満開になった桜を堪能した一日
先週末、首都圏は桜の花があちらこちらで満開になりました。

桜の花は咲く時には一斉に花を開きます。でもその美しさを長く披露することはなく、散る時にはあっという間に、花びらを吹雪のように散らしながら一斉に消えてしまいます。その有様は、古来日本人が美徳としてきた「潔さ」をあらわすということで、日本の象徴を表す花と言われていますが、最近の日本人はどうでしょうか…。
満開になった桜が散ってしまわないうちにということで、場所を変え3か所で見てきました。まず午前中は目黒区の自由が丘にある遊歩道です。

午前中の澄んだ陽光に照らされた桜並木は美しく、まだ人も多くない通りのベンチは空席もありましたが、午後にはいっぱいになることでしょう。

小さな女子がビニール袋を片手に、落ちた桜の花びらを楽しそうに拾い集めていました。お父さんに「あんまり遠くにいってはだめだよ」と言われても、夢中になっている姿がとても可愛らしいです。


午後はポメラニアンのまりんを連れて、都内有数の桜の名所、井の頭公園に行ってみました。公園の池に映える桜は何度見ても美しいです。

明るいうちから園内は花見客でいっぱい、特にまわり全体を他のグループに囲まれない池の周囲の場所は人気が高いようです。

公園中ほどの池を横断する橋の上は絶好のお花見ポイントで、入れ替り立ち替り、大勢の人が立ち止まって写真を撮っていました。

ここからは、池の左右の岸からせり出すように枝を出している桜を、一望に眺めることができるからです。


公園内では外国人のグループをいくつも見かけましたが、日本人のように敷物を敷いて地面に座るのではなく、立ったままワインなどを飲みながら楽しんでいました。花見のやりかたにも、なんとなく生活習慣の違いを感じます。日が傾きはじめて街灯が灯るころになってくると、公園内はいよいよ人がいっぱいという感じで、まりんを連れていては歩くこともできないくらいになりました。

そこで公園を離れていつものカフェで一休み。去年買った桜の模様のついた服を着せていたので、「かわいい!」と注目され相手にされたりしてまんざらでもなさそうでしたが、もっと歩きたかったようで、声をかけてもなかなかカメラのほうを向いてくれません。

やっとこっちを向いてくれた瞬間ですが、やっぱりなんだか不満そう。

最後は神田川沿いの遊歩道の夜桜です。ここの桜は昼間には電車の窓からよく見えるので、その美しさに思わず途中下車をする人もたくさんいるそうです。地元商店街が毎年この時期には提灯で電飾をしてくれます。

この時期は日が暮れるとまだ寒いですね。まりんもそろそろお散歩は十分な様子なので、街灯に照らされた桜を見上げながら帰りました。

