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能登島ガラス美術館(その2)


先週、能登島ガラス美術館を訪ねました。能登半島の先端近くにある能登空港からレンタカーを借りて一路、能登島ガラス美術館へ。ナビを見ると私の苗字が地名であるではないですか。急遽進路を変更しやっと車一台が通れるような能登半島の山越えの道へ。

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山間のひなびた村落の立派な住宅の木組みに感心していると、不審そうな視線を感じて、庭先で作業中のご夫婦にご挨拶しました。「苗字が同じなもので・・・、この当りは地名だけでなく、名前も多いのでしょうか?」、「いや、ひとりもいねえーな」とそっけない返事でした。「それだけで来たのか?」とあきれた表情でした。なんともテレビ番組「田舎に泊まろう」状態になってしまいました。

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やっと山道を抜けると、波静かな七尾湾に沿った道に出ました。時計を見るとちょうどお昼時です。道沿いに今度はオシャレな食事処を発見しました。湾を見渡す素晴らしいロケーションの中で海鮮丼を注文。

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新鮮な魚を美しく盛ったセンスあふれる一品でした。まるでグルメ番組のレポーターになったようです。

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つり橋を渡り、この地方の特有の黒い釉薬がかかった瓦の家並みを横目に見ながら、約束の1時に美術館に到着しました。さすが鬼才・毛綱毅曠氏(もづな・きこう/故人)設計の奇怪な建物です。

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館内は視覚の錯覚を利用した設計が随所に見られ、実際よりも遠近感を強調した展示室が印象的でした。当協会も協力した展示や企画展の正木友梨先生の作品等を学芸員の今井さんに丁寧に説明して頂きながら、館内を一周しました。

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なぜこの地にガラスにちなんだ美術館があるのか、という質問にもともとガラス工芸があった土地というわけではなく、能登島というロケーションがベネチアのムラーノ島に似ているので何か観光資源として、そういう発想が起こったそうです。

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あっという間に時間が過ぎ、お礼もそこそこに次の目的地・金沢へ向かいました。高速道路用に自分のETCカードを用意したのですが、北陸では使えませんよ、とレンタカー屋さんに笑われてしまいました。

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すると、北陸高速道を走ってゆくと、「千里(ちり)浜なぎさドライブウエイ」の文字が。高速を途中下車して、早速浜辺に乗り入れると誰も走っていませんが、ひろびろとした日本海を右手に眺めながら約8kmの砂浜ドライブを楽しみました。もう少しで次の目的地・金沢(仕事)です。



 

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