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「無理なく、知らぬ間に」がスマート!

7月に入り、梅雨シーズンもそろそろ折り返しでしょうか。外出の予定が立てられず、週末も自宅で過ごすことが多かった梅雨の前半ですが、それほど退屈はしませんでした。プロ野球やJリーグ、競泳やバレーボールなど、テレビ観戦を楽しめるスポーツがたくさんあったからです。

普段はなかなか気付きませんが、実は、スポーツの試合でも照明などで多くのエネルギーが消費され、CO2が排出されているのだそうです。日本野球機構の取り組み「Green Baseball Project(試合時間マイナス6%)」を先日初めて知り、そのことに気付きました。

このプロジェクトは、過去10年間のセ・パ公式戦の平均試合時間〈3時間18分〉を、6%(12分)短縮し、電力消費量を減らすことでCO2排出量を削減しよう、というものです。具体的な施策としては、攻守交代や投手交代にかける時間を制限したり、打者が打席でいたずらに時間を使うことを禁じたりしているとのこと。

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6月30日現在、426試合の平均試合時間は、3時間9分。目標の3時間6分まであとわずかです。シーズン全体として目標を達成できれば、約209トンものCO2が削減できるそうです。試合数はまだ半分以上残っていますから、期待できそうですね。

この取り組みの良いところは、「無理なくできること」を実践している点、「観客の知らぬ間に」時間を短縮できている点だと思います。選手や運営サイドは慣れるまで多少苦労したかもしれませんが、決して無理をしているようには見えませんし、観客も、本来見られるものをカットされているわけではないでしょう。

現実的な目標を立て、できることを確実に実践し、結果を出す。CO2排出量の削減という、見た目に実感しにくい課題に取り組むからこそ、単なる理想論ではなく、確実に達成できる施策を実行することが大切なのではないでしょうか。

家庭での取り組みも同じことで、現実にできることを一つひとつ確実に行っていきたいものです。中でも、エコガラスを使うことは、まさに「無理なく」「知らぬ間に」できる地球環境への貢献です。初期費用はかかりますが、取り付けた日から確実に省エネ効果を発揮します。

いずれ、わたしたち一人ひとりが、「無理をして」CO2排出量削減に取り組まなければならないときが来るかもしれません。今、スマートな実践者になることは、将来への対応力を養うことにもなると思うのです。


 

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