窓から見える青い空。この空がいつまでも続くように、いろいろ考えたいエコのこと。というわけで、エコ先進国と言われるドイツ、デンマークにお住まいのおふたりにも参加いただき、エコについてのよしなしごとを楽しく気軽に、でも真剣に語り合います。
今日もエコ日和

新しい年へ おめでとう



「新年、明けまして、おめでとう!」と言って、新鮮な心持ちで迎える日本の元旦が、なぜか今年は特別に懐かしく思いました。
デンマークの元旦の朝は、大晦日の晩のパーティと花火の騒ぎから、ひと夜開けただけで、いつもと変わらない日常の続き。住宅地は睡眠から目覚めず、静けさに早起きの鳥のさえずりだけが聞こえます。
「さあ、新年!2021年は昨年よりも良い年になりますように」と願っていても、年末からのロックダウンと規制を引きずったままの年越し。2020年の一年間に全世界が戦い続けた新型コロナウィルスは、消滅するどころか勢力を増すばかりで、元日から昨年と同じように「手洗い、消毒、マスク」。
けれども、今年はカレンダーからお年玉。三が日が週末に重なって、日本のようなのんびりした正月になりました。

残念なことに天気は今ひとつ、すぐれません。空には灰色の厚い雲がどんよりと広がり、ときどき、冷たい粒が降ってきます。気温だけは冬らしく低くなったので、雨からみぞれになったり、地域によっては雪になったり。夜間に凍った池や沼の氷が、昼間も溶けずに残っています。


寒くなって氷が張って
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青空を待っても来ないので、仕方なく、気温が高めで雨の少ない日に、15kmのウォーキングに出ました。毎年夏にデンマークの衛兵隊のOB会は、国連や北大西洋条約機構の平和維持活動からの帰還兵の心身の負傷や後遺症への充分な治療やケアを援助する募金活動として、ウォーキング大会を催していて、我が家のデンマーク人は2年続けて参加しました。ところが2020年は新型コロナウィルスの影響で夏の大会は中止になり、その代わりに、希望登録者それぞれに12月25日から1月1日まででそれぞれの都合の良い日にそれぞれのルートを走ったり歩いたりして参加する、サイト上での大会を催しました。200名ほどの参加があったそうです。

私たちは自宅から森と自転車道をつないで歴史的な場所や地点をめぐるルートにしました。ところが、ときどき自転車で走っている道を地図上で測ったら15kmに届かず、少し足を伸ばすことになりました。

朝8時半出発。空が明るくなり始めたばかり。早朝の犬の散歩に出た人たちと「おはよう」。風がないので寒くはないのだけれど、空気は湿っていて、森に入ると地面はぬかるんでいました。森の中で出口の方向を間違えて少しだけ遠回りしたけれど、大きな樫の木のある畑に出ると9時半。順調なスタートです。鉄道沿いの自転車道へと向かうと、少しだけ雨が降り始めました。


森を出て
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よく知っている自転車道ですが、しばらく来ていなかったら、元防衛本部の敷地は新しい住宅地域へと様変わり、散歩やランニング中の住民と思われる人々と笑顔であいさつ。雨は降ったり止んだり。駅にも学校にもテニスコートにもサッカー場にも人はいないけれど、私たちの歩く自転車道には朝の散歩中の家族、ランニングやサイクリングの人々。

鉄道にかかる橋を越えたら、広い森の反対側の自転車道まで。高台にある森に沿った道で、山の風景がありました。よく知っている場所なのに、視点が変わると、知らない風景に出会うのです。


山の風景
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昔の路面電車の鉄道をたどる自転車道は、野原を横切り、森を抜け、緑の快い通路として評判です。私たちの住む街まで続く小道の入り口に到着すると、最終ステージを前に、サンドイッチと温かい紅茶の休憩をしました。りんご園と馬小屋の穏やかな風景があり、低地に流れる小川を包むように林が続く、住宅に囲まれた小さな自然のポケットで、以前に自転車で来た時にも休憩をした場所です。

紅茶で温まったら出発。ここから沼地や森を通って我が家まで5.5km。道は舗装されていないのに、いくつものサイクリストのグループに出会いました。ベルギーやオランダで盛んな「クロス」という自転車種目を試みるサイクリストがデンマークでも増えているのです。森や沼地のぬかるみを走ってきたマウンテンバイクやクロスサイクルのサイクリストも自転車も泥だらけ。

散歩に来た家族にもたくさん出会いました。ぬかるみに足を取られないように気をつけながら「良い年を」とあいさつ。森では狭い路を昇ったり降りたり。15kmを完歩して自宅に到着すると、出発から4時間が経過していました。そして、私たちのゴールを待っていたように、雨が降り始めました。


新年は光とともに
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東国から3人の賢者がベツレヘムで生まれた幼子イエスに会いに来た公現祭の日を過ぎたら、太陽の光が戻って、明るい時間が長くなりました。新型コロナウィルスの変異種の感染抑制のために社会閉鎖は続いているけれど、空が明るいと心が軽く感じます。


雪になりました
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ところが、1月6日から集会は5人まで、人との間隔は2mと規制が厳しくなったのです。新年早々、今一度の辛抱で心が暗くなるところ、朝から雪になりました。子供達は積もるまで待ちきれずに、冷たい白い柔らかい感触を楽しんで。

雪の感触
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2021年が良い年になりますように。

冬景色
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投稿者:福田さん  カテゴリー:
2021年1月 7日


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2011年夏から協会に参加。省エネ担当。技術開発出身で戸惑うことが多く、右往左往しています。ミステリー、オーディオとペットとの散歩が趣味。

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