかると踏んづけたり滅茶苦茶にする人が居るけれど、森の中でそっと生きている茸を大切に見守って下さい、と言ってました。本当に茸を愛している人達が話しをしてくれているのがわかります。大きな会場では色々な質問も飛び交い、活気に満ちていました。
私は毎回一番前の席に座って聴いていたので、気が付きませんでしたが、ふと後ろを振り返るとほとんどの人がお年寄り。若い人はたぶん3%ぐらいだったでしょうか(笑)
 

茸の教室
茸教室
最後にサンプルで見せてもらった生の毒茸や、美味しい茸の写真を撮っていたら、その中の貴重な茸(タマゴ茸の一種)をいただきました。
たった一つだったけれど、おいしく調理し、じっくり味わっていただきました。
 

希少価値のあるおいしいタマゴ茸
タマゴ茸
雨の日はじっと家で茸図鑑を覗いたりして過ごすのが楽しみな今日この頃です。
 



投稿者:上山さん  カテゴリー:
2014年11月17日


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プロフィール

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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

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