Tokyo MidTown Project
建築仕上学会主催の見学会に参加して、六本木の防衛庁跡地で建設中の「東京ミッドタウンプロジェクト」建設現場に行ってきました。プロジェクトの計画面積は約10万㎡、54階建の高層棟を核にして、オフィス、ホテル、住宅、美術館、レストランやショップなどの商業施設、公園が集まるかなり大きなプロジェクトです。もともとあった緑地も上手に生かした再開発で計画面積の約40%が緑地として整備され、「東京の中心部にありながらも自然に囲まれた街区の創造」というのが一つのコンセプトになっています。既にほとんど外部が完成した建物の姿は、六本木の交差点からも見ることができます。

建設会社の方から一通りの説明を受けたあと、エレベーターに乗ってまず高層棟の42階に上がりました。雨混じりの曇天でしたが、窓からは東京湾を背にした東京タワーをはじめ、皇居、新宿新都心など東京の街全体が360度見渡せ、すぐ側には高さを競うようにして六本木ヒルズタワーがそびえています。3,000㎡以上あるフロアは、一区画500㎡単位で賃貸することを想定した柱のない広々とした空間です。


プロジェクトの5つの建物に囲まれるように作られた空間には、「六本木」の地名を表しているという高さ25mの6本の樹木のような柱に支えられた、巨大な白いガラスのキャノピー(屋根)があります。下に立って見上げるとその大きさに圧倒されそうになりました。

小さなキッチンがあり、シンプルな内装仕上げの住宅棟にも入ってみました。ここは帰国を控えた外国人の家族が出国までの間、一時的に滞在するためのサービスアパートメントとなるとのこと。一戸40㎡程度で家賃は60万円/月程度だそうです。
東京ミッドタウンのグランド・オープニングは来年の3月末ですが、3年近いプロジェクト建設もいよいよ追い込みに入り、今は全体で5千人もの人が作業に従事しているとのことです。来年の今ごろには「ヒルズ族」ならぬ「ミッドタウン族」があらわれるのでしょうか・・・
それでエコガラスは使われているのかって? はい、残念ながら窓ガラスは殆どが海外製品でしたが、エントランス付近の低層棟の1階部分には、しっかりと大きなエコガラスが使われていました。
