窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

Coffee to go --- リサイクルからリユースへ

雨間が24時間以上続き、もしかしたらいい天気になるのかもしれない、とついつい期待しまっている南ドイツから、こんにちは。

エコだ何だと環境意識が高いとされるドイツでは、約10数年前流行り始めたコーヒーのテイクアウトが、今は定着しつつあります。
多くの大学生は、時間があればコーヒーを飲み歩いたり、晴れれば公園でのんびりしながら一杯引っかけたり(これまたコーヒー)、試験期間には1リットルの魔法瓶にコーヒーを忍ばせ大学図書館に入り浸り・・・とそんな具合なのですが、テュービンゲンには50軒以上もの喫茶店やコーヒー売り場があります。
依存症の人もしばしば見かけるほどで、「革命を起こしたかったら、コーヒーを禁じれば良い・・・」とまで言われています。

コーヒー・ショップで長年バイトをしているのですが、店内用マグカップやグラスの他に、テイクアウト用使い捨て紙コップ(フタはプラスチック、コップの内面にはコーティング)やプラスチック製のコップを使っています(一口で飲んでしまえるエスプレッソのテイクアウト・カップのフタは置いていません)。
テイクアウトの普及と共に、店を出たとたんにゴミ箱行きになってしまうコップが毎日大量のゴミとなり、問題になっています(統計ではドイツ全国で1時間毎、約32万カップがゴミに。テュービンゲンでは年間290万以上〈https://www.tuebingen.de/15750.html#16792〉)。

そこで、昨年から大学生のイニシアティヴ「tü-go」が先頭に立ち、ゴミ箱を2日間漁り集めた紙コップを使いデモをしたり、情報を発信し考えるきっかけを作ったりして、身近な日常で訴え始めています。

〈動画ニュース: http://www.dasding.de/tuebingen/Kaffeebecheraktion/-/id=601226/nid=601226/did=1106146/10m97w8/ 興味のある方はご覧になってみてください。  「tü-go」 HP: https://tuegoblog.wordpress.com/


「ゴミになる使い捨てカップ、マイ・カップで減らそうよ」と使い回しの出来るキープ・カップが提案され(約8€)、テュービンゲン大学のロゴ入りが売り出されています。
マイ・カップを持っていくと20セントの割引をしてくれる加盟店も増え、ゴミが減ることが期待されています。

それでも、陶器やガラスの何がテイクアウトに適していないのでしょうか?
・ 重たい、
・ 荷物になる、
・ 汚れたまま持ち歩かなくてはいけない

・・・理由としてはこんな所でしょうか?


再資源キープ・カップ、やっと始めました!
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ドイツでコーヒーと言えば、味よりもカフェインの効果や、喫茶店での「コーヒー時間」を楽しむことに重点が置かれているように感じます。
その喫茶店文化圏でテイクアウトの注文を受けると、ついつい「本当に紙コップにしますか?」と念を押してみたり、「こっちのほうがゆっくり出来ますよ・・・」と会話を押し付けてしまったり、お客さんに嫌な顔をされることもありますが、日々「小さな一人デモ」を実行しています。

デモと言えば、先日テレビで「デモをお祭りと間違えている・・・」、とSEALDsの行動を批判する若い人のコメントを聞きましたが、デモを楽しくやることの何が「間違え」なのでしょう?
デモをする人たちが、考えていること・感じていること・訴えたいことをお祭りをしながら形にしているからと言って、楽しんでいるからと言って、ハタからお祭りのように見えるからと言って、真剣なことには変わりはなく、デモにもいろいろな形があるのでお試しあれ、なんて思ってしまいました。


デモでも歌って・踊って・楽しく!
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投稿者:森さん  カテゴリー:
2016年6月30日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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南ドイツの小さな大学町テュービンゲンで「競争するより協同で」を教わりながら育つ。暮らしの中や旅路で出会う人たちの人生の多様性に魅了されています。

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