窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

ああ、ベルリン・・・ (Berlin Berlin...)


久々に6月・7月、これぞ夏!という日が続き、夏バテ対策に水張りバケツを物置から出してきて生活中のテュービンゲンから、こんにちは。
 
福田さんの並木や森の写真、気持ちが良さそうですね。
約25年前、テュービンゲンに移り住み、湿気も感じない、清々しく暑い夏にうっとりしたのを思い出します。街中の旧・植物公園で、約20人の子供たちが揃ってスイカ割をキャーキャー楽しみ駆け回った後でも、汗だくだくにはなっていないことに驚いたものでした。
夏は短く、暑くなったとしても、日中には鎧戸を閉め、涼しくなる夜間や早朝に窓を開け、冷えた空気を室内に送り込む、そのぐらいで快適な室内温度を保つことができていました。車に乗っても窓を開けるだけで十分に凉しめていました。
 
それがこの約15年、猛烈に変わりつつあるように感じます。
「カレンダーだけが夏なんじゃない」と言いたくなるような寒い日が続いたり、6月に雪まで降ったり、干ばつや猛暑・高湿気とあまり慣れないコンビネーションだったり、春からそのまま、冬物をしまう機会もないまま秋に移ったのではないか、という年もあり、異常気象が通常になるのが(人工的)気候変動なのかな、などと考えてしまいます。
 
そして今年、日本の夏で鍛えられているはずのわたしも、初めてテュービンゲンでの夏バテを体験しました。
周りの人に訊いてみても、室内バケツは大好評。35度を超える暑さで頭がボーッとしてしまい、簡単な足し算・引き算までもが困難になり、道行く人も自分もどことなくイライラ・オーラを発しているし、クラクションが鳴り響き、普段よりも一段とケンカをする声がよく聞こえてくる、と皆同感でした。
 
そんな泣き言を並べていた7月初旬に東京からお客様が(暑いなか、ペレットストーブ製造会社訪問に)いらっしゃったのですが、「これで湿気が高いのですか?ぼくが帰る日の予想気温は37度、湿気90%です。」と、30度・70%前後のテュービンゲンは快適だったみたいです。
 

猛暑が続き、今年初、路上に登場してきた子供用ビニール・プール。
どうぞご自由にお冷やしください、と喫茶店などでは机の下や横に置かれています。
IMG_9802
 
テュービンゲン(ドイツ)の一般家庭では、クーラーなど今まで必要がなかったからか、普及もしていません。緯度的には南ドイツ・ミュンヒェンが北海道と同じぐらい。ドイツの高が知れた暑さにクーラーを使っても、電気代が無駄にかかり、環境にも負担がかかるという「もったいなさ」があります。
夏、ここでは日影を探しながら歩けば十分なのですが、日本を歩き回る時は、お店を探すようにしています。我慢ができないほど暑くなってきたらクーラーの効いたお店に入りクール・ダウンし、目的地に着くまであるお店をはしごします。
 
日本に対する憧れが膨れ上がった思春期に、別に必要もないのに「やっぱり夏は、扇風機!」と電化製品店を探しまわったことがあります。当時、やっと隣町の大型電化製品店で、隅っこにちょこんと大小で2種だけ置かれているのを見つけ、がっかり、団扇で我慢することにしたものでした。
それがあっぱれ、クライメートチェンジ&グローバライゼーション。この十数年で、専門店に限らず、スーパーなどでも、様ざまな機種を(季節商品として)購入することができるようになりました。
ただ、普及させるためなのか、大半は安価・扇風機が出回っています。安い分、省エネとは無関係な商品が多く、その電気代は馬鹿にならないし、すぐに壊れて「買い替えゴミ」が増えるだろうことも、消費者が購入時に考慮できるように電力消費量など、目に見える形で示されるべきだ、とドイツ最大の環境・自然保護を目的とする市民団体連合BUNDからも指摘されています。
新製品好きな若めの一般家庭や販売店などでは、ずいぶん普及してきましたが、その内に子供たちも「扇風機に向かって歌遊び」をするようになるのかもしれませんね。
 
さて、7月末に夏休みが始まりますが、6月下旬、一足先に元シェアメイトのケイを訪ね、彼女の父親と車いっぱいに荷物を詰めて、首都ベルリンに遊びにいきました。
約15年前までは、「ベルリンはネオ・ナチがいっぱいで怖い」という先入観を持っていて、母からベルリンに行くけれど、一緒にどう?と訊かれれば、「怖いからいやよ、よく行くわねぇ」と断り続けていました。二十歳を過ぎてやっとのこと、友人のジャニーヌが初めてベルリンに行く、ライド・シェアリングを使うのでたったの25ユーロで行けるわよ、と誘われ、二人、お上りさんを決めました。車で約8時間アウトバーンを渋滞もなしに走り、到着。夜になり、ベルリンに移り住んでいる幼なじみたちに会いに行くと言うジャニーヌに連れられて初・都会をドキドキぶらぶらしたものです。
昔から、メアリー・ポピンズに憧れ、屋根歩きを夢見ていたのですが、その夢が叶った初・ベルリン。当時、怖いはずのベルリンに到着したが一目惚れ。それ以来、この恋を大切に育み、通い続けています。
 

屋根さんぽで一地区を回れたのですが、だんだんと「いい加減さ」が失われ、
残念ながら屋根に登れる建物は少なくなってきました。
a 043
 
 
メアリーポピンズ、ベルリンでも発見
新しいイメージ3
 
芸術的でも汚らしくもある落書きがそこら中にある都会。それなのに、華やかさは少なく、田舎風で、のんびりと村歩きをしている気分になります。
今でも不思議なのは、星は見えにくくても、都会なのに、空が広いこと。
電柱が立っていないからなのかもしれません。
いや、アウトバーン横の風車(やソーラーパネル)が立ち並ぶ風景でも空が広く感じるのですが、どうでしょうか?
 

風車がアウトバーン付近に集中的に立っている
DSCF8980 



投稿者:森さん  カテゴリー:
2015年7月28日


ページの先頭へ

プロフィール

松本さん

2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

詳しいプロフィールはこちら

木原さん

元・協会 調査役。現在は、AGCのショールーム「AGC studio」勤務。

詳しいプロフィールはこちら

福田さん

デンマークに1993年より在住。環境に優しくて健康的なライフスタイルを自転車で走りながら実践しています。

詳しいプロフィールはこちら                 

上山さん

ミラノに22年目、古いものと新しい物が混在する面白い町です。日本のみなさまに何かお伝えできることがあれば嬉しいです。

詳しいプロフィールはこちら                 

森さん

南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

詳しいプロフィールはこちら

Calendar

2019年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    

Category

news

Back number

エコガラス

窓からエコをはじめませんか。熱をしっかり遮断する、省エネのエコガラス。

エコガラス

Copyright © 2006-2010 板硝子協会. All Rights Reserved.